我々は, 針灸と
気功
で変形性脊椎症200例の治療を行い, 良好な成績を得ているので報告する。
結果: 200例中, 臨床的治癒144例 (72%), 有効52例 (26%), 無効4例 (2%), 有効率98%。27例は2コースで, 110例は4コースで, 7例は6コースで治癒した, 12回で1コースとした。
考察: 患者は針灸治療中に
気功
を行い, 腰を軸として, 脊椎の運動をすることにより, 気血循環を改善し, 骨と筋に栄養を与える。常に動いている枢 (とぼそ) は虫が食わないのと同じである。針灸の得気と
気功
の気感も同じ医療効果がある。
気功
状態の身体は, 気血の流れが良く, 〓血を解消し, 病変の脊椎は新陳代謝が順調となり, 臨床症状は緩和し, 治癒すると考えられる。
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