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クエリ検索: "歯冠継続歯"
66件中 1-20の結果を表示しています
  • -平成3年度分について-
    丸山 淳, 蛭間 有紀子, 船登 雅彦, 本村 一朗, 福永 秀樹, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1994年 14 巻 4 号 378-386
    発行日: 1994/12/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 平成3年度に昭和大学歯科病院第一歯科補綴科で装着されたクラウンおよびブリッジに関する統計的情報 (総製作数, 種類および割合, 支台歯の歯髄の有無等) を確定し, 歯冠補綴治療の現状を把握することであり, 以下に示す結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は, 1,116個で, クラウンが903個 (81.0%) ブリッジが213個 (19.0%) であった.2.クラウンのうち最も多いのは全部鋳造冠553個 (61.2%) で, 次いで陶材焼付鋳造冠253個 (28.0%) であり, レジン前装鋳造冠は1例も見られなかった.3.前歯部では陶材焼付鋳造冠がジャケット冠の約3倍, 小臼歯部では全部鋳造冠が陶材焼付鋳造冠の約2.5倍, 大臼歯部では大部分が全部鋳造冠であった.4.ブリッジは臼歯部に約60%, 前歯部および前歯部から臼歯部にかけて約20%ずつ装着されていた.5.ブリッジは, 1歯欠損2本支台歯が最も多く, 2歯欠損においては前歯部では4本支台歯が, 臼歯部では2本支台歯が, 複合型では3本支台歯が多かった.6.クラウンにおいては保険診療が68.8%であり, ブリッジにおいては保険診療が68.1%であった.7.クラウンの支台歯は無髄歯が88.8%であり, ブリッジにおいては無髄歯が67.7%とクラウンの場合より有髄歯の割合が多かった.
  • 平成2年度分について
    池田 光安, 船登 雅彦, 本村 一朗, 宮治 俊朗, 福永 秀樹, 石田 和弘, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1993年 13 巻 2 号 142-147
    発行日: 1993/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 平成2年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で製作したクラウンとブリッジに関して統計的情報 (総製作数), クラウンの種類とその割合, 支台歯の歯髄の有無等) を確定することであり, 以下のような結果が得られた. (1) クラウンとブリッジの製作総数は1,149個であり, そのうち966個 (84%) がクラウンで, 残り183個 (16%) がブリッジであった. (2) クラウンのうち最も多いのは全部鋳造冠496個 (51.3%) で, 次いで陶材焼付鋳造冠232個 (24.0%) であった. (3) 前歯部では陶材焼付鋳造冠とジャケット冠がほぼ同数, 小臼歯部では全部鋳造冠が陶材焼付鋳造冠の約2倍, 大臼歯部では大部分が全部鋳造冠であった. (4) ブリッジに関しては下顎臼歯部に最も多く装着され, ついで上顎臼歯部であり, 最も少ないのが下顎前歯部であった. (5) ブリッジ支台歯に関しては70%が無髄であり, 30%が有髄歯であった.
  • 中田 好久, 西村 佳奈子, 横溝 友子, 樋口 大輔, 梅澤 正樹, 柿下 俊三, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1999年 19 巻 1 号 31-41
    発行日: 1999/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成8年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で装着されたクラウンおよびブリッジに関して, その総製作数, 種類および割合, 支台の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は1,072個で, クラウンが889個 (82.9%), ブリッジが183個 (17.1%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠495個 (55.7%) であった.次いでレジン前装鋳造冠185個 (20.8%), 陶材焼付鋳造冠145個 (16.3%) であった.平成2年度の調査開始以来, 初めてレジン前装鋳造冠の装着数が陶材焼付鋳造冠を上回った.3.クラウンは前歯部ではレジン前装鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 小臼歯部では全部鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 大臼歯部では全部鋳造冠が大部分を占めた.4.ブリッジは臼歯部に約60%, 前歯部および前歯部から臼歯部にわたるものに, それぞれ約20%ずつ装着されていた.5.ブリッジは前歯部, 臼歯部, 前歯部から臼歯部にわたるもの, いずれも1歯欠損2本支台歯が最も多かった.6.クラウンにおける保険診療は77.5%であり, ブリッジにおいては69.9%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯は87.3%, インプラント支台は3.0%, ブリッジにおいては無髄歯が72.0%で, 前年度初めてブリッジの支台に使用されたインプラント支台が, 本年度はなかった.
  • 平成5年度分について
    梅澤 正樹, 今泉 薫, 樋口 大輔, 丸山 淳, 本村 一朗, 吉野 智子, 胡田 由美子, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1996年 16 巻 3 号 195-203
    発行日: 1996/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成5年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で装着されたクラウンおよびブリッジに関して, その総製作数, 種類および割合, 支台歯の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は1,202個で, クラウンが1,022個 (85.1%), ブリッジが180個 (14.9%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠572個 (56.0%) であった.次いで陶材焼付鋳造冠183個 (17.9%) とレジン前装鋳造冠183個 (17.9%) で, 陶材焼付鋳造冠は平成4年度の288個と比較して大幅に滅少した.また平成3年度に一例も装着されなかったレジン前装鋳造冠が平成4年度では110個 (10.2%), 平成5年度では183個 (17.9%) と大幅な増加を示した.3.クラウンは前歯部ではレジン前装鋳造冠が約50%, 小臼歯部では全部鋳造冠が約70%を占め, 大臼歯部では約90%が全部鋳造冠であった.4.ブリッジは臼歯部に約60%, 前歯部および前歯部から臼歯部にわたるものが, それぞれ約20%ずつ装着されていた.5.ブリッジは前歯部, 臼歯部において1歯欠損2本支台歯が最も多かった.前歯部から臼歯部にわたるものにおいては, 2歯欠損3本支台歯が多かった.6.クラウンにおける保険診療は74.3%であり, ブリッジにおいては76.7%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯は88.8%, インプラント支台0.9%であり, ブリッジにおいては無髄歯が75.4%であった.
  • 口腔病學會雜誌
    1935年 9 巻 1 号 61-62
    発行日: 1935年
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
  • 深澤 龍之助
    日本補綴歯科學會々誌
    1935年 1935 巻 1 号 76-80
    発行日: 1935/11/25
    公開日: 2010/07/16
    ジャーナル フリー
  • 平成4年度分について
    今井 英一, 丸山 淳, 本村 一朗, 今泉 薫, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1995年 15 巻 3 号 184-192
    発行日: 1995/09/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成4年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で装着されたクラウソおよびブリッジについて, その総製作数, 種類および割合, 支台歯の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は1,256個で, クラウンが1,074個 (85.5%), ブリッジが182個 (14.5%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠584個 (54.4%) で, 次いで陶材焼付鋳造冠288個 (26.8%) で, 平成3年度に一例も装着されなかったレジン前装鋳造冠が110個 (10.2%) と急増した.3.クラウンは前歯部では陶材焼付鋳造冠が, 小臼歯部では全部鋳造冠が半数以上を占め, 大臼歯部では約9割が全部鋳造冠であった.4.ブリッジは臼歯部に約60%, 前歯部および前歯部から臼歯部にわたるものが, それぞれ約20%ずつ装着されていた.5.ブリッジはすべての部位において1歯欠損2本支台歯が最も多かった.6.クラウンにおける保険診療は66.1%であり, ブリッジにおいては61.0%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯は88.5%であり, ブリッジにおいては70.1%であった.
  • 小嶋 智子, 吉野 諭, 梅澤 正樹, 今井 英一, 山内 真紀子, 安田 昌弘, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1997年 17 巻 1 号 1-9
    発行日: 1997/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成6年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で装着されたクラウンおよびブリッジに関して, その総製作数, 種類および割合, 支台数の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は1,357個で, クラウンが1,163個 (85.7%), ブリッジが194個 (14.3%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠592個 (50.9%) であった.次いで陶材焼付鋳造冠303個 (26.1%), レジン前装鋳造冠193個 (16.6%) であった.3.クラウンは前歯部ではレジン前装鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 小臼歯部では全部鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 大臼歯部では全部鋳造冠が大部分を占めた.4.ブリッジは臼歯部に約60%, 前歯部および前歯部から臼歯部にわたるものが, それぞれ約20%ずつ装着されていた.5.ブリッジは前歯部, 臼歯部, 前歯部から臼歯部にわたるもの, いずれも1歯欠損2本支台歯が最も多かった.6.クラウンにおける保険診療は67.5%であり, ブリッジにおいては64.9%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯は90.1%, インプラント支台は1.0%, ブリッジにおいては無髄歯が72.5%であった.
  • 平成7年度分について
    山内 真紀子, 中田 好久, 樋口 大輔, 稲富 康真, 梅澤 正樹, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    1998年 18 巻 1 号 50-59
    発行日: 1998/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成7年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で装着されたクラウンおよびブリッジに関して, その総製作数, 種類および割合, 支台数の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は1,135個で, クラウンが922個 (81.2%), ブリッジが213個 (18.8%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠550個 (59.7%) であった.次いで陶材焼付鋳造冠166個 (18.0%), レジン前装鋳造冠149個 (16.2%) であった.3.クラウンは前歯部ではレジン前装鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 小臼歯部では全部鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 大臼歯部では全部鋳造冠が大部分を占めた.4.ブリッジは臼歯部に約60%, 前歯部および前歯部から臼歯部にわたるものが, それぞれ約20%ずつ装着されていた.5.ブリッジは前歯部, 臼歯部, 前歯部から臼歯部にわたるもの, いずれも1歯欠損2本支台歯が最も多かった.6.クラウンにおける保険診療は75.7%であり, ブリッジにおいては68.1%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯は88.5%, インプラント支台は2.2%, ブリッジにおいては無髄歯が67.3%, インプラント支台は2.3%であり, 初めてブリッジの支台にインプラント支台が使用された.
  • 第1報 上顎中切歯の適応性について
    吉田 恵夫, 花村 典之, 鹿沼 晶夫, 井上 恵司
    日本補綴歯科学会雑誌
    1963年 7 巻 1 号 138-147
    発行日: 1963/07/31
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
  • ―単独歯冠修復物に関して―
    佐藤 尚弘, 岡田 大蔵, 川和 篤史, 相澤 悟, 秋本 陽介, 副島 太悟, 小林 桂子, 真柳 昭紘, 三浦 宏之
    口腔病学会雑誌
    2004年 71 巻 3 号 139-145
    発行日: 2004/09/30
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
    A statistical survey based on laboratory records was carried out to determine the state of fabrication of restorations at the dental hospital of Tokyo Medical and Dental University during the six month period from April l to September 30, 2002. A comparison was also done with a previous survey that had been carried out in 1986 and 1997 to detect the possible change and alternations in the near future.
    From the findings of this survey, the following conclusions can be drawn.
    1, A total of 7, 864 restorations were fabricated during the six months in 2002, and of these, 6, 740 restorations (85.7%) were covered by health insurance, and 1, 124 (14.3%) were not.
    2 . Compared with the previous data in 1986 and 1997, decreased numbers of inlays and cast post & cores were the distinctive features that affected the decrease of total numbers.
    3 . The rate of restorations that were not covered by health insurance slightly increased to 14.3%, compared with 12.3% in 1997.
  • 佐藤 尚弘, 川和 篤史, 岡田 大蔵, 大野 真一, 秋葉 弘幸, 渡辺 裕介, 遠藤 薫, 真柳 昭紘, 三浦 宏之, 長谷川 成男
    口腔病学会雑誌
    1999年 66 巻 3 号 270-276
    発行日: 1999/09/30
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
    A statistical survey based on laboratory records was performed on the number of indirect restorations fabricated at the dental hospital of Tokyo Medical and Dental University from April 1 to September 30, 1997. A comparison was also carried out with a previous survey, which had been carried out in 1986, in order to detect any change and possible alterations in the near future. Based on the results of this statistical survey, the conclusions were as follows:
    1. A total of 9, 126 indirect restorations were fabricated during the six month period in 1997; among them, 8, 007 (87.7%) restorations were covered by health insurance and 1, 119 (12.3%) restorations were not.
    2. The most common restoration was the cast post and core (28.6%), followed by full crowns (18.5%) and removable partial dentures (15.6%) . On the other hand, the least number were post crowns (0.03%) and resin jacket crowns (0.2%) .
    3. When making a comparison with the data in 1986, an increase in the number of removable partial dentures and a decrease in the number of inlays were the most distinctive features.
    4. For anterior teeth, resin-veneered crowns were most common, especially for lower teeth. The percentage of restorations, which were not covered by health insurance, decreased from 45.0% (in 1986) to 12.3% (in 1997) .
  • ―特に有床用陶歯について―
    長尾 優, 中沢 勇, 尾花 甚一
    口腔病学会雑誌
    1969年 36 巻 2 号 73-78
    発行日: 1969年
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
    内外において現在市販されている代表的な前歯部陶歯を臨床的な立場から唇側面形態, 舌側面形態および保持形態等について観察し考察を加えた。
    資料。De Tray社, Vita社, Ivoclar社, Dentist'Supply社および我が国の代表的メーカー2社製品, 合計6品種である。
    方法。形態を唇側面, 舌側面, 隣接面, 切縁および基底面の4方向から肉眼的に観察し, 必要に応じて歯冠の断面を作り検討した。また基底面については保持形態との関係を調査し, さらに歯冠補綴へ応用の可能性を考察した。
    成績ならびに考察。1.唇側面形態を代表する外形は殆んどのものがWilliamsの考え方を基礎に置いている。しかしその型種を適確に判別することは同一製品においても容易でなく, 他社製品との比較では更に困難である。2.唇側面の凹凸は一般に強い傾向にあり, 歯冠色調とあいまつて立体感を深めている。3.歯冠の頬舌径は小さく, 舌側面は長いほど排列し易い。4.辺縁隆線を強調しているのは国産のC社製品で, ヨーロッパの製品には殆んど認められない。5.切縁に咬耗を与え審美, 機能の両面を配慮してあるものはC社, Dentist'Supply社の製品である。6.基底面と歯冠軸とのなす角度は小さいほど排列し易い。Vita社の製品は最も角度が大きく問題があるように思われる。7.保持形態はC社の有孔を除き, すべてが有釘の保持様式である。8.歯冠補綴へ応用の可能性については全資料が前装陶歯として用いることが出来る。さらにC社製品は全部陶
    歯冠継続歯
    として応用できる独特な形態を持つている。以上, 概して言えることは国産2社製品の進歩のあとはめざましいものがあり, 外国製の陶歯と比べて特に遜色は認められない。
  • 玉澤 佳純, 木村 幸平
    日本補綴歯科学会雑誌
    1991年 35 巻 5 号 855-862
    発行日: 1991/10/01
    公開日: 2010/08/10
    ジャーナル フリー
    The all porcelain post crown, which had been cemented as a substitute for the upper left canine of a patient at Tohoku University School of Dentistry, Department of Prosthodontics in 1970, fell off five years and six months after cementation.
    Subsequent inspection of the post crown disclosed that the post which had been used was tapered and too short for the size of the tooth crown, and was directly subjected to bite force because the root cap of the post crown had been simply attached to the tooth substance. To avoid such imperfections, a metal core and porcelain jacket crown were applied. However, the porcelain jacket crown fell off together with the metal core while the patient was having a meal in May 1988, twelve years and four months after cementation. The abutment tooth was simultaneously broken and had to be extracted.
    As described above, we followed the prognosis of a case for eighteen years starting from the primary treatment at the Department of Prosthodontics of Tohoku University, with particular attention to the latter twelve years and four months, during which time a porcelain jacket crown was in place.
    Based on these observations, we report problems encountered in the case and possible countermeasures.
  • 平成14年度分について
    樋口 大輔, 菅沼 岳史, 佐藤 淑美, 佐々木 彩子, 山下 倫台, 吉田 耕平, 蛭間 有紀子, 須川 洋一, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    2006年 26 巻 2 号 191-199
    発行日: 2006/06/30
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成14年度に昭和大学歯科病院冠橋義歯学講座 (診療科名クラウンブリッジ科, 現在は歯科補綴科) で装着されたクラウンおよびブリッジに関して, その総製作数, 種類および割合, 支台歯の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は739個で, クラウンが595個 (80.5%), ブリッジが144個 (19.5%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠の279個 (46.9%) で, 次にレジン前装鋳造冠の154個 (25.9%), 陶材焼付鋳造冠の151個 (25.4%) であった.3.クラウンは前歯部ではレジン前装鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 小臼歯部では全部鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 大臼歯部では全部鋳造冠が大部分を占めた.4.ブリッジは臼歯部に82個 (56.9%), 前歯部から臼歯部にわたる部位に38個 (26.4%), 前歯部に24個 (16.7%) 装着されていた.5.ブリッジは前歯部, 臼歯部, 前歯部から臼歯部にわたる部位, いずれも1歯欠損2本支台歯が最も多かった.6.クラウンにおける保険診療は64.2%であり, ブリッジにおいては66.7%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯の割合は87.7%, インプラント支台は6.7%, ブリッジにおいては無髄歯が78.6%, インプラント支台が0.8%であった.
  • 辻 泰佑, 杉本 親寿, 山本 聡美, 杜倉 紗代子, 大町 直樹, 新井 徹, 川口 知哉, 井上 義一, 林 清二
    気管支学
    2014年 36 巻 5 号 487-491
    発行日: 2014/09/25
    公開日: 2016/10/29
    ジャーナル フリー
    背景.事前の短期ステロイド投与とバルーンカテーテルの使用により,容易に摘出が可能となった
    歯冠継続歯
    の気管支異物の1例を経験したので,報告する.症例. 64歳女性.発熱と倦怠感のため,近医で撮影された胸部X線写真で右下肺野に異物を認めた,胸部CTでは右底幹に異物の陥入を認めた.軟性気管支鏡による異物除去を試みたが,気管支粘膜の浮腫と肉芽の形成が高度で異物が底幹に嵌頓し,容易に出血するため初回の異物摘出術では摘出できなかった.抗菌薬に加え,ステロイドを投与した後, 2度目の異物摘出術を行った.初回の異物摘出術の際に認めた粘膜の浮腫や肉芽は著明に改善を認めた.しかし,鉗子による異物の把持が困難であり,バルーンカテーテルを用いて中枢側に引き出し容易に摘出が可能であった.異物は
    歯冠継続歯
    であった.結論.気管支内に陥入してから長期間経過している異物の場合,これらの方法が考慮されると考える.
  • 平成9年度分について
    横溝 友子, 西村 佳奈子, 中田 好久, 樋口 大輔, 梅澤 正樹, 安田 昌弘, 須川 洋一, 船登 雅彦, 川和 忠治
    昭和歯学会雑誌
    2000年 20 巻 1 号 52-61
    発行日: 2000/03/31
    公開日: 2012/08/27
    ジャーナル フリー
    本研究は, 平成9年度に昭和大学歯科病院第一補綴科で装着されたクラウンおよびブリッジに関して, その総製作数, 種類および割合, 支台の有髄, 無髄等を統計的に調査し, 歯冠補綴治療の現状を把握することを目的として行われ, 以下の結果が得られた.1.クラウンとブリッジの総数は1,019個で, クラウンが826個 (81.1%), ブリッジが193個 (18.9%) であった.2.クラウンにおいて最も多いのは全部鋳造冠の421個 (51.0%) で, 次いで, レジン前装鋳造冠の196個 (23.7%), 陶材焼付鋳造冠の131個 (15.9%) であった.3.クラウンは前歯部ではレジン前装鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 小臼歯部では全部鋳造冠と陶材焼付鋳造冠, 大臼歯部では全部鋳造冠が大部分を占めた.4.ブリッジは臼歯部に61.1%, 前歯部から臼歯部にわたる部位に23.8%, 前歯部に15.0%装着されていた.5.ブリッジは前歯部, 臼歯部, 前歯部から臼歯部にわたる部位, いずれも1歯欠損2本支台歯が最も多かった.6.クラウンにおける保険診療は73.2%であり, ブリッジにおいては73.6%であった.7.クラウンの支台歯における無髄歯は83.7%, インプラント支台は6.4%, ブリッジにおいては無髄歯が74.4%, インプラント支台が0.6%であった.
  • Robert Neumann
    口腔病學會雜誌
    1935年 9 巻 4 号 434-435
    発行日: 1935年
    公開日: 2010/10/08
    ジャーナル フリー
  • 池田 弘
    九州歯科学会雑誌
    2022年 76 巻 3
    発行日: 2022/05/25
    公開日: 2025/03/07
    ジャーナル フリー
    コンピュータ支援設計/コンピュータ支援製造(CAD/CAM)システムの進歩発展は著し く、歯冠修復物(補綴物)の作製に広く用いられている。これに伴い、CAD/CAM用材料も 大きな進歩を遂げ、優れた機能性をもつ新規材料が開発されている。CAD/CAM用材料は、 鋳造用合金や陶材などの従来の歯科材料と物性が大きく異なるため、その特徴を理解し、 適切に使用することが長期予後の成否のカギとなる。CAD/CAMによる造形方法は、切削 加工法と積層造形法に大別される。前者は、ブロック素材から機械制御による削り出すこ とで賦形する方法であり、歯科では単に”CAD/CAM”と省略される場合が多い。後者は、 粉末状や液状の素材を連続的に積み上げて賦形する方法であり、3Dプリントと呼ばれる 場合がある。切削加工法および積層造形法に用いられる材料は、それぞれ違った特徴と活 用方法がある。  切削加工法用の材料の代表例は、高強度セラミックスのジルコニアやCAD/CAM冠用コ ンポジットレジンである。これらCAD/CAM用ブロック素材は、従来の技工作業で用いら れてきた素材よりも力学的性質や物理化学的性質が高い。その一方、エナメル質や象牙質 と一致する力学的性質をもつ素材は存在しない。演者らは、歯質に近い力学的性質をもつ 新しい切削加工法用材料の開発について取り組んでいる。この新規材料は共連続構造体(ま たはポリマー含浸セラミックス)と呼ばれるものである。本講演では、この新規材料につ いて紹介するとともに、CAD/CAMセラミックスやCAD/CAM冠用コンポジットレジンな どの切削加工法用材料の将来展望について述べる。  積層造形法は、積層方法の違いから、光造形法、材料噴射法、溶融堆積法などに細分化 される。いずれの方法においても、材料の形状任意性が高く、造形精度は切削加工法より も優れている。一方、積層造形法に用いられる材料には賦形性が必須であり、材料の選択 肢が限られている。現在、口腔内で長期間使用可能な積層造形用材料はわずかであるが、 今後の開発によって優れた材料が生み出される可能性がある。本講演では、3Dプリント 冠の最前線について述べる。  CAD/CAMシステムは、新しい補綴装置を生み出すきっかけとなっている。その一例が エンドクラウンである。エンドクラウンとは、CAD/CAMブロック素材から削り出される 補綴装置であり、従
  • 柏田 聰明
    接着歯学
    2000年 18 巻 1 号 51-62
    発行日: 2000/04/15
    公開日: 2011/06/07
    ジャーナル フリー
    従来, 最も信頼性が高いとされてきた鋳造支台築造は, たとえ理論に忠実に従って行っても, 脱落や歯根破折を招くことが少なくなかった.筆者は, 歯質, コア材料, 接着材料の弾性率, ポスト孔とポストの関係について考察を加えた結果, 現時点では既製金属ポスト併用のコンポジットレジン支台築造が, 臨床経過からみて最も確実で耐久性の高い支台築造法であるとの結論に達した.なお, 筆者らはマージン部の接着の有無がポーセレンジャケット冠の破折強度に及ぼす影響を調べる試験を行い, その結果, 歯冠修復物の脱落を防ぐには支台築造のポストによる維持よりもむしろ修復物のマージン部の確実な接着が重要であることを明らかにした.また, マージン部の耐久性のある接着を獲得するには40%リン酸と10%次亜塩素酸ナトリウムゲルを用いたADゲル法による象牙質の前処理が効果的であることも明らかにした.
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