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クエリ検索: "標識" 言語学
935件中 1-20の結果を表示しています
  • 大野 仁美, 河内 一博, 中川 裕, 米田 信子, 亀井 伸孝, 森 壮也, 宮本 律子
    アフリカ研究
    2021年 2021 巻 100 号 67-72
    発行日: 2021/12/31
    公開日: 2022/12/31
    ジャーナル フリー

    本論文は,日本におけるアフリカ

    言語学
    研究の最新の動向を提示することを目的とする。伝統的に個別言語の精緻な記述に強みを発揮してきた日本のアフリカ
    言語学
    研究は,その成果をふまえつつ言語横断的な一般化を目指す新たな段階に移行している。本稿では,1) アフリカ言語研究における方法論的刷新,2) バントゥ諸語を対象とした系統内類型論の新展開,さらに 3) サハラ以南アフリカにおける手話言語研究の最先端の動向の3点について,その概観を提示する。

  • 金杉 高雄
    太成学院大学紀要
    2011年 13 巻 51-60
    発行日: 2011年
    公開日: 2017/05/10
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
    言語学
    の発展は現代の科学技術の進歩と切り離すことはできない。意味を中心とする
    言語学
    ではメタファー、メトニミーの研究がより活発に進められてきた。この分野ではGeorge Lakoff が最も重心的な研究者である。しかし、言葉の意味を研究する上で必要に迫られるのが、
    言語学
    以外の隣接分野の知見である。Lakoff は自分の言語理論をより包括的に発展させるために、Mark Johnson (シカゴ大学)という哲学者を招き、共同研究をし、研究書を発表している。あまりにも有名な「Metaphors We LiveBy」である。この著作を発表した後、彼らは再び、「Philosophy in the Fresh」を世に出しその研究成果を問うている。この2 作目の共著では「Philosophy」という言葉がタイトルに取り入れられ
    言語学
    と哲学的思考の関係の深さが全面に出ている好例であるといえる。さらに、認知文法(CognitiveGrammar)を提唱する Ronald Langacker は哲学者、Heidegger の影響を大きく受けていることは周知の事実である。彼はHeidegger の思想に基づいて数多くの認知モデルを提出している。
    言語学
    がいろいろな形で姿を変えて進展するのには興味が引かれる。そのような動向の中で、特にここ10 年の間に注目されてきた分野として語用論と歴史
    言語学
    とを体系的、有機的に組み合わせた「歴史語用論」がある。この
    言語学
    は文法化、主観化、間主観化をキーワードに研究が進められてきている。
    言語学
    の新しい方向性である。
    言語学
    と隣接分野との組み合わせ、そして従来の歴史
    言語学
    と比較的目新しい語用論との組み合わせによる研究方法に加えて、認知
    言語学
    と歴史語用論とを組み合わせた研究方法に関してのその輪郭について日本語を中心にして、その意味変化を取り扱いながら試論を行うものである。
  • 岩田 吉生, 菅井 邦明
    聴能
    言語学
    研究

    1999年 16 巻 1 号 10-17
    発行日: 1999/04/30
    公開日: 2009/11/18
    ジャーナル フリー
    聾学校高等部に在籍する先天性聴覚障害生徒22名を対象として,手話コミュニケーションの基礎的資料を得ることを目的に,手話表出の実態について,生育環境,日本語能力との関連を検討した.その結果,他の家族がすべて健聴者である群,養育の中心的役割を果たす母親以外の家族に聾者がいる群,両親が聾者である群の順に,日本手話文法
    標識
    の表出が多くなり,反対に日本語対応手話にみられる指文字による助詞の提示は少なくなる傾向がみられた.また,日常から手話を使用する両親が聾者である群は,日本語能力検査の成績が高く,他の2群は成績の低い者の割合が高かった.このほかに,手話表出中にみられる指文字の提示の誤用は表出者の日本語能力検査の成績と深く関連していた.全体を総括すれば,本研究により,手話表出と生育における言語環境は深く関与しており,これらの要因は聾者の言語能力に大きく影響を与えているということが示唆された.
  • 雷 桂林
    中国語学
    2003年 2003 巻 250 号 85-102
    発行日: 2003/10/25
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
  • 堀江 薫
    歴史
    言語学

    2022年 11 巻 55-63
    発行日: 2022/12/27
    公開日: 2023/06/05
    ジャーナル フリー
  • 大熊 富季子
    Second Language
    2023年 22 巻 71-74
    発行日: 2023年
    公開日: 2024/02/21
    ジャーナル フリー
  • 中国国内における日本語専攻課程の学部生の卒業論文を対象に
    楊 秀娥
    専門日本語教育研究
    2017年 19 巻 57-62
    発行日: 2017/12/25
    公開日: 2020/09/08
    ジャーナル フリー
    本稿では、日本語学習者のアカデミック・ライティングにおける引用使用の実態を明らかにするため、中国国内の日本語専攻課程で学ぶ学部生(以下、「日本語専攻生」とする)が執筆した卒業論文を対象に調査を行った。その結果、以下の傾向が見られた。①日本語専攻生の引用密度が低い。②日本語専攻生の引用には、学術的信頼性の低い引用元、出典が不明の引用元が少なくない。③日本語専攻生は、直接引用より間接引用を多用している。④日本語専攻生は、元の論者の姓と出版年を併記した方式などの引用
    標識
    を多用し、注・文献番号のみで引用を示すケースが少なく、孫引きも一部で使用している。⑤日本語専攻生は、「述べる」という引用動詞を多用しており、引用動詞の過去形の過剰使用が目立つ。⑥日本語専攻生は、序論に引用を多く使用する傾向がある。
  • 「日本語→日本手話・対訳辞書」の記号図式と記号過程にみる換喩的描写と提喩的一般化
    末森 明夫
    手話学研究
    2022年 31 巻 1 号 22-34
    発行日: 2022/12/28
    公開日: 2023/12/28
    ジャーナル フリー

    本稿は本稿の目的は手話辞書学の展開にあたり、「日本語→日本手話・対訳辞書」にみる記号図式と記号過程の考証に

    言語学
    的接近法とともに、記号論的接近法を援用し、手話記号論を手話
    言語学
    領域にも受け入れ得るものにすることである。それは手話辞書学において手話
    言語学
    を排除するものではなく、手話
    言語学
    と手話記号論の対話を通した知識の構造化をはかるものである。本稿は画像の本質は外延指示であるとみなすGoodman 指示理論、画像の述定図式と註文の指示図式の組み合わせが描写対象を指示するとみなすBennet 画像理論、画像の本質は不確定対象の非外延指示であり、解釈者による提喩的一般化を経て描写対象の指示がおこなわれるとみなすBeardsley 画像理論を援用し、手話対訳辞書にみる見出し語、挿絵(=画像)、および挿絵説明文(=註文)の記号図式と記号過程を考証した。その結果(1)紙媒体の「日本語→日本手話・対訳辞書」の画像と註文の組み合わせが辞書利用者の学習度をはじめとするさまざまな文脈との作用を通して日本手話語彙(固定語彙・類辞語彙)を指示し得ること、(2)画像と註文の組み合わせによる日本手話の指示は不確定表示の提喩的一般化という記号図式と記号過程に描くことが可能であること、の二点が示唆された。このような知見は電子媒体の「日本語→日本手話・対訳辞書」にみる手話動画をより利用しやすい様態に改善していくための参考になり得る

  • コミュニケーションの観点から
    杉崎 美生
    待遇コミュニケーション研究
    2019年 16 巻 1-17
    発行日: 2019/02/01
    公開日: 2020/02/01
    ジャーナル オープンアクセス

    「なんか」は日常的に会話に用いられる語で、従来多くの機能が取り上げられ、分析されてきた(鈴木2000、内田2001、飯尾2006)。しかし「なぜ「なんか」という語を発話するのか」という話し手の動機づけに関しては、未だ明確な答えは示されておらず、十分に議論が尽くされていないと考える。本研究では、「びっくりしたこと」を語る会話データを用い、特に会話参与者が自らの経験を語る自己開示場面において、「なんか」と共に現れる語や表現などの言語現象に着目し、「話し手がどのように「なんか」を用いているのか」を考えることから、そのコミュニケーション上の働きを分析した。

    その結果、話し手は心的に漠然とではあるが、これから話そうとする内容をイメージとして持っているときに、「なんか」を発話していることが確認された。自己開示場面において、話し手は過去の出来事を想起しながら話すことが多いため、発話内容が順序立てられていない場合や、正確ではない表現を用いる場合もある。そのような場面で、「なんか」は言いよどみや修復と共起し、「漠然としたイメージで話を進めているため、正確とは言えないかもしれないが」という話し手の内的な感情を聞き手に伝えつつ、談話を進めていく働きを担っていた。また「なんか」は、発話内容に対して、その時感じた心の内を表現するとき、心内発話、オノマトペ、発話の引用などの直接経験と共に発話され、聞き手に対し、「正確とは言えないかもしれないが、このように感じた」と、自らの認識を示すことに貢献していた。これらのことから、「なんか」は、話し手の語りがまだ漠然としていることを聞き手に示しながら、語りを駆動させる働きを持ち、心内発話、オノマトペ、発話の引用などの直接経験を導きながら、発話内容に対する自らの認識を伝えるという、コミュニケーション上の重要な役割を果たしていると考えられる。

  • 田窪 行則, 金水 敏
    認知科学
    1996年 3 巻 3 号 3_59-3_74
    発行日: 1996/08/31
    公開日: 2008/10/03
    ジャーナル フリー
    In this paper we attempt to construct a dynamic model of discourse management, a version of Mental Space Theory, modified to accommodate dialogic discourse by incorporating a memory management system. We posit a cognitive interface between linguistic expression and knowledge-base. This interface contains pointers or indices linked to addresses in the knowledge base, controlling access paths to the data in the base. Utterances in a dialogue exchange can be redefined as input-output operations via this interface: registering, searching, editing, etc. The main theses of our approach to discourse management are as follows:
    The operations coded in the various forms are to be defined as performing input-output operations on the database of the speaker and not that of the hearer's model in the speaker. It is argued that the hearer's model in the speaker is not only unnecessary but also harmful in the description of sentence forms. We divide the interface into two components, I-domain and D-domain. The former is linked to temporary memory, houses the assumptions and propositions newly introduced to the discourse yet to be incorporated into the database and can be accessed only indirectly by inferences, logical reasoning, hearsay, and data search. The latter is linked to the permanent memory, houses information already incorporated in the database and can be directly accessible by simple memory search like pointing to an index. New information passes through only via I-domain. We will demonstrate that our approach solves problems in mutual knowledge but also provides a powerful tool in the description of some of the most recalcitrant phenomena in natural language.
  • 大森 裕實
    近代英語研究
    2004年 2004 巻 20 号 117-123
    発行日: 2004/05/01
    公開日: 2012/07/06
    ジャーナル フリー
  • 藤原 敬介
    音声研究
    2019年 23 巻 83-90
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/04/30
    ジャーナル フリー

    カドゥー語(チベット・ビルマ語派ルイ語群,ビルマ)には大別してモーテイッ・カドゥー語,モーラン・カドゥー語,モークワン・カドゥー語がある。一般にカドゥー語においては,有声阻害音は母音間における無声無気阻害音の異音であり,音素ではない。だが,筆者による調査により,モークワン・カドゥー語東部方言においては,母音間のみならず語頭においても有声阻害音があることがわかった。そして,語頭における有声阻害音は,本来は先行していた接頭辞が消失した残滓であることがあきらかとなった。

  • 小川 裕花
    フランス語学研究
    1996年 30 巻 1 号 105-106
    発行日: 1996/06/01
    公開日: 2017/09/12
    ジャーナル フリー
  • 阿部 宏
    フランス語学研究
    2012年 46 巻 1 号 121-123
    発行日: 2012/06/01
    公開日: 2016/11/18
    ジャーナル オープンアクセス
  • 新里 留美子
    言語研究
    1996年 1996 巻 109 号 1-23
    発行日: 1996/03/20
    公開日: 2007/10/23
    ジャーナル フリー
    本稿ではまずBolingerが英語のはだか不定詞とto不定詞の分析に使ったpercept/conceptという区分が射程距離のかなり大きいものであり,一見無関係に見える対立構文の分析に有効であることを示す.ここで言う対立構文とは日本語の「の」と「こと」の補文
    標識
    の対立,単純時制と完了形の対立,英語と中国語の二種の存在文,タイ語の二種のコピュラ文,evidentialsの対立などである.又,以上の分析を通し,percept/conceptの対立がいくつかの要素に掘り下げられ,さらにpercept/conceptを貫く個々の要素間には関連性があることも述べる.
  • 湊 吉正
    全国大学国語教育学会国語科教育研究:大会研究発表要旨集
    2012年 122 巻
    発行日: 2012/05/26
    公開日: 2020/07/15
    会議録・要旨集 フリー
  • 心的操作標識「ええと」と「あの(ー)」
    定延 利之, 田窪 行則
    言語研究
    1995年 1995 巻 108 号 74-93
    発行日: 1995/11/30
    公開日: 2007/10/23
    ジャーナル フリー
    This paper attempts to construct a dynamic model of dialogic discourse. We posit a cognitive interface between language and knowledge-base. This interface contains pointers or indices which control the access path to the knowledge-base and the temporary memorybase set up for each dialogue session. Utterances in a dialogue can be seen as instructions for operations on this interface:registering, searching, copying, and inferring, etc. We examine the nature of these operations by analyzing Japanese interjections such as "eeto" and "ano(o)". The mental processes which those interjections reflect can be well described using the data-base and the working buffer. "Eeto" reflects that the speaker is securing the working space in the buffer, whereas "ano(o)" reflects that the speaker is extracting linguistic information from the data-base.
  • 竹内 史郎
    日本語の研究
    2021年 17 巻 3 号 26-33
    発行日: 2021/12/01
    公開日: 2022/06/01
    ジャーナル フリー
  • テクストにおける客観的妥当性の承認
    森山 卓郎
    言語研究
    2000年 2000 巻 118 号 55-79
    発行日: 2000/12/25
    公開日: 2007/10/23
    ジャーナル フリー
    TO IERU (lit: can say) is a formula which concerns epistemic judgement in Japanese. This formula indicates the validity of the speaker's expression or opinion in the text. How the information is validated reflects the text structure, therefore, by means of this formula, we can distinguish the information which the speaker has produced from that of the ″objective data″. This funciton is shared with ″TO IUKOTONI NARU (lit: become) ″, ″TO KANGAE RARERU (lit: be considered)″, ″NODA″ and ″WAKEDA″. We attempted to examine the differences between them.
  • 山崎 直樹
    中国語学
    1989年 1989 巻 236 号 35-41
    発行日: 1989/10/10
    公開日: 2010/11/26
    ジャーナル フリー
    This paper argues that“qi (其) ”of Archaic Chinese in this sentence “王室其有間王位”is originally a anaphoric pronoun and has the two functions simultaneously, as follows:
    1. “qi” focuses its preceding noun phrase.
    2. “qi” changes its following predicate phrase into a nominal expression with subjunctive mood.
    This paper also proposes the hypothesis which explanes how “qi” has obtained these functions, and intends to synthesize the various functions of the pronoun “qi”, which have been explaned respectively by many Chinese linguists.
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