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クエリ検索: "東京都立小児総合医療センター"
1,212件中 1-20の結果を表示しています
  • ─東京都立小児総合医療センターでの入院治療の実際─
    宮崎 健祐
    児童青年精神医学とその近接領域
    2016年 57 巻 4 号 504-510
    発行日: 2016/08/01
    公開日: 2017/05/17
    ジャーナル フリー
  • 石川 雄仁, たちばな いさき, 渡邉 哲意
    日本デザイン学会研究発表大会概要集
    2014年 61 巻 PB10-25
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/07/04
    会議録・要旨集 フリー
    小児がん患児へのインフォームドコンセントにおいては、医者から直接子どもたちへも行なわれているが、担当する医師からは、説明内容が難しく理解しにくい状況が見受けられるという。患者、家族からは小児がんがどのような病気でどのように対応してよいかなどの情報を知る手段の要望も多くあり、そのような背景から
    東京都立小児総合医療センター
    血液腫瘍科の金子隆ら医師が「子どもと家族のための 小児がんガイドブック 
    東京都立小児総合医療センター
    血液腫瘍科編」(永井書店2012)を出版している。  この書籍については文章内の漢字、単語内容から、小学生以下の子どもには理解しにくいと考えられる。また病気や治療についての説明は医師から説明を受けた保護者が子どもに説明するケースが多く保護者の心情的負担も大きい。前掲のガイドブックの内容をもとに、入院中の子どもたちから興味を引き、保護者とともにもしくは子ども自身で病気や治療の理解をするための支援ツールとして本アプリケーションソフトウェアを制作した。
  • 三浦 大
    神経治療学
    2022年 39 巻 6 号 S99
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/10/20
    ジャーナル フリー
  • 浜野 晋一郎, 熊田 聡子
    脳と発達
    2015年 47 巻 2 号 139-141
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/03/20
    ジャーナル フリー
  • 吉冨 愛, 馬場 信太郎, 金丸 朝子
    小児耳鼻咽喉科
    2018年 39 巻 3 号 312-319
    発行日: 2018年
    公開日: 2019/04/05
    ジャーナル フリー

    2010年3月から2016年11月までに

    東京都立小児総合医療センター
    遺伝科を受診したダウン症児298例のうち,新生児聴覚スクリーニングで要再検か,難聴疑いで耳鼻咽喉科にて精査を受けた46例を対象に,聴力・聴力経過・原因・補聴器装用状況を検討した。初診時年齢は,0歳1か月~1歳5か月(平均0歳5か月),転帰時年齢は,0歳4か月~8歳(平均2歳11か月)であった。初回検査では43例74耳に難聴を認めたが,55%は経過中に聴力閾値が改善し,最終的に35例46耳に難聴を認め,軽度28耳,中等度5耳,高度1耳,重度12耳であった。側頭骨CTを撮影した重度難聴例は,7例8耳全例で蝸牛神経管狭窄を認めた。滲出性中耳炎の合併率は64.9%であった。補聴器装用例は11例であったが,5例は経過中に聴力が改善し,装用中止となった。ダウン症児は聴力閾値が改善する例が多く,長期的なフォローが重要である。

  • 須貝 研司
    脳と発達
    2014年 46 巻 2 号 148-150
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/12/25
    ジャーナル フリー
  • 大田 倫美, 浅沼 宏, 後藤 知英, 宍戸 清一郎, 幡谷 浩史, 三山 佐保子
    脳と発達
    2017年 49 巻 4 号 279-282
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/12
    ジャーナル フリー

     移植後や免疫抑制下にある児において, Epstein-Barr (EB) ウイルス感染症は時に重篤な病態を引き起こす. 症例は10歳男児. 若年性ネフロン癆による慢性腎不全のため7歳時に腎移植を受け, 免疫抑制薬を内服中であった. 入院1週間前から発熱があり, 2日前より筋痛が出現した. 血清クレアチンキナーゼの上昇が認められ, ウイルス性筋炎の診断で入院した. 入院時, 強い下肢痛を訴え, 歩行困難であった. 入院7日目に殿部と外陰部の知覚障害および排尿障害に気づかれ, 歩行障害と合わせて脊髄炎が疑われた. 髄液中のEBウイルスのコピー数の増加があり, MRIでは第8胸椎以下の脊髄にT2強調像で高信号域を認め, EBウイルスによる脊髄炎と診断した. Cyclosporineの減量と抗ウイルス薬, steroid, γ-globulin投与により, 両下肢の運動機能は回復した. 入院6カ月前の血清EBウイルスの抗体価は既感染パターンであり, EBウイルスの再活性化による脊髄炎と考えた. 免疫抑制状態の患者における脊髄炎では, EBウイルスの関与を考慮する必要がある.

  • 坂口 友理, 志村 和浩, 三山 佐保子, 後藤 知英
    脳と発達
    2020年 52 巻 1 号 11-15
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/01/17
    ジャーナル フリー

     【目的】本邦ではWest症候群に対して, 合成型副腎皮質刺激ホルモン (ACTH) を用いたACTH療法が行われている. 天然型ACTHを用いたACTH療法の副作用として副腎皮質機能不全が報告されているが, 合成型ACTH療法後の視床下部-下垂体-副腎皮質機能を検討した報告はない. 【方法】2010年4月〜2017年3月の間にWest症候群に対して合成型ACTH療法を実施された患者37名中, 治療終了後に副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン (CRH) 負荷試験が実施された患者35名を後方視的に検討した. CRH負荷試験において, コルチゾール頂値が15μg/dL未満の患者を副腎皮質機能低下群, 15μg/dL以上を正常群とした. 【結果】負荷試験が行われた35名のうち, 4名 (11%) が副腎皮質機能低下群であった. 副腎皮質機能低下群と正常群の間では, ACTH療法実施時の月齢, ACTHの総投与量・総投与日数, ACTH療法による副腎皮質機能低下以外の重大な副作用の有無に有意な差を認めなかった. 【結論】合成型ACTHを用いたACTH療法後の視床下部-下垂体-副腎皮質機能について, はじめて多数例で検討した. 本研究では副腎皮質機能低下群を予測する因子は同定されなかったが, 合成型ACTH療法後はCRH負荷試験への反応が不良である患者が存在することを認識する必要がある.

  • 居石 崇志, 齊藤 修, 長井 勇樹, 渡邉 伊知郎, 本村 誠, 新津 健裕, 吉田 拓司, 清水 直樹
    日本集中治療医学会雑誌
    2018年 25 巻 3 号 201-202
    発行日: 2018/05/01
    公開日: 2018/05/02
    ジャーナル フリー
  • −6年間の摂食嚥下介入を通して−
    谷本 愛裕美
    日本重症心身障害学会誌
    2015年 40 巻 2 号 268
    発行日: 2015年
    公開日: 2021/03/10
    ジャーナル フリー
    はじめに 過敏や拒否による摂食困難は介入が長期に渡りやすい。また、まれな疾患は先行研究が少なく対応に難渋することも多い。今回、過敏・拒否による摂食困難なGolts症候群児に約6年間に渡り介入した経過を報告する。 症例 9歳女児。診断名はGoltz症候群、合併症は両側無眼球、口唇口蓋裂、裂手足、欠指趾、軟骨不形成等。3:8時に当施設外来利用開始、1/1Wで摂食介入継続中。母の思いは盲学校入学(初期)、固形食の摂取(現在)である。 摂食状況 主栄養は経菅。口腔周辺の接触過敏±、味覚過敏+、過敏・拒否による不快表現著明。表現は号泣、自・他傷。口腔諸器官の機能や摂食発達に大きな問題はない。 経過 介入開始時、食事前になると機嫌不良となり強い拒否を示した。初期にはごはんの歌や挨拶を取り入れ食事を予期させ、介助はSTのみとした。また、ゆれ刺激や歌と組み合わせることで1口を強化した。過敏に対しては全体的に触れる・慣れる時間を確保した。4:2には抱っこで50g程度摂取、同年PEG造設・経鼻チューブ抜去した。4:11には100g程摂取可能、椅子座位の導入を試みた。6歳代で150g程度で安定した。反面、ルール作りのため介助者・場所を特定していたことでそれ以外では摂取困難な状況が目立った。また、栄養注入は継続しており盲学校入学は叶わなかった。8歳代でペースト食1食が安定し注入等の医療ケアが減少、9:4に盲学校編入へとつながった。 まとめ 過敏や拒否の対応の1つとして未経験の物への対応時は、「歌や運動の組み合わせ」が有効なことが多い。児には1口に対し、ゆれ刺激や歌で強化、拒否を受け入れることなどが有効だった。初期には介助者や場所の特定で食事に対する不安感へ配慮したことも有効であった。また、母の思いである学校編入については、医療的ケアの減少(注入0)の点で寄与できたと考える。
  • −過去5年間の13症例のまとめ−
    赤塚 早紀, 小出 彩香, 榊原 裕史, 三山 佐保子, 冨田 直
    日本重症心身障害学会誌
    2015年 40 巻 2 号 268
    発行日: 2015年
    公開日: 2021/03/10
    ジャーナル フリー
    はじめに 13トリソミーは予後不良な染色体異常症で、治療介入の有無や合併疾患の重症度からの長期予後に関する報告は少ない。今回13トリソミーの18歳男子の長期経過と当院開院以降5年間で対応した13症例の治療介入の内容・経過について報告する。 症例 在胎39週2030gで出生。生後啼泣なく高度チアノーゼで入院し酸素投与のみで加療した。心合併奇形なく生後4カ月時に経管栄養で退院した。8歳まで全身チアノーゼを伴う無呼吸発作を頻発したが自然気道で経過した。9歳まで尿路感染症で3回入院した他は14歳まで安定に経過し、最終的につかまり立ち、歩行器での歩行、経口摂取、喃語・意思表示まで発達した。16歳時に膵管合流異常からの重症急性膵炎・腹膜炎を発症し膵尾部切除術と術後膵液漏に対し脾摘術を行い長期入院した。重症腸管機能不全となり緩和的な在宅中心静脈栄養を導入し退院後、原因不明の上部消化管出血で亡くなった。 考察 13症例中、6例は存命で生後11カ月から21歳と長期生存である。一方、7例は死亡しており本症例を除く6例で主な死因は心不全であった。全例で呼吸への治療介入を要したが、挿管例でも抜管可能な例もあった。外科的治療介入は、心臓血管外科ではBTシャント造設術と動脈管結紮の2例。消化器外科による開腹手術は7例で、5例は腸回転異常の根治術、1例は胃瘻造設術、1例は膵尾部切除術や脾摘術であった。紹介症例は重篤な心疾患なく外科的呼吸介入を要さなかったことで他症例と異なる。発達も比較的良好であったが、晩年は膵管合流異常からの膵炎管理で長期入院を繰り返した。比較的予後良好な群でも消化器合併疾患の管理が重要と考える。また当院の症例は比較的長期生存が多い。これは家族の希望により13トリソミーの特性を考慮し医学的に妥当な範囲ならば積極的に消化器外科的な治療介入を行っていることも一因と考えた。
  • 尾崎 仁, 渡辺 由香
    児童青年精神医学とその近接領域
    2016年 57 巻 4 号 489-496
    発行日: 2016/08/01
    公開日: 2017/05/17
    ジャーナル フリー
  • 田村 奈津子, 早川 美佳, 垂井 弘志, 杉原 進, 平田 佑子, 鈴木 淑子, 大島 早季子, 落合 幸勝, 今井 祐之
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 277
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    はじめに 吃逆は通常、数時間以内でおさまるが、時に持続することがあり、48時間以上続くものを持続性吃逆、1カ月以上続くものを難治性吃逆と呼ぶ。持続する吃逆の原因として、脳梗塞などの中枢神経疾患、胃食道逆流症、呼吸器感染症、電解質異常、薬剤などの報告があるが、不明な場合も多い。今回、重症心身障害者で持続性吃逆の治療により呼吸障害を来し対応に苦慮した症例を経験したので報告する。 症例 41歳男性。脳性麻痺、知的障害、てんかんのある大島分類1の重症心身障害者。栄養は胃瘻管理で、胃食道逆流症に対して内服治療中で、夜間無呼吸に対して非侵襲的陽圧呼吸療法(NPPV)を導入している。35歳より持続性吃逆を8回認め、うち4回は呼吸不全を伴い入院治療を要した。入院経過中、発熱やCRP高値、低ナトリウム血症を認め、吃逆の原因となる薬剤としてフェニトインを使用しているが、1回のみ血中濃度が高値だった。治療として、ジアゼパム坐剤、ミダゾラム点鼻、メトプロクラミド投与を行い、吃逆は消失したが、いずれも同時に呼吸抑制を認めNPPVを使用した。4回目の入院では芍薬甘草湯を用いたが無効で、NPPV使用中に呼吸障害が増悪し、胸部CTで左主気管支閉塞と無気肺を認めた。気道閉塞に対する治療を優先し、改善とともに吃逆も消失した。 考察 本症例の持続性吃逆には呼吸器感染が関与していると考えられたが、他にも胃食道逆流症や中枢性無呼吸があり、直接的な原因は不明だった。本症例では治療として用いた中枢に作用する薬剤で容易に呼吸抑制を来したことから、NPPVを併用したが、その使用により無気肺が引き起こされたと考えられた。重症心身障害者の持続性吃逆では、原因として考えられる要素が多く、治療による二次障害もおきやすいため、治療の選択が困難だった。
  • − I.無呼吸発作について−
    赤塚 早紀, 仁後 綾子, 幡谷 浩史, 小出 彩香, 冨田 直, 古庄 知己
    日本重症心身障害学会誌
    2017年 42 巻 2 号 277
    発行日: 2017年
    公開日: 2019/06/01
    ジャーナル フリー
    目的 13トリソミーは予後不良な染色体異常症として知られるが、日本での大規模調査はない。演者らは2015年より家族会(「13トリソミーの子供を支援する親の会(1998年発足)」、以下、13トリソミーの会)を通じ全国調査を実施した。そのうち呼吸器合併症に関連した項目について報告する。 方法 実施期間は2015年12月から1年間。選択・自由回答形式アンケート調査。13トリソミーの会に入会歴のある計100家族に対し実施した。 結果 返却率63%。染色体核型不明と呼吸器合併症の有無不明を除く有効回答数57(90%)。《1》染色体核型:フルトリソミー型51例、転座型5例、モザイク型1例。《2》呼吸器合併症(55例):無呼吸発作87%、気管気管支軟化症44%、喉頭軟化症5%、肺低形成5%、上気道狭窄2% 等。《3》治療内容:在宅酸素47%、単純気管切開27%(1例は4歳でカニューレ抜去)、人工呼吸器管理40%。《4》無呼吸発作(48例):気道病変(気管気管支軟化症、喉頭軟化症)あり42%、先天性心疾患あり90%、てんかんあり56%、いずれもなし4%。《5》無呼吸発作時の対応:酸素投与44%、刺激40%、バギング40%、人工呼吸器装着27%、吸引17%、救急搬送10% 等。《6》蘇生に準じた処置を必要とした重度の発作があった例は60%。《7》無呼吸発作の発症時期:「生後6カ月未満」79%、「1-2歳」10%、「在宅移行後(詳細不明)」4%、不明6%。《8》発作回数の推移:減少50%、増加4%、横ばい27%、減少後増加4%、不明15%。《9》発作の減少時期:1歳未満27%、1-2歳35%、3-8歳31%、不明8%。《10》発作に影響する因子は不明75%で、他は気道、経口摂取、ストレス、成長、排便時の力み、抗てんかん薬。 考察 13トリソミー児は、高頻度に無呼吸発作を生じ、しばしば重症化すること、生後6カ月未満に発症し、約60%は2歳までに減少する傾向にあること、背景因子や誘発因子は多彩であることが示された。
  • 水口 雅
    脳と発達
    2013年 45 巻 2 号 155-156
    発行日: 2013年
    公開日: 2014/10/11
    ジャーナル フリー
  • 渋谷 将大, 正谷 憲宏, 平野 暁教, 梅津 昭宏, 居石 崇志, 吉田 拓司, 吉村 幸浩, 齊藤 修
    日本小児循環器学会雑誌
    2022年 38 巻 4 号 254-261
    発行日: 2022/12/01
    公開日: 2023/10/05
    ジャーナル フリー

    我々はVA-ECMOから離脱困難となった虚血性心筋症の小児例に対し,開胸下で520 km, 10時間に及ぶ長距離の陸路ECMO搬送を経験したので報告する.搬送車両は当院独自のドクターカーを用い,事前に搬送中の各医療機器の消費電力と酸素消費量を概算し準備を行った.また搬送中のECMOカニューレの事故抜去を防ぐため,搬送前日に送血部位を大動脈基部より右総頚動脈に変更し,脱血カニューレは右房からより深めに留置,厳重な固定を行った.必要な資機材がすべて1枚のバックボードに収まるように医療機器とともに患児を固定し,ドクターカー内に収容した.搬送チームは,実働時間を加味し2チーム交代制とした.重大な有害事象なく搬送を終えることができた.ECMO搬送では,医療機器のトラブルやカニューレの事故抜去は致死的である.特に小児の開胸下ECMOでは,搬送中の振動によりカニューレ事故抜去のリスクがより高まる.搬送手段や所要時間に応じ搬送中の安全を考慮した事前準備とチーム編成が肝要である.また,本邦では小児ECMO搬送は少なく,症例を集積し搬送システムの定型化が急務である.

  • 赤峰 敬治, 濱田 陸, 案納 あつこ, 島袋 渡, 白根 正一郎, 泊 弘 毅, 井口 智洋, 寺野 千香子, 原田 涼子, 下村 哲史, 本田 雅敬, 幡谷 浩史
    小児リウマチ
    2020年 11 巻 1 号 51-56
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/10/06
    ジャーナル フリー
    環軸関節回旋位固定は,環軸椎間で回旋位の固定が起こり頸部痛や斜頸を生じる病態であるが, 頸椎の関節炎が原因の報告はまれである.環軸関節回旋位固定が初発症状の場合,若年性特発性 関節炎(juvenile idiopathic arthritis:JIA)を鑑別にあげることは非常に困難である.今回我々は環 軸関節回旋位固定の治療中に他関節の関節炎を認め,リウマトイド因子(rheumatoid factor:RF) 陽性多関節型JIAと付着部炎関連関節炎(enthesitis related arthritis:ERA)と診断した症例を経験 した.このようなJIAの初発症状が環軸関節回旋位固定であった症例報告は,付着部炎が主体の脊 椎関節炎(spondyloarthritis:SpA)以外には検索する限りない.SpAではTNF(tumor necrosis factor),IL-17,IL-23といったサイトカインの関与がその病態生理として考えられており,これ までの様々な臨床研究から抗IL-6阻害薬よりもTNF阻害薬の有効性が示されている.付着部炎だ けでなく滑膜炎が主体のJIAの脊椎病変にも,TNF阻害薬がより有用である可能性がある.
  • 諏訪 淳一
    日本医療薬学会年会講演要旨集
    2015年 25 巻 21-11-S14-2
    発行日: 2015/10/23
    公開日: 2019/01/19
    会議録・要旨集 フリー
  • 宮入 烈
    日本医療薬学会年会講演要旨集
    2015年 25 巻 21-11-S14-1
    発行日: 2015/10/23
    公開日: 2019/01/19
    会議録・要旨集 フリー
  • 黒岩 正嗣, 武田 良淳
    信州医学雑誌
    2021年 69 巻 2 号 93
    発行日: 2021/04/10
    公開日: 2021/04/28
    ジャーナル フリー
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