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クエリ検索: "日本健康運動看護学会"
6件中 1-6の結果を表示しています
  • 帖佐 悦男
    理学療法学Supplement
    2011年 2011.38.1 巻 K-015
    発行日: 2011/05/27
    公開日: 2018/03/08
    会議録・要旨集 フリー
  • 塩満 智子, 鶴田 来美
    日本健康医学会雑誌
    2015年 24 巻 3 号 252-253
    発行日: 2015/10/27
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー
  • 塩満 智子, 蒲原 真澄, 田邉 綾子, 長谷川 珠代, 鶴田 来美
    日本健康医学会雑誌
    2016年 25 巻 2 号 107-113
    発行日: 2016/07/31
    公開日: 2020/03/13
    ジャーナル フリー

    本研究では,ライフステージに応じた転倒予防対策を検討するために,壮年期・中年期の運動習慣と体力,転倒に対する意識の現状を明らかにすることを目的とした。

    ロコモ検診を受診した宮崎県内のA社に勤務する壮年期・中年期の者を対象に,質問紙調査と体力測定を実施した。調査内容は基本的特性,運動習慣,体力,転倒経験,転倒に対する意識とし,年代別に分析した。

    対象は30歳から59歳までの労働者68名(男性48名,女性20名),平均年齢±標準偏差は45.5±7.8歳であった。運動・スポーツを週3日以上する者は,30歳代17名中1名(5.9%),40歳代29名中6名(21.4%),50歳代22名中3名(13.6%)であった。1日あたりの運動・スポーツの実施時間についてみると,いずれの年代も「30分未満」の者が多かった。「1時間以上」の者は30歳代5名(29.4%),40歳代5名(17.9%),50歳代2名(10.0%)であった。体力について,30歳代は開眼片足立ちの評価が全員最高得点であった。50歳代の開眼片足立ちの評価は30歳代に比べて,有意に低かった。長座体前屈及び上体起こしは,いずれの年代も「普通」「やや劣っている」者が多かった。上体起こしは50歳代の評価が40歳代に比べて有意に低かった。1年以内の転倒経験者は30歳代1名(5.9%),40歳代2名(6.9%),50歳代2名(9.1%)であった。転倒する不安がある者はみられなかったが,体力に不安がある者は30歳代と40歳代に各2名いた。

    壮年期・中年期の運動習慣者は少ないことが示された。特に30歳代は運動頻度が少なかった。しかし,30歳代は1日の運動・スポーツ実施時間でみると1時間以上の者が多くみられたことから,頻度は少ないが,時間をかけて運動する傾向があることが示唆された。また,壮年期の体力については,バランス能力は優れているが筋持久力や柔軟性は低下している者がいること,中年期になるとバランス能力や筋持久力に差が出てくることが示唆された。壮年期・中年期の労働者は転倒への不安はなくても,体力への不安は感じていた。壮年期・中年期の転倒予防対策として,労働者の年代と生活スタイルに合わせて,姿勢を保持する力(筋持久力)の維持・向上や柔軟な身体づくりのために運動できる環境を整えていく必要がある。

  • 塩満 智子, 鶴田 来美
    日本健康医学会雑誌
    2018年 27 巻 2 号 118-124
    発行日: 2018/07/31
    公開日: 2019/03/30
    ジャーナル フリー

    本研究では,重心計測機器の労働者の健康管理や保健指導への活用を目指し,両足立位姿勢での左右バランスと体力,ロコモ度との関連を明らかにすることを目的とした。

    対象は宮崎県内のA社の労働者で,平成26年12月に実施したロコモ検診を受診した者とした。姿勢重心計測機器を用いて,立位姿勢での左右バランスと閉眼片足立ち時間を測定した。ロコモ検診では,問診,体力測定,ロコモ度テストを実施した。

    対象は27歳から63歳までの78名,平均年齢±標準偏差は46.3±9.4歳であった。性別は男性54名(69.2%),女性24名(30.8%)であった。膝や腰,股関節等の運動器に痛みがある者は23名(29.5%),1年以内に転倒した経験がある者は6名(7.7%)であった。ロコモ度については,「ロコモ度1」6名(7.7%),「ロコモ度2」1名(1.3%),「非該当」71名(91.0%)であった。

    体力測定において,長座体前屈は38名(48.6%),上体起こしは28名(37.9%),Timed Up and Goは8名(10.2%)が標準よりやや劣っていた。開眼片足立ち時間は標準より劣っている者はいなかった。左右バランスとロコモ検診との関連で,左右の足底部にかかる体重比の差(%)の絶対値である左右バランスが大きかったのは年代別で50歳代以上,転倒経験の有無では転倒経験ありの者でいずれも8%を超えていた。運動器の痛みの有無,転倒経験の有無,ロコモに該当するかどうかに関しては,有意差はみられなかったが,運動器の痛みなし,転倒経験あり,ロコモ非該当の群がそれぞれそうでない群に比べて,左右バランスが大きかった。左右バランスと体力との相関ではいずれも有意差がみられなかった。

    今回,20歳代後半から60歳代前半の労働者において,柔軟性,筋持久力の低下がみられた。姿勢重心計測機器で測定した立位姿勢での左右バランスと体力,ロコモ度との間に有意な関連はみられなかったが,左右バランスの差が大きい者の特徴として,50歳代以上であることや転倒経験があることが示された。また,ロコモ非該当,運動器の痛みはなく,移動能力に問題はなくても左右バランスの差が大きければ,将来の転倒リスクは高いことが示唆された。

    平衡性,筋持久力,柔軟性は,将来の転倒やロコモティブシンドローム予防のために必要な体力の指標である。ロコモや運動器の痛みがなく,移動能力に問題のない若い時期に,将来の転倒予防やロコモ予防の必要性を認識させるためには,姿勢を評価に加えることを検討する必要がある。労働者にはアンバランスな姿勢への気づきをきっかけに,生活を見つめ直すことの必要性を認識させ,日常生活の中で立っている時の姿勢や左右バランスを意識した身体づくりができるような保健指導が必要と考える。

  • 北澤 友美
    日本運動器看護学会誌
    2021年 16 巻 15-23
    発行日: 2021/02/28
    公開日: 2021/03/17
    ジャーナル フリー

    本研究は,大学生アスリートがスポーツ外傷・障害により手術を受け,競技復帰した適応過程を明らかにすることで,必要な看護支援について検討することを目的とし,大学生アスリートを対象に半構造化面接を行い,質的記述的に分析を行った.分析の結果11個のカテゴリーが導かれた.スポーツ外傷・障害により手術を受け競技復帰した大学生アスリートの適応過程は自覚症状と競技継続による葛藤と対処行動を繰り返す中で次第に手術の選択に至り,術後は身体症状を受け入れ,生活との調和を図りながら競技復帰を目指し,受傷経験を通して成長を遂げていく適応過程だった.すべてのプロセスにおいてアントラージュから支えを得る一方で忖度をしながら影響を受けていた.大学生アスリートは全人的苦痛を感じるが,それらを乗り越えることで全人的な成長を遂げる可能性を有していた.アントラージュの存在は期待の増進に繋がる一方で,混乱を招きかねない.看護職者には潜在的ニーズを察知するための関わりと大学生アスリートの持つ強みを強化する支援が求められる.

  • The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
    2023年 60 巻 Autumn 号 148-352
    発行日: 2023/10/16
    公開日: 2023/12/22
    ジャーナル 認証あり
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