Win-win Approachは環境と経済の両立をめざしているが, これまで環境に対する方策が充分ではなかった。環境だけが特別扱いされていたが, 日常の業務のなかで当然の如く取り扱われるプロセスが必要である。そのためには従来のERPと連携したそれも環境を基幹としたダータベースやシステム運用の構築が不可欠である。今回はこれら環境システムのためのCore Engineの開発を試みたその概要の報告である。とりわけ環境問題を解くためのMRPを開発し, その実証実験を行った部分を中心に報告する。また, これらを中核にしたパッケージ (環境経営支援システムFGeeMS Version 2.0
富士電機
IT
ソリューション
(株) から販売) を開発し, 現在モデルユーザで試行中である。
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