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クエリ検索: "木防已湯"
62件中 1-20の結果を表示しています
  • 並木 隆雄, 白 長喜, 沢登 徹
    臨床薬理
    2003年 34 巻 1 号 147S-148S
    発行日: 2003/01/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 西田 清一郎, 佐藤 広康
    日本薬理学雑誌
    2008年 132 巻 5 号 280-284
    発行日: 2008年
    公開日: 2008/11/14
    ジャーナル フリー
    漢方薬を用いた診療はすでに広い領域に応用され,そのエビデンスも少しずつ構築されつつあるが,循環器領域における漢方薬応用に関する研究の発展は今後一層必要とされる.漢方薬,および生薬のもつ血流改善作用は末梢の冷えやむくみなどの改善に応用されてきたが,これまで一般治療薬(西洋薬)による治療が中心であった高血圧や慢性心不全のような疾患にも応用できる可能性が判明してきた.高血圧に関しては,釣藤散(ちょうとうさん),黄連解毒湯(おうれんげどくとう)の臨床報告がなされている.慢性心不全では,
    木防已湯
    (もくぼういとう)によって慢性心不全を改善する可能性が示唆されている.
    木防已湯
    の薬理作用を基礎医学的に検討した結果,
    木防已湯
    は心筋に対して抗不整脈作用をもち,
    木防已湯
    の含有生薬成分であるシノメニンは心筋保護作用を表わすことが解明された.
    木防已湯
    は血管緊張を調整する作用があり,投与前の血管緊張の度合いによって収縮作用か,弛緩作用を示す.
    木防已湯
    の作用は血管内皮依存性と平滑筋の弛緩作用機序に起因しており非常に複雑である.
    木防已湯
    の血管弛緩作用と,含有成分であるシノメニンの弛緩作用を比較すると,シノメニンは老齢ラットに対して弛緩作用が減弱するが,
    木防已湯
    は老齢ラットでもその弛緩作用を保持していた.その詳細な機序は今後の検討が必要であるが,
    木防已湯
    に含有する複数の生薬成分による複雑な相互作用の結果,
    木防已湯
    は薬理作用の加齢変化を受けにくくなっていると推測された.我々の臨床医学的検討では例数は少ないが,高齢者の慢性心不全を改善し肺動脈圧を低下させることを明らかにした.漢方薬は他の西洋薬のようなコントロールを設定した二重盲検法試験の実施が難しい薬物であるため,臨床的エビデンスの構築は遅れているが,基礎医学的な研究とともに今後は臨床データが積み重ねられEBMがさらに蓄積されることが期待される.
  • 並木 隆雄, 沢登 徹
    臨床薬理
    2004年 35 巻 1 号 123S
    発行日: 2004/01/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 並木 隆雄, 白 長喜, 沢登 徹
    臨床薬理
    2002年 33 巻 1 号 63S-64S
    発行日: 2002/01/31
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 佐藤 廣康, 西田 清一郎
    日本薬理学雑誌
    2015年 146 巻 3 号 126-129
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/09/10
    ジャーナル フリー
    シノメニンは漢方生薬,防已の主要含有フィトケミカルである.シノメニンの主たる心循環作用は血管弛緩作用であり,血管内皮依存性と血管平滑筋への複雑な作用機序に起因している.
    木防已湯
    と防已含有シノメニン単独の血管弛緩作用を比較すると,シノメニンは老齢ラットに対して弛緩作用が減弱するが,
    木防已湯
    は老齢ラットでもその弛緩作用を保持した.したがって,
    木防已湯
    に含有する多数の生薬成分,含有フィトケミカルによる複雑な相互作用によって,
    木防已湯
    は薬理作用の加齢変化を受けにくくなっていると推測された.一方,シノメニンは心室筋膜イオンチャネルにも作用し,抗不整脈作用を示し,心筋保護作用を表すことが解明された.よって,
    木防已湯
    エキス剤によって循環器疾患を改善する可能性が示唆された.すでに漢方薬を用いた診療は広い領域に応用されており,そのエビデンスも少しずつ構築されつつあるが,循環器領域における漢方薬,
    木防已湯
    の臨床適用に関する研究の発展は,今後一層期待される.
  • 動物の循環器
    1997年 30 巻 1 号 34
    発行日: 1997年
    公開日: 2009/12/07
    ジャーナル フリー
  • 福田 功, 中田 英之, 草鹿砥 宗隆, 小菅 孝明
    日本東洋医学雑誌
    2020年 71 巻 4 号 352-361
    発行日: 2020年
    公開日: 2022/03/11
    ジャーナル フリー

    木防已湯
    は木防已,石膏,桂枝,人参の4味で構成される即効性が期待される方剤である。出典の金匱要略を現代的に解釈すると肺水腫に適応があり,発症早期に投薬すれば挿管管理を回避でき患者のQOL を向上できる可能性がある。

    今回産褥期発症の肺水腫症例において

    木防已湯
    により挿管を回避し得た10症例を経験した。

    全例呼吸困難を訴え,湿性ラ音を聴取,胸部X線では肺野の透過性低下と肺血管陰影の増強,心胸郭比の増大,肋骨横隔膜角鈍化,さらに漢方医学的に心下痞鞕と下肢,足背の浮腫所見から肺水腫と診断した。診断後

    木防已湯
    を投与し,6例でNRS(numerical rating scale)で7→4,心胸郭比は60→40%と減少し,肺野所見,ラ音,肋骨横隔膜角も改善した。
    木防已湯
    加猪苓湯,
    木防已湯
    加猪苓湯加調胃承気湯を投与した3例も同様に改善した。
    木防已湯
    とその加味方は産褥期肺水腫の呼吸管理に有用と考えられた。

  • 井上 博喜, 牧 俊允, 後藤 雄輔, 吉永 亮, 矢野 博美, 田原 英一
    日本東洋医学雑誌
    2021年 72 巻 2 号 166-170
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/07/29
    ジャーナル フリー

    木防已湯
    は慢性心不全による呼吸困難や浮腫に使用されることが多い。今回,心下痞堅を目標に
    木防已湯
    を処方し有効であった2症例を経験した。症例1は28歳女性。12年前から時々心窩部痛を認めていたが,当科初診の2ヵ月前に増悪した。検査を施行されたが心窩部痛の原因は分からず機能性胃腸症と診断された。当科に紹介後,種々の漢方方剤で加療を行ったが,症状の改善に乏しかった。症例2は74歳男性。過活動膀胱と通年性アレルギー性鼻炎に対して,八味地黄丸や小青竜湯などを処方し小康を保っていたが,2ヵ月後急に症状が悪化した。2症例とも心下痞堅を目標に
    木防已湯
    に転方したところ症状が軽快した。
    木防已湯
    は心下痞堅を目標にすると幅広い症例に使用できると思われた。

  • 江崎 裕敬, 井口 貴文, 谷脇 正哲, 山本 裕貞, 土井 宏, 三宅 隆之, 桜田 真己
    日本東洋医学雑誌
    2016年 67 巻 2 号 169-177
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/08/18
    ジャーナル フリー
    心不全に対する西洋医学的治療は飛躍的に進歩しているが,西洋薬と機械的補助を用いても治療に難渋する症例は未だ存在する。このような重症難治性心不全患者に対して推奨されている標準治療に加え漢方薬を用いることで病態の改善が得られるかは判然としていない。そこで当院にて過去2年間に
    木防已湯
    を用いた重症難治性心不全患者を後ろ向きに検討した。研究期間は2013年4月から2015年4月とし,この期間に
    木防已湯
    が投与された患者12人の自覚症状の変化,血清 BNP 濃度,左室駆出率などについて後ろ向きに検討した。投与前後で血清 BNP 濃度は796.8 ± 830.8 g/ml から215.6 ± 85.5 pg/ml(p < 0.01)へ減少し,全例において自覚症状の改善を認めた。左室駆出率含め他のパラメーターに関しては有意差を認めなかった。西洋医学的対処が限界に達した患者において
    木防已湯
    の投与は有用である可能性が示唆された。
  • 小山 秀一, 竹村 直行, 本好 茂一
    動物の循環器
    1996年 29 巻 2 号 59-78
    発行日: 1996年
    公開日: 2009/09/17
    ジャーナル フリー
    犬の慢性心不全(僧帽弁閉鎖不全症,フィラリア症および拡張型心筋症)に対するTKD-36(
    木防已湯
    )の有効性,安全性,有用性および至適投与量を検討するため多施設共同の臨床試験を実施した。TKD-36(75,150および300mg/kg/day)とプラセは,1日2回に分け,4週間経口投与した。その結果,TKD-36の150および300mg/kg/dayは,慢性心不全と診断された犬の臨床所見,身体所見,心不全重症度および胸部X線像をプラセボ群と比較して有意に改善あるいは軽快させたが,75mg/kg/day群では有意な差が認められなかった。安全度については,いずれの投与群においても重篤な副作用を認めず,TKD-36の高い安全性が確認された。
    また,TKD-36各投与群間の改善度,安全度および有用度を比較した結果,TKD-36の至適投与量は150ないし300mg/kg/dayと考えられた。
    以上の結果から,TKD-36は犬の慢性心不全に対して有効かつ安全な薬剤であると判断された。
  • 藤平 健
    日本東洋醫學會誌
    1960年 11 巻 3 号 131-133
    発行日: 1960/12/31
    公開日: 2010/10/21
    ジャーナル フリー
  • 本間 行彦
    日本東洋医学雑誌
    1991年 42 巻 2 号 265-269
    発行日: 1991/10/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    肺気腫は難治疾患であり, 特に肺気腫に伴う肺性心, すなわち右室不全に対する治療では西洋医学的に根本的対策がないといえる。本症に
    木防已湯
    を投与して著効を得た。
    症例は67歳の男性で, 以前より高血圧・糖尿病があり, 入退院を繰り返していた。63歳時肺気腫の診断を受け, 65歳時から肺性心がみられるようになった。昭和54年11月 (67歳) 感冒罹患後, 息切れとともに全身浮腫・腹水が著明となり, ジギタリス剤, 利尿剤 (フロセミド) などを使用したが一進一退であった。心下痞堅の証に合わせて
    木防已湯
    を併用したところ, 浮腫・腹水の消失, 心胸郭比の縮小などとともに息切れが著明に改善した。本症には
    木防已湯
    の適応が多いと推測された。
  • 矢数 圭堂
    日本東洋醫學會誌
    1968年 19 巻 4 号 181-183
    発行日: 1969/03/30
    公開日: 2010/10/21
    ジャーナル フリー
  • 矢数 道明
    日本東洋醫學會誌
    1956年 7 巻 3 号 1-3
    発行日: 1957/03/31
    公開日: 2010/10/21
    ジャーナル フリー
  • 生沼 利倫, 山田 勉, 持田 俊二, 吉村 信
    日本東洋医学雑誌
    1999年 49 巻 4 号 629-637
    発行日: 1999/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    ブタ心筋梗塞モデルにおける柴胡加竜骨牡蛎湯, 当帰芍薬散,
    木防已湯
    の影響とくに漢方方剤の心筋梗塞巣拡大阻止の有無について検討した。自家製金属コイルを左冠動脈内に挿入して心筋梗塞誘発後, (1) 柴胡加竜骨牡蛎湯投与群 (n=5), (2) 当帰芍薬散投与群 (n=5), (3)
    木防已湯
    投与群 (n=5), (4) 対照群 (漢方方剤非投与群: n=5) にわけて1ヶ月飼育した。その後, 心筋梗塞巣の定量的解析や組織学的に梗塞巣と正常心筋の境界領域について検討した。
    木防已湯
    群の梗塞・心臓重量比は2.45±0.97%, 梗塞・左心系重量比は3.55±1.48%であった。一方, 対照群の梗塞・心臓重量比は3.94±0.52%, 梗塞・左心系重量比は5.61±0.45% (p<0.05) で
    木防已湯
    群よりも上昇していた。当帰芍薬散群では梗塞・心臓重量比は3.99±1.45%, 梗塞・左心系重量比は5.46±1.88%で, 柴胡加竜骨牡蛎湯群の梗塞・心臓重量比は2.11±1.02%, 梗塞・左心系重量比は3.73±1.89%であった。対照群と比較して有意差はなかった。梗塞巣の組織学的な特徴は, 対照群では強い炎症細胞浸潤, 実験群では軽い炎症細胞浸潤と進展した線維化が示された。被検方剤, とくに
    木防已湯
    はブタ心筋梗塞巣の進展・拡大を阻止する可能性が示唆された。
  • 山田 勉, 生沼 利倫, 吉村 信, 持田 俊二, 末川 守
    日本東洋医学雑誌
    1997年 47 巻 4 号 617-624
    発行日: 1997/01/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    冠動脈攣縮モデルにおける当帰芍薬散と
    木防已湯
    の影響とくに冠動脈攣縮発生について検討した。雄性ブタの左冠動脈前下行枝 (LAD) をカテーテルで擦過し内膜傷害を起こし, 胃瘻を設置した。実験群は当帰芍薬散群 (ツムラ製, n=6) と
    木防已湯
    群 (n=5) に分けて, 各エキス末を胃瘻より投与し4週間飼育した。その後, acetylcholine (ACh) を経カテーテル的に投与し攣縮発生を試みた。対照群 (n=5) は普通食のみで飼育し, 攣縮は冠動脈造影像上で確認した。ACh投与後, 擦過部を含むLADとその末梢枝の限局性ないしはびまん性過収縮像を認めた。ACh投与回数に対する当帰芍薬散群の攣縮発生は5/13,
    木防已湯
    群5/12, 対照群7/13であり, 3群間に差異はなかった。しかし, 実験群全体の攣縮発生率は対照群よりも低下傾向にあった。その機序は明らかではないが, 被検方剤はブタ冠動脈攣縮発生に影響を及ぼす可能性が示唆された。
  • 洪里 和良, 及川 哲郎, 花輪 壽彦
    日本東洋医学雑誌
    2011年 62 巻 2 号 147-151
    発行日: 2011年
    公開日: 2011/07/08
    ジャーナル フリー
    慢性心不全に対して茯苓杏仁甘草湯加防已黄耆が有効であった1例を経験したので報告する。症例は87歳女性。主訴は安静時の心臓の重苦しさであった。X-6年から某大学病院で慢性心不全の薬物治療を受けていた。数度の入院を繰り返したが,胸部不快感が強く,気分が塞ぐようになり何をするのも嫌になるなどしたため,西洋医学的治療に加えて漢方治療を求めてX年7月に当研究所を受診した。brain natriuretic peptide(BNP)545pg/ml,心胸郭比(CTR)64.1%であった。New York Heart Association(NYHA)の心機能分類ではIV度であった。茯苓杏仁甘草湯加防已黄耆を処方したところ,胸部不快感や抑うつ気分は徐々に改善し,また,他の西洋医学的治療に変更がないにもかかわらず,約1年後にBNP104pg/ml,CTR57.5%に改善した。胸部不快感や抑うつ気分も消失した。NYHAの心機能分類はI度になった。これらの結果から,茯苓杏仁甘草湯加防已黄耆は慢性心不全に効果があることが示唆された。
  • 伊藤 隆, 今田屋 章
    日本東洋医学雑誌
    1994年 44 巻 4 号 547-551
    発行日: 1994/04/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    我々は茯苓四逆湯がステロイド依存性喘息に対して有効であることを報告したが, 本疾患における目標には不明の点が多い。今回本方剤が奏効した三症例を報告する。第1例: 66歳男性。肺気腫合併。prednisolone 30mg/日服用。第2例: 45歳女。自律神経失調症合併。prednisolone 7.5~15mg/日服用。第3例: 61歳女。糖尿病合併。prednisolone 10mg/日服用。3例とも四診所見により適合したと思われる方剤を投与しても無効な点, 第2, 3例ではさらに電気温鍼耐久時間が長い点により虚寒証の併存がそれぞれ推測された。いずれの症例においても本証の目標とされている「脈の微弱」「手足の冷え」はみられなかったが, 茯苓四逆湯の投与により発作状態の改善を得た。これらの病態は併病あるいは潜証と考えられたが, その原因として併用しているステロイド剤の影響を推測した。
  • 川原 隆道, 千葉 浩輝, 高橋 浩子, 奈良 和彦, 田中 耕一郎, 阿多 智之, 橋冨 裕, 堂前 洋
    日本東洋医学雑誌
    2019年 70 巻 1 号 57-64
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/08/26
    ジャーナル フリー

    心不全に対する西洋医学的治療のエビデンスは確立されつつあるが,慢性腎臓病(CKD)合併心不全患者の治療に関してのエビデンスは確立されていない。このような CKD 合併心不全患者に対して標準治療への漢方薬の追加治療の安全性と有用性は明らかにされていない。今回,当院において過去2年間に,標準治療の効果が不十分であり五苓散7.5g/日を追加投与したstageⅢ以上の CKD 合併心不全患者20名を後ろ向きに検討した。11名で,息切れや浮腫などの症状,胸部レントゲンでのうっ血や胸水は改善し,血清 BNP も低下し心不全の改善を認め,腎機能,血漿浸透圧の悪化は認めず,臨床的に問題となる電解質悪化も認めなかった。 CKD 合併心不全患者に対する標準治療に加えた五苓散投与は安全かつ有用である可能性が示唆された。

  • *田頭 秀章, 阿部 史葉, 沼田 朋大
    日本薬理学会年会要旨集
    2023年 97 巻 97_1-B-P-048
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/01/08
    会議録・要旨集 オープンアクセス

    Heart failure is a rapidly growing public health problem, affecting over 30 million people worldwide. Current therapeutic approaches aim to regress cardiac hypertrophy but have limited efficacy. In this context, Japanese Kampo medicines are gaining attention as safe and potentially effective therapeutic agents. This study focuses on understanding the impact and mechanisms by which Moku-boi-to (MBT), a Japanese Kampo medicine, provides potential cardioprotective benefits against AngII-induced cardiomyocyte hypertrophy. By addressing this knowledge gap, we aim to contribute to the development of novel therapeutic strategies. Here, we found that MBT exhibited preventive effects against AngII-induced cardiomyocyte hypertrophy and cell death. One of the ways MBT exerted its benefits was by enhancing intracellular Ca2+ signaling regulation and improving mitochondrial function. However, it was unexpected that MBT did not provide additional effects when combined with the AT1 receptor blocker losartan. These findings shed light on the AT1 receptor-mediated cardioprotective potential of MBT and provide valuable insight into the underlying mechanisms responsible for alleviating AngII-induced dysfunction in cardiomyocytes. Our results suggest that MBT holds promise as a safe and effective prophylactic agent for cardiac hypertrophy.

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