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クエリ検索: "木村健作"
10件中 1-10の結果を表示しています
  • *木村 健作, 藤井 範久
    日本体育学会大会予稿集
    2016年 67 巻
    発行日: 2016年
    公開日: 2017/02/24
    会議録・要旨集 フリー

     足部内側縦アーチの低下は、歩行時や走行時における衝撃吸収機能の低下に関与している。先行研究では内側縦アーチ高は長距離走行後に低下するとされているが、距離の増加に伴いどのような変化が生じているのかは明らかになっていない。本研究では、長距離走行中の内側縦アーチ高の逐次変化の特徴を明らかにすることを目的とした。被験者はランニング習慣のある男性とした。試技は、電動式トレッドミルシステムの上で10kmの走行を行い、3次元動作分析装置を用いて1km毎における身体と足部の分析点を測定した。内側縦アーチ高の計測には、靴を履いた際の足部の拇指球、舟状骨、踵骨内側の位置に相当する靴の内壁に穴を空け、足部に直接マーカーを貼付した。さらにミッドソールに貼付したマーカーをもとに靴の仮想的な足底面を定義し、舟状骨から足底面へ下ろした垂線の長さを算出することで内側縦アーチ高とした。その結果、支持期における内側縦アーチの極小値が大きく減少するタイミングは被験者間で異なるが、走行距離の増加に伴い減少する傾向が見られた。以上の結果から、走行距離の増加により足部の衝撃吸収機能が徐々に低下していく可能性が示唆された。

  • *木村 健作, 藤井 範久
    日本体育学会大会予稿集
    2017年 68 巻
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/02/15
    会議録・要旨集 フリー

     足部内側縦アーチ高が過度に高いこと、低いことは下肢の障害につながりやすい。長距離走中の内側縦アーチ高の過度な変化を早期に発見することができれば、障害予防に繋がり得る。そこで、内側縦アーチの変形に関与する走行フォームの特徴を明らかにすることを目的とした。被験者はランニング習慣のある男性とした。試技は電動式トレッドミルシステム上にて10kmの長距離走を行わせ、その前後にforce plate上にて5mの平地走を行わせた。靴のアッパー部、カウンター部に穴を空けた靴を用いて、足部に直接貼付した5点と身体に貼付した46点の反射マーカーの3次元座標値および地面反力を、動作分析装置と地面反力計にて計測した。足部に直接貼付したマーカーを基に、足部の仮想的な足底面を定義した。舟状骨から足底面に下ろした垂線の長さを算出し、舟状骨高を算出した。第一中足骨頭から踵骨後面までの長さであるアーチ切頂足長で舟状骨高を除しアーチ高率を算出した。結果として、アーチ高率は支持期中盤に最小となり、ほぼ同時に足関節が最大背屈位を呈していた。走行フォームに着目し、アーチ高率の最小値の増減に関与する1km毎の体幹の動きと重心位置の変化について検討した。

  • 利き脚と非利き脚での検討
    木村 和樹, 木村 健作, 伊藤 晃洋, 飯島 進乃, 伊藤 将円, 島野 祐輔, 遠藤 佳章, 三浦 寛貴, 鈴木 悠, 柴原 京
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-KS-04-4
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに,目的】一般的に正常歩行とは左右対称的な動作の繰り返しとされ,臨床においても左右差に注目して歩行観察に重点がおかれている。そのため,脚長差の評価は重要である。しかし脚長差1.0cm未満では姿勢アライメントや歩行に影響がないと報告されている。利き手や利き脚の定義があるように人間の動作において優位に用いる四肢があるのが現状である。脚長差についても利き脚の影響について検討する必要がある。そこで本研究では,1.0cmの足底補高を行ない利き脚と非利き脚で歩行への影響を検討した。【方法】対象者は健常成人男性23名とした。年齢は21.3±2.7歳,身長は173.7±7.4cm,体重は65.9±10.6kg,BMIは21.7±2.2kg/m2であった。すべての対象者はボールを蹴る脚は右脚であり,右利き脚であった。脚長差の測定として背臥位にて左右の棘果長をメジャーにて測定した。3回測定してその中央値を代表値とした。歩行の条件は補高なし,右脚に1.0cmの補高,左脚に1.0 cmの補高の3条件とし,条件はランダムにて実施した。快適歩行速度にて10m歩行の計測として16mを歩行し,そのうち開始と終了3mを除いた10mを計測した。開始と終了ラインを超えて踵が接地した場所にマーキングし,歩行距離と時間を計測して歩行速度(cm/sec)を算出した。歩行距離と歩数から歩幅(cm)を算出した。統計処理として,脚長差については対応のあるt検定を行った。歩行については3条件を水準とした一元配置分散分析後,下位検定としてボンフェローニ法を用いた。なお有意水準は5%とした。統計ソフトはSPSS21.0J(IBM Japan Inc)を使用した。【結果】棘果長について右脚89.0±4.3cm,左脚89.0±4.4cmであり,有意な脚長差は認められなかった。歩行について補高なしでは速度149.7±13.5cm/sec,歩幅71.4±6.3 cmであった。右脚1.0cm補高では速度140.3±17.7cm/sec,歩幅70.0±6.5 cmであった。左脚1.0cm補高では速度139.4±17.0cm/sec,歩幅69.5±6.4 cmであった。速度と歩幅において有意な差が認められなかった。棘果長において脚長差は認められなかった。利き脚やなどの定義があるように,日常生活において左右脚の使用頻度が異なる。木村らによると健常成人でさえ歩行周期に左右差があると報告している。そのため,脚長差において利き脚の影響も検討する必要があった。本研究において,1.0cmの人為的な脚長差は歩行速度と歩幅に影響は無く,利き脚による差も認められなかった。健常成人であれば利き脚に関係なく,人為的脚長において歩幅を十分に確保でき歩行速度を保つことができたと考えられる。左右の下肢の役割は異なり,さらに棘果長の対称性を失うことで,左右の下肢へ非対称的にメカニカルストレスが加わっていくと考えられる。今後の課題として,歩行時の足底にかかる剪断力を計測し脚長差の影響を検討していく。
  • 橋本 健二
    バイオメカニズム学会誌
    2019年 43 巻 2 号 82
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/01
    ジャーナル フリー
  • 木村 健作, 藤井 範久
    バイオメカニズム学会誌
    2019年 43 巻 2 号 95-100
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/05/01
    ジャーナル フリー
    ヒトの足部が有するアーチ構造は,内側縦アーチ,横アーチ,そして外側縦アーチの3種類に分類される.その1つ である内側縦アーチの低下は,歩行時や走行時における衝撃緩衝機能の低下に関与している.本稿では,支持期中の内側縦アー チ高が最も小さくなる瞬間の走動作に着目し,長距離走における走行フォームと障害の関連性について解説する.
  • 廣瀬 雅史, 櫻井 敦, 木村 倫子, 佐藤 誠
    創傷
    2017年 8 巻 1 号 12-16
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/01/05
    ジャーナル フリー
  • 山田 雅治, 田村 仁孝, 布谷 陽子, 南 暢真, 藤 喜久雄
    日本歯科麻酔学会雑誌
    2020年 48 巻 3 号 114-116
    発行日: 2020/07/15
    公開日: 2020/07/15
    ジャーナル フリー

      Ankylosing spondylitis (AS) is a rare disease. Initially, patients with AS often feel pain in the lumbar and gluteal regions, and their movements gradually become limited. We report the anesthetic management of a 32-year-old male patient with ankylosing spondylitis. The patient has had a medical history of AS since the age of 30 years and had been receiving treatment with infliximab as an outpatient at the Department of Internal Medicine. The patient had difficulty tilting his neck backwards, and he had a restrictive ventilator impairment because of AS. During the operation, we extracted both third molar teeth of the lower jaw under general anesthesia using a laryngeal mask airway (LMA). After the operation, the patient's surgical wound became infected despite the long-term administration of antibiotics. During operations under general anesthesia for patients with AS, 3 important points should be considered : tracheal intubation, respiratory care, and the patient's posture. Tracheal intubation is often difficult to perform in patients with AS because of a rigid neck and temporomandibular joint. In such cases, the use of devices such as an LMA or video intubation system can simplify tracheal intubation. Regarding respiratory care, patients with AS sometimes have restrictive ventilator impairment. During general anesthesia for such patients, the anesthesiologist should pay close attention to the patient's respiratory condition. Finally, patients with AS often have limited mobility. It is important to confirm whether the patient can feasibly maintain the posture required for intubation and surgery prior to the start of general anesthesia and to ensure that the patient's head is held immobile during the operation.

      The presently reported patient developed an infection at the wound site. Thus, infection control in patients taking infliximab should be investigated further.

  • ブチルゴムとSRBのブレンドに関する研究
    古川 淳二, 山下 晋三, 箕島 保彦, 熊川 浩, 梅野 昌, 黄海 升美, 今野 義一, 司 雅博, 山中 慎之助, 丸岡 哲
    日本ゴム協会誌
    1965年 38 巻 3 号 166-171
    発行日: 1965/03/15
    公開日: 2009/10/16
    ジャーナル フリー
    ブチルゴムに天然ゴム, SBR, シス1.4ポリブタジエンなどをブレンドすると加硫物の物性が非常に低下する.この因子としては, ポリマー間の混和性と加硫速度の相異が考えられる.
    本研究は従来より不可能と考えられていたブチルゴムとSBRのブレンドにおいてプロモータや加硫剤を考慮することによって共加硫が充分行なわれ, 両者ゴムブレンド体の加硫物の物性を向上させることの可能性について検討した.
    ブチルゴムとSBRの混合系においてイオウ-加硫促進剤配合と樹脂加硫系特殊配合 (プロモータとして作用する塩化パラフィンを使用) との比較を行なった結果, 前者は加硫ゴムに気泡を生じ物性がいちじるしく低下するが樹脂加硫系特殊配合架橋物はプロモータおよび加硫剤を適当にえらぶことによりブレンド架橋ゴムの物理特性は逆に向上し, 両者ゴムのブレンドが可能であることを見いだした.
    プロモータとしては塩化パラフィンの効果が大きく耐熱性, 定圧縮ひずみおよび耐油性が特に良好であった.
  • 内匠 薫, 紺家 千津子, 遠藤 瑞穂, 松井 優子, 平松 知子
    日本創傷・オストミー・失禁管理学会誌
    2021年 25 巻 1 号 37-45
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/03/31
    ジャーナル フリー
     本研究では療養病床を有する一般病院のスキン-テア(以下、テア)の有病率、推定発生率ならびに保有者の実態を調査した。
     A 県内の療養病床を有する一般病院において、調査日は任意に設定した1 日とした。テアの知識のある施設の調査担当者がテアを同定し、施設とテア保有者の情報を調査用紙に記入した。分析は、病床区分別、皮膚・排泄ケア認定看護師(以下、WOCN)在職の有無別で行った。
     9施設より調査協力が得られ、全患者数は1,626名、一般病床390名、療養病床1,236名であった。テア保有者は16名で、有病率は0.98%であった。自施設内発生者は一般病床3名と療養病床10名の計13名で、推定発生率は0.80%であった。自施設内発生者はWOCN の在職施設は632 名中2 名、不在施設は994 名中11 名と、発生者はWOCN 在職施設のほうが少ない傾向を認めた(p = 0.081)。テアの発生場面は、WOCN 在職施設では患者自身の行動のみであったが、不在施設では患者自身の行動以外に医療者のケアがあった。
     テアの予防ケアに精通したWOCNが在職することは、発生低減に貢献する可能性が示唆された。
  • 野々村 秀明, 日下 淳子, 新保 慶輔, 木村 健作
    創傷
    2012年 3 巻 3 号 149-153
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/01
    ジャーナル フリー
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