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クエリ検索: "沖縄県立北部農林高等学校"
5件中 1-5の結果を表示しています
  • *大城 柳子, 上地 成美, 建本 秀樹
    日本繁殖生物学会 講演要旨集
    2012年 105 巻 OR2-27
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/09/04
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】我々は日本畜産学会第115回大会で,琉球在来豚アグーの精液輸送時における懸濁液(BTS)への0.5%スキムミルク添加が,凍結融解後の精子性状を改善することを報告した。しかし,スキムミルク中には様々な物質が含まれている為,精漿による耐凍能低下からの精子保護に直接的に関与するミルク中の成分のみを輸送時の懸濁液に添加する必要があると思われる。一方,液状保存ウシ精液においては,ミルク中の主要タンパク質であるカゼインによる精子保護効果が明らかにされている。そこで本研究では,カゼインを添加した精液輸送用懸濁液を用い,アグー精液輸送時のカゼイン処理が凍結融解後の精子性状を改善するか否かについて検討した。【方法】
    沖縄県立北部農林高等学校
    で繁用されているアグー4頭から手圧法で採取した精液を,直ちにカゼインナトリウムを含むBTSで等倍希釈し(カゼイン終濃度:0,0.25,0.5,1.0および2.0%),30°C保温下で約1.5時間をかけて研究室に持ち帰った。そして,既報に従い凍結処理を行った後,融解精子の性状を各種パラメータを用いて測定した。【結果】個体間で差が認められたが,カゼイン無処理区(対照区)に比較して,カゼインを含むBTSで精液を希釈輸送し凍結処理した4個体中3個体の精子でミトコンドリア正常性が改善された。特に,0.5%カゼイン処理区では細胞膜正常率と融解後3時間の運動精子率が有意に増加した。しかし,高濃度(1.0および2.0%)のカゼイン処理区では0.5%カゼイン処理区に比べて運動精子率が低下する傾向を示した。また,0.5%カゼイン処理によりミトコンドリア障害が抑制された個体では,対照区に比較して,先体由来タンパク質分解酵素活性が高いレベルで維持され,活性化型カスパーゼならびに断片化DNAを有する精子の割合も有意に減少した。以上の結果から,アグー精液輸送用懸濁液へのカゼイン添加は,精液輸送時の精漿成分による精子耐凍能低下を抑制し,凍結融解後の精子性状を効果的に改善することが明らかとなった。
  • 粟国 静夫, 寺田 直樹, 笹沼 清孝, 新城 明久
    獣医情報科学雑誌
    1993年 1993 巻 31 号 7-11
    発行日: 1993/12/25
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    琉球豚, 喜瀬豚及びトカラ豚の3在来豚と, 外国種のランドレースの体型測定値を胸囲比に変換した後, 主成分分析法を適用し, 豚種間の比較を行った。得られた第1主成分は体高が高く, 中躯が長い体型を表す因子であった。第2主成分は胸が深く, 後躯の充実を表す因子で, 第3主成分は胸の深さと後躯の貧弱さを表す因子であった。琉球豚は, 体高が低く, 中躯は短い体型であった。喜瀬豚は前躯は深く, 後躯に幅がない体型であった。トカラ豚は, 体高は高く, 胴は長く, 前躯は深く, 後躯の貧弱な体型であった。ランドレースは体高は高く, 胴伸びが良く, 前躯は深く, 後躯の幅が広かった。
  • 上原 めぐみ, 田仲 真理, 知念 功, 本郷 富士弥, 尚 弘子
    日本栄養・食糧学会誌
    1996年 49 巻 1 号 52-56
    発行日: 1996/12/10
    公開日: 2010/02/22
    ジャーナル フリー
    「ながこんぶ」と「沖繩豆腐」が卵巣摘出ラットの骨代謝に及ぼす影響について検討した。
    6週齢のWistar系雌ラットに卵巣的手術と偽手術を行った後, コントロール, ながこんぶ, 沖繩豆腐食のOVXとSham群にそれぞれ分け35日間飼育を行った。
    1) ながこんぶおよび沖繩豆腐食群はコントロール食群に比べて大腿骨Ca含量が有意に高値を示した。
    2) ながこんぶ食群は破断特性試験の, Strength, Stiffness, Toughnessにおいてコントロール食群より高値を示した。
    以上の結果より, ながこんぶおよび沖繩豆腐はCa供給源としての有効性が示唆された。
  • 高田 勝, 岡 孝夫, 高橋 遼平, 野村 こう, 花田 博文, 天野 卓, 秋篠宮 文仁
    日本養豚学会誌
    2008年 45 巻 4 号 187-192
    発行日: 2008/12/25
    公開日: 2009/04/08
    ジャーナル フリー
    沖縄にはアグーとアヨーと呼ばれる在来豚が存在する。これらの在来豚は畜産分野などから高い注目を集めつつあるが,その遺伝的背景はいまだ明らかではない。本研究ではミトコンドリアDNA(mtDNA)の解析から,沖縄在来豚の遺伝的背景を明らかにする事を目的とした。供試動物として沖縄で飼育されている来歴の明確なアグー,アヨーおよび奄美大島在来豚である大島島豚各6個体を用い,mtDNA D-loop領域の塩基配列を決定し,解析を行なった。沖縄・奄美在来豚18個体で2つのハプロタイプ(アグーと大島島豚で1つ,アヨーで1つ)が認められた。沖縄・奄美在来豚は3品種とも品種復元のため,他品種との交雑が繰り返されてきた。アグー,大島島豚とアヨーが異なる配列を示したことは,そのような品種の歴史を反映しているものと推察された。また,沖縄在来豚の遺伝的多様性は低く,その近交度も高いものと推察された。本研究結果に既報の家畜ブタおよびイノシシの塩基配列を加え,NJ系統樹を作成した結果,沖縄・奄美在来豚はアジア家畜ブタおよびアジアイノシシと同じクラスターに含まれた。さらに,アヨーはニホンイノシシを含むサブクラスターに,アグーや大島島豚はバークシャー種や大ヨークシャー種などの欧米品種をわずかに含むサブクラスターに含まれた。
  • 建本 秀樹, 舩曳 美和, 佐渡山 祐希, 上原 みなみ, 金野 俊洋, 山中 賢一
    日本暖地畜産学会報
    2017年 60 巻 2 号 111-120
    発行日: 2017年
    公開日: 2018/01/01
    ジャーナル フリー
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