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クエリ検索: "汐留橋"
7件中 1-7の結果を表示しています
  • 市原 久義, 片寄 紀雄, 贄田 秀世
    土木史研究
    1990年 10 巻 65-74
    発行日: 1990/06/25
    公開日: 2010/06/15
    ジャーナル フリー
    JR山手線及び京浜東北線の走っている新橋駅の浜松町方
    汐留橋
    架道橋と東京駅の神田方銭瓶橋高架橋間 (延長約2.8km) は1900 (明治33) 年から1910 (明治43) 年にかけて建設された日本で最初の市街地における鉄道高架橋である。その構造は煉瓦造の連続アーチ橋と道路交差部の有道床鉄桁で構成されている。
    最近、これらの設計図の一部が確認され、これを整理分析した結果、記されているサイン等から設計者、設計年月等が明かになった。架道橋の設計図に残されているサインは当時逓信省の高等技術顧問であったドイツ人フランツ・バルツァーと山中新太郎外5人の日本人技術者との連署であることから各種文献に記述されているフランツ・バルツァーによる設計・審査であることが裏付けられた。しかし、煉瓦造連続アーチ橋の設計図には設計者のサインはなく鉄桁と同様フランツ・バルツァーによる設計なのか否か明らかにできなかった。
  • 山中 謙介, 伊藤 裕久, 石榑 督和
    都市計画論文集
    2018年 53 巻 3 号 274-280
    発行日: 2018/10/25
    公開日: 2018/10/25
    ジャーナル オープンアクセス
    本研究は、江戸東京の都市形成と見附枡形門の建設から解体までの過程を明らかにしたものである。見附枡形門は防衛のため濠と道路の結節点に配置され、枡形の石垣と2つの門により江戸城や城下町に入るための門として機能していた。見附枡形門は均質に配置されていたと考えられているが、防衛の重要性に応じてその石垣の規模が決められ、石垣上の建物である「渡櫓」は、幕府の威厳を外部に見せつけることを目的にその規模が定められていた。しかし、明治以降の見附枡形門の解体では、すべてが均等に道路の障害物として扱われていた。
  • 立本 英機, 成田 高秀, 相川 正美
    日本化学会誌(化学と工業化学)
    2002年 2002 巻 3 号 427-433
    発行日: 2002年
    公開日: 2004/03/05
    ジャーナル フリー
    感潮河川域における底質中の形態別リンの分布特性を把握するために花見川(千葉市)を選び,形態別リン濃度および他の項目との関連性について検討した.
     底質の採取は9地点を選び,エクマンバージ採泥器を使用し,同時に流速も測定した.
     形態別リンは,硫酸 · 硝酸分解抽出法により検出されるリンを全リン(T-P)とし,Williamsらの形態別分画定量法に基づいて得られたCDB-P,NaOH-PおよびHCl-Pの合計量を無機態リン(I-P)とした.有機態リン(Org-P)は,全リンと無機態リンとの差から求めた.
     形態別リン濃度および流速の測定結果から,河川形状の変化により流速が遅くなる地点では,CDB-P,NaOH-PおよびHCl-Pが多く堆積し底質中の濃度が上昇することを認め,また上流地点より流速が速くなる地点では,底質中のCDB-PおよびNaOH-P濃度が減少することが明らかになり,現場実験においてもCDB-PおよびNaOH-P濃度と流速の関係を再確認した.
     形態別リン濃度と同時に,底質のpH,底質中のFeおよびAl濃度も定量し,形態別リン濃度との関係を調べた.
     上流地点よりpH値および底質中のAl濃度が高くなる地点では,CDB-P濃度が高い値を示した.また,CDB-P濃度とAl濃度との良好な相関性を得たことから,CDB-P堆積にはAlの加水分解過程におけるリンの吸着および沈降の寄与が大きいと推察された.
  • 金村 敦夫
    日本醸造協会誌
    2007年 102 巻 5 号 326-332
    発行日: 2007/05/15
    公開日: 2011/09/20
    ジャーナル フリー
    筆者は酒造会社の販売部門で50年も, 飲酒の現場に深くかかわって来て,「酒道」はどうなっているか,「飲酒の品格」はどうか,「これで将来は?」などと深い思いを重ねて来たにちがいない。筆者は飲酒の歴史を調べ, その作法 (酒道) の由って来たるところを調べ論じている。酒道は自然や稲作を通しての祈り, 神祭の中から「盃事」となり, 武家の「武三献」そして「三三九度の盃」として長く伝えられて来た
    。一方, 世相の変化と共に飲酒に無礼講や一気飲みの酔態など, 乱れが案じられる, と。しかし筆者は日本人の品格ある飲酒の道は日本人の和の心, 繊細な感性と武士道の精神があるから大丈夫だろうと説いています。お酒を提供する側の方々には, 生活様式が変ってしまっている今日ですが, 品格ある飲酒の道を実践して, 楽しい会話や団樂によって愛酒をひろげ, 業界の活性化にも, と願うものです。
  • 江戸名所図会等を分析資料として
    橋本 政子, 堀 繁
    都市計画論文集
    1999年 34 巻 37-42
    発行日: 1999/10/25
    公開日: 2018/03/01
    ジャーナル オープンアクセス
    In this research we consider the riverside landscape of the culturally refined and mature late Edo period and elicit the rules of design employed in traditional riverside city. From famous period portraits ("Edo-meicho-zue" and "kirie-zu" etc), we obtained 92 examples comprising 55 locations of riverside shapes. We categorized them according to such features as location, type of river, land use, and their surrounding architecture. We furthermore analyzed the spatial relationship between these shapes. In conclusion, we found some design principles of the riverside shapes, and also propose some practical design methods.
  • 黒田 智也, 池田 学, 杉舘 政雄, 齋藤 聡, 工藤 伸司
    構造工学論文集 A
    2009年 55A 巻 643-652
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/08/01
    ジャーナル フリー
    Many over-road steel railway bridges of the metropolitan area have pillar form piers. However, there are few examples of researches on the evaluation of earthquake-resistance of the steel railway bridges having the pillar form piers till now. In this paper, we report the result of the fundamental examination of earthquake-behavior by the dynamic analysis, with parameter of rotary stiffness of pivot bearing, the lower lateral bracing and presence of brace members between the pillar form piers.
  • 村松 賢, 別所 あかね, 山崎 嵩拓, 飯田 晶子, 横張 真
    都市計画論文集
    2020年 55 巻 3 号 721-728
    発行日: 2020/10/25
    公開日: 2020/10/25
    ジャーナル オープンアクセス

    今日の日本社会では、河川敷で行われる不法耕作は否定的に捉えられるのが一般的である。その一方で、不法耕作に対する海外における類似事象というべきゲリラ・ガーデニングについては、その公益性が認知され、肯定的に取り扱われている状況がある。この研究ではまず、中立的な観点にもとづく調査と検討を行うため、不法耕作に対し勝手耕作という術語を与える。この研究の目的は、先行研究によって示唆された、勝手耕作が備える福祉的機能を明らかにすることである。研究は、千葉市を流れる花見川の河川敷における事例を対象とした。その結果、勝手耕作が社会的弱者の生活の質を向上させる福祉的機能を持っていることと、活動の周囲に活動を許容している人が一定数存在していることが明らかになった。こうした事実にもとづいて、この研究ではまとめとして、勝手耕作が日本社会に存在することの意義と、今後その受容のために、都市計画が果たしうる役割を提示した。

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