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クエリ検索: "斎藤雄大"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • *平澤 康寛, 菅谷 雄一, 齋藤 雄大, 杉田 愃
    電気関係学会東北支部連合大会講演論文集
    2006年 2006 巻 1I15
    発行日: 2006年
    公開日: 2007/02/05
    会議録・要旨集 フリー
  • 齋藤 雄大, 神先 秀人
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 P-KS-01-1
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    ステップ動作開始時,脚を踏み出すために下肢筋群の求心性収縮によるエネルギー産出(正の仕事)が必要となる。この仕事に関する所見は筋トルクや筋パワーの情報と共に,動作に対する貢献度や収縮形態の違い等の運動力学的因子を推察する上で貴重な知見を与えてくれる。前方ステップや側方ステップに関する運動力学的解析の報告は散見されるが,後方ステップに関する報告は殆ど見当たらない。本研究は,後方ステップ動作における動作開始時のエネルギー産出に焦点を当て,運動力学的特徴と状況の異なる場面での反応の違いによる差を検討することを目的とした。

    【方法】

    健常若年成人27名(年齢21±1歳)を対象とした。使用機器は三次元動作解析装置(VMS社:Plug-in Gait Full Body Model)と床反力計(Kistler社)とし,サンプリング周波数は200 Hz,1,000 Hzとした。

    課題動作は①安定性限界超過後のステップ動作(安定性限界),②振り子運動により体重の10%相当の外力を身体に加えた際のステップ動作(物体衝突),③自発的なステップ動作(自発)の3課題とした。静止立位から接地後の安定肢位に戻るまでの期間を測定し,その中でエネルギー産出に関与する運動力学因子(関節トルク,仕事量)は静止立位から接地直前までを解析対象とした。各関節の正の仕事量は正の関節パワーを積分して求め,体重で正規化した。時空間因子の影響をみるために,ステップ長や平均ステップ速度を求めた。

    各関節での正の仕事量に関する課題間の比較はFriedman検定,及びHolmの検定を用いた。有意水準は5%とした。

    【結果】

    ステップ長と平均ステップ速度は安定性限界と物体衝突が自発よりも有意に大きな値を示した。

    踏み出し脚では,股関節の正の仕事量(J/kg)は安定性限界0.14,物体衝突0.02,自発0.01であり,伸展トルクが働いた。膝関節はそれぞれ0.14,0.09,0.02であり屈曲トルクが働き,足関節では殆ど生じなかった。股関節や膝関節では安定性限界と物体衝突が自発より有意に大きな値を示した。

    支持脚では,股関節の正の仕事量は安定性限界0.08,物体衝突0.04,自発0.04であり,屈曲トルクが働き,足関節は自発以外殆ど生じなかった。全ての関節で安定性限界が物体衝突より有意に大きな値を示した。

    【結論】

    後方へ踏み出すためのエネルギー産出は,踏み出し脚膝関節屈曲筋群が全下肢の約50%,支持脚股関節屈曲筋群が約30%を占め,これらの筋群の求心性収縮が重要であると推察される。支持脚足関節の安定性限界や物体衝突において正の仕事量が殆ど生じなかった理由として,安定性限界ではステップ開始時の重心線が後方移動する事,物体衝突では衝突時の外的エネルギーをステップ動作へ利用する事が考えられる。また安定性限界で大きな値を示した理由としてステップ長や平均ステップ速度の影響が考えられる。

    本研究結果は,バランストレーニング等を行う際に有用な情報として使用可能と考えられる。

  • 齋藤 雄大, 神先 秀人
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-KS-13-4
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】ステップ動作の接地直後,下肢筋の遠心性収縮により身体運動が制動される。この際,遠心性収縮が生じた関節では負の仕事(エネルギー吸収)が生じる。この仕事に関する所見は筋トルクや筋パワーの情報と共に,各関節での筋の活動状況や衝撃吸収等を推測する上で貴重な知見を与えてくれる。前方ステップや側方ステップに関する報告は散見されるが,後方ステップに関する報告は見当たらない。本研究では,後方ステップ動作の接地直後のエネルギー吸収に焦点をあて,運動力学的特徴と状況の異なる場面での反応の違いによる差を検討することを目的とした。【方法】健常若年成人14名(年齢20.7±0.7歳)を対象とした。測定機器は三次元動作解析装置(VMS社:Plug-in Gait Full Body Model)と床反力計(Kistler社)を使用し,サンプリング周波数はそれぞれ200Hz,1000Hzとした。課題動作は①安定性限界到達後のステップ動作(リーチ),②振り子運動により体重の10%相当の外力を身体に加えた際のステップ動作(外乱),③自発的なステップ動作(自発)の3課題とした。静止立位から接地後の安定肢位に戻るまでの期間を測定し,その中でエネルギー吸収に関与する運動力学因子(関節トルク,仕事量)は接地直後1秒間を解析対象とした。各関節の負の仕事量は負の関節パワーを積分して求め,体重で正規化した。時空間因子の影響をみるために,踏み出し脚のステップ長を求めた。各関節での負の仕事量に関する課題間の比較は,反復測定分散分析及びFriedman検定を用い,有意水準は5%とした。【結果】平均ステップ長はリーチと外乱が自発よりも有意に大きな値を示した。踏み出し脚では,股関節の負の仕事量(J/kg)はリーチ0.15,外乱0.11,自発0.07であり,この期間は屈曲トルクが働いた。膝関節はそれぞれ0.09,0.06,0.04であり伸展トルクが働いた。足関節はそれぞれ0.23,0.23,0.07であり,底屈トルクが働いた。股関節や足関節ではリーチが自発より有意に大きな値を示し,また全ての課題では足関節が膝関節より有意に大きな値を示した。支持脚では,股関節の負の仕事量はそれぞれ0.07,0.05,0.03であり,この期間は主に伸展トルクが働いた。膝関節の負の仕事量はそれぞれ0.03,0.04,0.01で,足関節では殆ど生じなかった。股関節や膝関節ではリーチと外乱が自発より有意に大きな値を示し,またリーチや外乱では股関節が足関節より有意に大きな値を示した。【結論】本研究結果より,後方ステップのエネルギー吸収は主に踏み出し脚により行われ,その中でも足関節底屈筋群と股関節屈曲筋群が担うことが推察された。支持脚によるエネルギー吸収は量的には少ないが,その中では股関節伸展筋群による吸収が大きな値を示した。またリーチで大きな値を示した理由としてステップ長の影響が考えられた。本研究結果は,バランストレーニング等を行う際に,有用な情報として使用可能と考えられる。
  • 奥村 真一郎, 高橋 典嗣, 中村 良介, 伊藤 孝士, 吉川 真, 渡部 潤一, 柳沢 俊史, 阿部 新助, 布施 哲治
    日本惑星科学会誌遊星人
    2015年 24 巻 1 号 54-57
    発行日: 2015/03/25
    公開日: 2017/08/25
    ジャーナル フリー
  • 矢島 義昭, 松本 健, 石井 秀和, 斎藤 雄大, 吉田 沙也香, 佐藤 武敏, 見田 尊, 井戸谷 恵, 黒澤 功, 細内 康男
    人間ドック (Ningen Dock)
    2021年 36 巻 3 号 402-409
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/12/01
    ジャーナル フリー

     切除可能と考えられる病期の4例の膵鉤部がんが当院の人間ドックで検出された.膵鉤部の腫瘤は健診時の超音波検査(ultrasound: US)では検出できず,CA19-9の上昇より造影CTで検出された.男性3例,女性1例,年齢は53~64歳であった.健診時のCA19-9はそれぞれ165,66,111,43U/mLであった.腫瘍径はそれぞれ15,25,30,20mmであった.全例において腫瘍は上腸間膜静脈(superior mesenteric vein: SMV)に接しており,特に症例2,3においては180度以下ではあるが,広範に接していた.症例2,3はハイボリュームセンターではない施設に紹介されたが,SMV浸潤のために切除に至らなかった.一方,ハイボリュームセンターへ紹介された症例1,4に関しては術前補助化学療法が施行され,ypStage IIAであった.症例2ではmagnetic resonance cholangiopancreatography(MRCP)で膵尾部に分枝型膵管内乳頭粘液性腫瘍(intraductal papillary mucinous neoplasm: IPMN)が併存していた.症例3は健診より5ヵ月後に閉塞性黄疸となって受診したが,CA19-9は約5倍に上昇していた.症例4は1年前の健診時にCA19-9の上昇を指摘されていたが,受診しなかった.翌年の健診ではCA19-9は約30倍に上昇していた.複数の小さな分枝型IPMNがMRCPで指摘されたが,健診時のUSでは描出できなかった.今回提示した膵がんはCA19-9の測定なくしては診断できなかったので,人間ドックにおけるCA19-9測定の有用性が示された.

  • 編集部
    日本醸造協会誌
    2020年 115 巻 6 号 327-356
    発行日: 2020年
    公開日: 2024/02/23
    ジャーナル フリー

    本年はこれまでの漸減傾向からは変化して報告数が若干増加に転じた。国内の研究報告数は継続して減少傾向にある一方で,国外の研究報告数は,基盤的な研究も応用的な研究も満遍なく増加傾向にある。内容的にはここ何年かの傾向が継続しており,分析法も含めた安全安心に関する研究や減塩等の健康に関する研究と魚醤油等の醤油様調味料の研究開発が活発に報告されている。和食は現在も世界的に人気があり,この人気が醤油研究の回帰につながっているものと思われる。

  • 藤本 晋作, 河野 義樹, 佐藤 満弘
    設計工学
    2021年 56 巻 11 号 571-580
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/11/05
    [早期公開] 公開日: 2021/07/07
    ジャーナル フリー

    It is well known that the mechanical properties of human bones change with aging, accompanied with the geometrical changes. While structure model index (SMI) is often employed to quantitatively evaluate the bone shapes, it is impossible that changes in shapes of bodies with concave and convex faces are accurately distinguished. In this study, SMI was extended to solve the problem, and this extended version of SMI (ESMI) was adapted to vertebral body models, where the models were built based on young and old aged vertebrae. Uniaxial compressive deformations of the vertebral body models were also numerically simulated by finite element method, and the relationship between the shapes and stress concentration factors was organized by ESMI. The results showed that ESMI distinguish shape changes of vertebral bodies more accurately than SMI, and the ease of stress concentration depending on the diameter of narrow part in vertebral body was successfully evaluated by ESMI.

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