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クエリ検索: "愛媛県立松山盲学校"
14件中 1-14の結果を表示しています
  • *和田 浩一
    日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
    2006年 7 巻 LIV
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/05/09
    会議録・要旨集 フリー
     めざましい情報通信技術の進歩によって社会全体の情報化が進展し、今日ではインターネットを通じて広く情報のやりとりがなされるようになった。視覚障害者の情報環境も大きく変化してきた。現在では社会の情報化によって、パソコンで読み書き可能なデジタル化された文字による情報の共有が可能となり、視覚障害による読み書きの課題が、情報機器を利用することで、ある程度解決できるようになってきた。情報ネットワークを活用した電子メールによる情報交換やホームページによる情報検索及び情報発信、オンラインによる商取引やホームバンキングなど、インターネットの活用が、視覚障害者の生活の利便性やQOL向上において重要となっている。
     このように視覚障害者にとって情報機器を活用することは、視覚障害による情報アクセスの困難さを解消する手段として有効である。視覚障害のため、神媒体による光学的文字が読み書きできないという情報障害は、デジタル文字へのアクセスが可能かどうかで決まると言っても過言ではない。視覚障害者が情報の読み書きをするためには、パソコンの操作を習得することが重要であり、そのためのパソコン講習会が各地で開催されるようになっている。しかし、その地域や回数はまだまだ限られており十分ではない。また、音声ユーザに対する指導が適切に能率よくできているとはいえない現状もある。音声ユーザを指導するための専門性の向上と学習者の理解力や学習ペースに応じた指導を行うことが必要と感じている。
     そこで、本講演では、音声ユーザが、キーボード操作によりWindowsを画面読み上げソフトを利用して、能率よく操作するために必要な条件やテクニックについて、自作したパソコン学習ソフトウェアを用いた実践を通して考えてみたい。
  • キーボードによるWindowsの基本操作を中心に
    *和田 浩一
    日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
    2005年 6 巻 P_III_
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/07/18
    会議録・要旨集 フリー
    視覚障害のために画面の情報を視覚によって確認できないパソコンユーザは、画面読み上げソフトで画面情報を音声で確認しながら、キーボードによる操作を中心にパソコンを利用している。このような音声ユーザのパソコン操作においては、キーボードのタッチテクニックが重要であり、反射的に指が動くようにするために繰り返して練習することが必要である。また、音声読み上げによる操作では、Windowsの基本操作に必要な概念を身に付けることに困難を感じる初心者も多い。そこで、学習者のペースで繰り返し練習して、キーボードによるWindowsの基本操作を徹底して学習できる音声ユーザのためのパソコン用学習ソフトウェアを開発したので紹介する。
  • 掲示板システムを使った保護者・教師・寄宿舎指導員の情報共有による教育サービスの向上
    *高橋 信行, 松友 博史, 村上 博, 大西 キミ, 鎌村 千秋, 小田 由美, 佐々木 美津代, 中田 ひとみ, 黒田 かつ子, 松田 美代子, 井上 たかみ, 井川 剛, 井川 緑, 和田 浩一
    日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
    2005年 6 巻 O_IV_
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/07/18
    会議録・要旨集 フリー
    視覚障害と知的障害を併せ持つ盲学校の生徒について、1 保護者、2 教師、3 寄宿舎指導員がインターネットの掲示板システムを利用し生徒に関する情報を共有しようという取り組みをおこなった。我々は、これを「電子連絡帳」と呼んでいる。電子連絡帳により保護者、教師、寄宿舎指導員の連携が強化され、保護者に対するアカウンタビリティーの向上や生徒に対する教育サービスの向上が期待できると考えている。電子連絡帳の仕組みや実施方法、利点、今後改善すべき点などについて報告する。
  • *大財 誠, 氏間 和仁, 和田 浩一
    日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
    2005年 6 巻 O_III_
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/07/18
    会議録・要旨集 フリー
     視覚を用いて画面を確認できない視覚障害児・者は画面読み上げソフトを利用することでパソコンの利用が可能である(「音声ユーザ」とする)。音声ユーザは、マウスを利用しないで、主としてキーボードによる入力操作と、画面のテキスト情報を読み上げさせることでパソコンを利用している。視覚を中心に開発されたユーザ・インタフェースの利用は困難である。そのため、一般に利用されている学習教材や操作マニュアルをそのまま利用することは難しい。また、音声ユーザに対するパソコンの指導法や教材・教具は充実しているとは言い難い。そこで、音声ユーザのパソコン導入期の指導に焦点を当て、指導内容・方法の検討や教材・教具の開発を行い、これらの有効性及び課題を明らかにすることを目的として研究を行った。
     指導プログラムや3Dの触覚教材を開発する前に、音声ユーザを対象にした実態調査を行い、音声ユーザがパソコンを学習する上で困難を感じた点や、パソコンを学習する上で役立った教材などを調査した。それに基づいた「指導の系列」を検討し系統的なパソコン指導の骨子を作り、指導プログラムと触覚教材を作成に取り掛かった。平素の授業で利用し一定の効果がみられたことから、より客観的な評価を行うために協力者やパソコンボランティアの協力を得て、チェックリストを併用した指導プログラムと3D教材による指導を行った。その結果、指導プログラムと触覚教材を併せた指導により確実に一人で行える項目が増えた。到達度の把握や指導展開がしやすいことなどが、本指導プログラムの有効性として挙げられるが、より適切な教材の検討などが今後の課題である。
  • *和田 浩一
    視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集
    2009年 18 巻 P-31
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/11/06
    会議録・要旨集 フリー
     画面読み上げソフトを使用してパソコンを操作している視覚障害者の多くがタッチタイピングをマスターしてパソコンを操作している。ほとんどの場合、qwerty配列のキーボードを使用して、両手を使ったタイピングを行っている。視覚障害者は文字入力だけでなく、編集操作や様々なアプリケーションソフトの機能をキーボードの操作で行っている。  ところが、脳血管障害の後遺症など、上肢の運動機能が低下して、片手のみしか使えなくなった場合には、片手によるキーボードの入力をしなければならない。文字入力の速度や操作が困難となり、大きな不便を感じることとなる。  そこで、この問題を解決するための方法を検討した。片手で能率の良い操作をするためには、手の移動と正確な定位が重要である。定位を容易にするための触知マークの貼付やキーの配置の変更、組合せキーの設定によって、正確でスムーズな文字入力及びパソコン操作ができたので報告する。
  • *氏間 和仁, 和田 浩一, 小田 浩一
    日本ロービジョン学会学術総会プログラム・抄録集
    2005年 6 巻 P_III_
    発行日: 2005年
    公開日: 2007/07/18
    会議録・要旨集 フリー

    【目的】現在,e-Learningが普及し、企業教育、小中高教育では理解を促す効果のあるアニメーション教材の利用が進んでいる。鍼灸教育で、この分野の開発は黎明期といえる。そこで、鍼灸教育の導入段階の基礎医学のアニメーション教材の作成と評価を行った。
    【方法】解剖・生理の分野から5つの単元を抽出し、Flashアニメーション教材を作成した。その際の要求仕様は、(1)見やすさの項目、(2)理解を促す項目、(3)操作性を向上する項目の3点を立てチームで開発した。
    【結果】要求仕様を満たす教材を作成し、サーバで公開した。仕様(1):文字の大きさはXGA解像度での実測結果、本文の高さは5.7cm、確認テストは3.2cmであった。コントラストはマイケルソンの法により算出し白、青,赤,黄,黒の各色で,背景が黒の場合99%、92%、97%であった。仕様(2)(3):図の単純化,アナウンス・効果音の挿入、マウス操作とキーボード操作の実現を行った。授業後、5件法アンケートにより調査し、「とても良い」、「良い」が大半であった。
    【考察】仕様(1)は文字の大きさ、コントラストは大半の弱視者をカバーできる結果であると考える。仕様(2)は、効果音や声によるガイドで実現され、アンケート結果から効果は支持される。仕様(3)はキーボードとマウスの操作を可能にし操作性の向上を図った。アンケート結果からも効果は支持される。仕様(1)から(3)は概ね充たされた結果である。
    【結語】基礎医学の5項目を要求仕様に沿って教材化し評価し良好な結果を得るに至った。今後、臨床医学、東洋医学,実技などでの開発も進めたい。また、多くの養成学校と連携した取組が望まれる。本研究は上月情報教育財団、科学研究補助金の援助を受けた。
  • 槇原 竜之輔, 松崎 貴之, 嶋元 遥, 高松 那奈, 須惠 耕二, 大渕 慶史
    工学教育研究講演会講演論文集
    2015年 2015 巻 2C03
    発行日: 2015年
    公開日: 2016/12/29
    会議録・要旨集 フリー
  • 高橋 信行, 立入 哉
    AUDIOLOGY JAPAN
    2021年 64 巻 3 号 228-235
    発行日: 2021/06/30
    公開日: 2021/07/16
    ジャーナル フリー

    要旨: 盲ろう者のうち, 60~70%は残存聴力を有している。本研究では1名の全盲難聴者に焦点を当て, 全盲に難聴が加わる上での移動や日常生活動作におけるオーディオロジーに関する困難さについて, 自由記述を得た。この結果, 単独歩行時, 介助歩行時, 日常生活動作時, 盲導犬利用時における音の課題と健聴全盲者との差別化の課題が挙げられた。この結果, 全盲難聴者が抱える補聴や,「音」に関する課題が明らかになった。

     全盲難聴者の補聴器の適用にあたっては, 器種の選定時から, ワイヤレス機能の使用希望を聞き, 日常生活上で残存聴力の活用が可能となる補聴器調整, 周波数特性, ラウドネスの測定結果に基づいた入出力特性, 指向性機能, 雑音抑制機能, 周波数圧縮変換機能など諸特性について微調整を行う必要があること, 全盲難聴者の補聴や生活支援にあたって, 適切な対応を行うことで, 全盲難聴者の QOL の向上を図ることができる可能性を示唆した。

  • *陶山 聡, 矢竹 結稀, 瀬山 華子, 平川 康平, 小林 牧子
    工学教育研究講演会講演論文集
    2021年 2021 巻 1A01
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/30
    会議録・要旨集 フリー
  • *氏間 和仁
    視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集
    2009年 18 巻 W1-1
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/11/06
    会議録・要旨集 フリー
     平成19年4月に特殊教育から特別支援教育へと大きく梶が切られ、地域の学校においても一人一人のニーズに応じた適切な指導及び必要な支援が行われるようになった。平成19年4月1日付 19文科初第125号 文部科学省初等中等教育局長の通知は、学校長のリーダーシップの下、校内体制を整え、コーディネータの指名、個別の教育支援計画及び指導計画の作成・活用、教員の専門性の向上を図ることを求めている。このような教育の枠組みの大転換が行われて2年が過ぎたわけだが、果たして地域の学校で学ぶ視覚障害の子ども達の教育環境はどのようになっているのか、また盲学校は地域の学校や教師・子ども・保護者に対してどのようにセンター的機能を発揮しているのか、まずは現状を確認することが肝心と考えられる。それぞれの立場で現状を出し合い、特別支援教育制度になってもたらされた影響を確認し、今後の進むべき道を参加者と共にし、ひいては本会の事業展開に示唆を与えられればと考え企画した。
    報告者と概要
     松友教諭(
    愛媛県立松山盲学校

     概要:地域の学校及び教員、そこに在籍する児童生徒及びその保護者に対する盲学校のセンター的機能としての支援はどのように展開されているのか、このような盲学校の支援が、地域で学ぶ子ども達の日常の学習環境にどのように貢献してきたのか、その成果及び課題について報告する。
     古賀教諭(福岡市立長尾小学校)
     概要:視覚障害のある子どもを受け入れる地域の学校として、学校の中での弱視教育はどのように展開されているのか、また盲学校等の機関との連携や校内での特別支援教育体制はどのように変化してきたのか、その現状及び課題について報告する。
  • *高橋 信行
    視覚障害リハビリテーション研究発表大会プログラム・抄録集
    2009年 18 巻 O1-4
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/11/06
    会議録・要旨集 フリー
    視覚障がい者がWebページにアクセスする際、 Webデザインがユーザビリティーにどのような影響を与えるかについての研究を行った。 Yahooのトップページに代表されるような一画面に沢山の要素を配置したデザインと、 全ての要素を左寄せで縦に配置したデザインの二つを用意し、 あらかじめ指定した要素にアクセスするまでの所要時間を計測した。 さらに使いやすさについてのアンケートを実施し、併せて解析を行った。 その結果、全盲者、ロービジョン、視覚に障害のない者のそれぞれにおいて、 webデザインがユーザビリティーに与える影響について ある程度の傾向が見られたので報告する。
  • 医用電子と生体工学
    2001年 39 巻 2 号 160-177
    発行日: 2001年
    公開日: 2011/10/14
    ジャーナル フリー
  • 一般講演
    全日本鍼灸学会雑誌
    1998年 48 巻 1 号 a47-a116
    発行日: 1998/03/01
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
  • 全日本鍼灸学会雑誌
    2005年 55 巻 3 号 a375-a484
    発行日: 2005/05/10
    公開日: 2011/03/18
    ジャーナル フリー
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