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クエリ検索: "無症候性キャリア"
952件中 1-20の結果を表示しています
  • 定本 貴明, 住野 泰清, 柴田 実, 佐藤 源一郎
    日本消化器内視鏡学会雑誌
    1989年 31 巻 5 号 1180-1190_1
    発行日: 1989/05/20
    公開日: 2011/05/09
    ジャーナル フリー
     :無症候性HBウイルスキャリア31例(A群)の腹腔鏡像を無症状B型肝疾患19例(B群)と比較した.A群は男女比5.2:1,平均年齢38.5歳で,B群(18:1,33.1歳)より女性が多く年齢が高かった.A群のe抗原陽性率は35%で,B群(79%)より低かった. 腹腔鏡診断は,A群では白色肝(58%)が最多で,結節肝(10%)も存在したが,B群では斑紋肝(58%)が最多で,結節肝はなかった.A群ではB群より脈管拡大,赤色紋理が少なく,結節形成が多かった. 組織診断は,A群で慢性非活動性肝炎(42%),B群で慢性活動性肝炎(69%)が最も多かった.A群に小葉改築を伴う慢性活動性肝炎や肝硬変が7例(23%)存在し,うち6例は肝障害の既往を有し,e抗原陽性例は1例しかなかった.腹腔鏡像と組織像はよく対応したが,正診を得るために両所見の総合が重要である.血清アデノシンデアミナーゼ活性の測定は病態把握にある程度有用である.e抗体陽性にもかかわらず病態が進展した症例を提示した.
  • 武田 弘, 溝口 靖紘, 宮島 慶治, 筒井 ひろ子, 阪上 吉秀, 宋 健二, 関 守一, 山本 祐夫, 森沢 成司
    肝臓
    1985年 26 巻 12 号 1693
    発行日: 1985/12/25
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
  • 山田 兼雄
    日本臨床免疫学会会誌
    1987年 10 巻 5 号 536-539
    発行日: 1987/10/31
    公開日: 2009/01/22
    ジャーナル フリー
  • 森 進一郎, 福永 秀智, 丸山 征郎, 高岡 俊夫, 是枝 快房, 岩見 文行, 広津 泰寛, 溝口 亮, 川畑 政治, 納 光弘
    日本胸部疾患学会雑誌
    1994年 32 巻 5 号 418-425
    発行日: 1994/05/25
    公開日: 2010/02/23
    ジャーナル フリー
    HTLV-I 感染者の肺局所における HTLV-I 感染細胞の有無を明らかにする目的で, HTLV-I キャリアの気管支肺胞洗浄液細胞から HTLV-I provirus DNA の検出を試みた. 対象は
    無症候性キャリア
    及び各種呼吸器疾患を伴った HTLV-I キャリア16例である. 全例に気管支肺胞洗浄 (BAL), を施行し, 回収分離したBAL細胞からpX遺伝子を標的にしたPCR法を施行した. 結果は, 評価可能な14例中14例の全例において BAL 細胞から provirus が検出された. provirus は
    無症候性キャリア
    のみならず各種呼吸器疾患を有するキャリアにおいて検出され, ウイルス検出の疾患特異性は認められなかった. また,
    無症候性キャリア
    で BAL 液細胞分画正常例においても provirus が検出され, この様な症例の存在から, HTLV-I キャリアでは HTLV-I 感染細胞が肺局所に存在するものと推定された.
  • 東納 重隆, 日野 邦彦
    肝臓
    1998年 39 巻 7 号 439-444
    発行日: 1998/07/25
    公開日: 2009/11/17
    ジャーナル フリー
    C型肝炎ウイルス (HCV) 感染者の病態の検討を供血者を対象に実施した. 解析対象は81名であり, 肝生検を実施すると共に, HCV-RNA定量, Genotype判定, 各種HCV抗体価を測定し, 1年以上にわたり定期的なs-ALT値の観察を実施した. その結果, HCV-RNA陽性かつ1年間以上s-ALT値の正常を持続した者が38名存在した. そのうち37名において, 病理学的に炎症像がないか, 極軽微であった. このことより, HCVキャリアの中にはウイルスの存在にも拘わらず, 肝細胞障害を来さない, いわゆる
    無症候性キャリア
    が存在することが明らかとなり, HCV
    無症候性キャリア
    を1年以上s-ALT値が正常で持続し, 肝組織所見において線維化や炎症所見がないか, 極軽微なものと定義した.
    無症候性キャリア
    群と慢性肝炎群とのウイルス学的検討においては, 非構造領域に対する抗体価 (NS抗体) が前者において有意に低値であり, 両者の鑑別に有用であった.
  • 倉井 清彦, 飯野 四郎, 小池 和彦, 遠藤 康夫, 岡 博
    肝臓
    1986年 27 巻 6 号 707-713
    発行日: 1986/06/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    B型肝炎ウイルスDNAのpre-S領域の支配を受けているペプタイドに対するモノクローナル抗体を用い,その部分のペプタイドを含むHBs抗原(pre-S抗原)をenzyme immunoassay法により定量的に測定した.対象はHBs抗原キャリアー150例で,うち148例の血清中にpre-S抗原が検出された.各種キャリアー状態でのpre-S抗原価は,
    無症候性キャリア
    ーではHBe抗原陽性例29,303±25,571単位,HBe抗体陽性例995±1,085単位,慢性肝炎ではHBe抗原陽性例2,637±3,538単位,HBe抗体陽性例1,414±2,684単位,肝硬変ではHBe抗原陽性例1,385±1,988単位,HBe抗体陽性例280±368単位,肝細胞癌例では138±77単位で,HBe抗原陽性
    無症候性キャリア
    ーでは他群に比し著しい高値を示した.HBs抗原価とは,
    無症候性キャリア
    ー群でr=0.7497,慢性肝疾患群でr=0.8542と良い相関を認めた.pre-S抗原はB型肝炎ウイルス関連の新しいマーカーとして注目される.
  • 倉井 清彦, 飯野 四郎, 鈴木 宏, 三田村 圭二, 田中 直見, 小池 和彦, 遠藤 康夫, 岡 博
    肝臓
    1984年 25 巻 11 号 1394-1405
    発行日: 1984/11/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    HBV持続陽性者292例を対象に5年から12年余(平均7.0年)にわたり肝機能ならびにHBV関連マーカーの経時的検索を行つた.HBe抗原陽性例の年間seronegative率,seroconversion率は
    無症候性キャリア
    ー(ASC)ではそれぞれ5.0%, 3.2%,慢性肝疾患例では10.8%, 4.8%であった.HBe抗原陰性化に際しASC 26例全例に肝機能異常を,慢性肝疾患33例中31例(93.9%)にその増悪を認めた,seronegativeないしseroconversion例の観察期間内における肝機能改善率はASC 26例中25例(96.2%),慢性肝炎27例中20例(74.1%),肝硬変6例中1例(16.1%)で,肝硬変で有意に低かった.HBe抗体陽性例ではASC 138例中9例(6.5%)に一過性に軽度の肝機能異常を認め,慢性肝炎23例中7例(30.4%)に肝機能の改善をみたが,肝硬変4例では異常が持続した.ASCからの肝炎発症例におけるその発症年齢が30歳未満例では30歳以上例に比し肝機能改善率,seronegative率が高く,肝炎の持続期間も短くその差はいずれも有意であった.
  • 葛下 典由, 志水 洋二, 林 紀夫, 村田 浩昭, 佐藤 智信, 石上 佳孝, 宮本 岳, 神田 勤, 笠原 彰紀, 房本 英之, 鎌田 武信
    肝臓
    1994年 35 巻 2 号 191
    発行日: 1994/02/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 原田 友一郎, 長田 郁夫, 田中 雄二, 谷本 要, 白木 和夫, 松田 隆
    岡山医学会雑誌
    1992年 104 巻 9-10 号 969-970
    発行日: 1992年
    公開日: 2009/03/30
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 宏, 飯野 四郎, 市田 文弘, 鈴木 司郎, 吉川 明, 古田 精市, 赤羽 賢浩, 小島 峯雄, 矢野 右人
    肝臓
    1980年 21 巻 10 号 1304-1309
    発行日: 1980/10/25
    公開日: 2010/01/19
    ジャーナル フリー
    Radioimmunoassay (RIA)によるe抗原・e抗体の検出(Dainabot社製)をHBVキャリアーについて検討するとともに免疫拡散(ID)法との比較検討を行なつた.
    1) HBVキャリァーはRIA法によると,86%がe抗原,e抗体何れかが陽性と判定され,両者陰性例は5%,判定保留例は9%であった.
    2) 明らかなe抗原・e抗体共存例は774例中3例にみられたにこ過ぎなかったが,判定保留例のなかには両者共存例と考えられる例が認められた.
    3) 両者陰性例,判定保留例は
    無症候性キャリア
    ーに最も少なく,ついで慢性肝炎.肝硬変に多く,肝細胞癌で最も多かった.これは,e抗原価の低い例および両者共存例がこの順に多いためと考えられた.
    4) ID法の陽性例は1例を除き,RIA法と一致した.また,RIA法によるe抗原陽性例の42%,e抗体陽性例の51%がID法で陰性であった.これはID法に比ベて,RIA法の方が検出感度が高いことを示しているといえる.
  • 池本 吉博, 溝口 靖紘, 沢井 寛子, 筒井 ひろ子, 新井 孝之, 宮島 慶治, 宋 健二, 山本 祐夫, 森沢 成司
    日本消化器病学会雑誌
    1984年 81 巻 2 号 221-226
    発行日: 1984年
    公開日: 2007/12/26
    ジャーナル フリー
    健常ヒト, B型慢性活動性肝炎患者および無症候性HBVキャリアの末梢血単核細胞をそれぞれ分離して, pokeweed mitogen (PWM) で刺激すると, いずれも抗TNP-SRBC抗体産生が有意に誘導され, 抗体産生細胞の誘導には, この三者間で有意差は認められなかつた. しかし, エストロゲンをPWMと同時に添加すると, 健常ヒトおよびB型慢性活動性肝炎患者の場合は, 抗体産生やリンパ球のDNA合成が増幅されるのに反して, 無症候HBVキャリアの場合は, エストロゲンによるこれらの増幅が認められなかつた. これらの結果から, 無症候性HBVキャリアの成因の少くとも一部に女性ホルモンに対する応答の差で示されるような免疫学的要因が関与していると考えられた.
  • 椎名 秀一朗, 武藤 弘行, 伊藤 泰昭, 田川 一海, 鵜沼 直雄, 大森 友幸, 鈴木 征子, 津田 文男
    肝臓
    1986年 27 巻 6 号 829-830
    発行日: 1986/06/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
  • 小川 祐美
    Medical Mycology Journal
    2012年 53 巻 3 号 179-183
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/23
    ジャーナル フリー
    Trichophyton tonsurans 感染症が, わが国で蔓延し始めて10年以上経過する. 当初は, 高校 ・ 大学生の格闘技選手間での集団感染が特徴であったが, 徐々に低年齢層や競技とは無関係の患者が増加している. 感染者数などは, 菌種同定の不便さから把握が困難であるが, 格闘技選手間では6 ~ 10%程度の頭部の保菌者が存在し, その80%以上が
    無症候性キャリア
    である. 実際には自ら受診する症状が出にくく, 潜在患者が多いと考えられる. 本感染症は, 体部白癬 ・ 頭部白癬が主たる病型である. 特徴は臨床症状が軽微で, 慢性化すると症状がほぼ消失し,
    無症候性キャリア
    となり感染源となる. 生毛内寄生を伴う体部白癬には, 特に注意が必要である. 診断は通常の白癬と同様 KOH 検査法と真菌培養で, 原因菌の分離 ・ 同定である. 治療は, 頭部の菌の有無を目安に抗真菌剤の外用 ・ 内服を柱とする. 感染予防も重要な課題である.
  • 倉井 清彦, 飯野 四郎, 小池 和彦, 遠藤 康夫, 岡 博, 三田村 圭二, 鈴木 宏
    肝臓
    1985年 26 巻 12 号 1581-1589
    発行日: 1985/12/25
    公開日: 2009/05/26
    ジャーナル フリー
    血中HBe抗原をIgG freeのsmall HBe抗原とIgG boundのlarge HBe抗原に分画し,その画分を定量的に解析することにより,HBV持続感染例におけるそれぞれの分画の動態ならびにそれと肝障害との関連について検討した.
    無症候性キャリア
    ー例ではsmall HBe抗原量は総HBe抗原量に一致して変動したが,large HBe抗原量には著変をみなかった.肝炎発症例では発症直前にsmall HBe抗原量の著増を,その後GPT値の上昇に一致してlarge HBe抗原量の増加を認め,それに従いlarge HBe抗原の占める比率が急上昇した.慢性肝炎例ではlarge HBe抗原量は総HBe抗原量,small HBe抗原量,GPT値とほぼ平行して変動したが,副腎皮質ステロイド剤投与時small HBe抗原量とlarge HBe抗原量の動きは解離し,後者の動きはGPT値の動きに一致した.以上のことから,large HBe抗原は肝炎の発現ならびに活動性と密接に関連し変動すると考えられ,肝細胞障害機構におけるその病因的意義が注目される.
  • 小俣 政男, 江畑 稔樹
    日本臨床免疫学会会誌
    1995年 18 巻 6 号 583-593
    発行日: 1995/12/31
    公開日: 2009/02/13
    ジャーナル フリー
  • 肝臓
    1999年 40 巻 supl1 号 93-105
    発行日: 1999/05/25
    公開日: 2010/11/29
    ジャーナル フリー
  • 中野 創
    日本皮膚科学会雑誌
    2009年 119 巻 7 号 1225-1230
    発行日: 2009/06/20
    公開日: 2014/11/28
    ジャーナル 認証あり
  • 田沢 潤一, 真田 勝弘, 酒井 義法, 山根 道雄, 草野 史彦, 永山 和宜, 藤原 秀臣, 平沼 進
    日本農村医学会雑誌
    2004年 53 巻 2 号 110-117
    発行日: 2004年
    公開日: 2005/03/29
    ジャーナル フリー
    肝疾患診療現場におけるC型肝炎患者の実態や, その後の受診状況などに関しては不明な点が多い。1997年1月から同年2月までの2か月間に当院内科外来で診療した肝疾患患者, 連続844症例を対象に検討した。583例がC型肝炎ウイルス (HCV) に感染しており, この内3例はHBs抗原陽性, 他の1例はA型急性肝炎合併例であり, 結果としてC型肝炎単独感染例は579例 (68.6%) であった。C型肝炎単独例の病型は, 急性肝炎1例,
    無症候性キャリア
    60例, 慢性肝炎332例, 肝硬変130例, 原発性肝癌41例, 不明15例であった。肝生検施行例について線維化進展度をみると, 約半数がF1であった。HCV遺伝子型2型に対するインターフェロン単独療法の成績は全国的な成績より劣っていたが, 高ウイルス例が多いことがその原因であることが示された。地域によりHCV遺伝子型の分布に偏りがある傾向がみられたことから, 地域性を明らかにする意義が示された。5年後も通院中の症例は,
    無症候性キャリア
    を除いたC型慢性肝炎では68.1%, HCV
    無症候性キャリア
    では50%と低率であり, これらの脱落症例が他の診療機関などで十分な経過観察が行われているかを明らかにすることも重要と考えられた。
  • 特にDNA-ポリメラーゼとの関係について
    斎藤 聡, 熊田 博光, 池田 健次, 茶山 一彰, 荒瀬 康司, 海上 雅光
    肝臓
    1990年 31 巻 8 号 881-885
    発行日: 1990/08/25
    公開日: 2009/07/09
    ジャーナル フリー
    トランスアミナーゼを含む血液生化学検査が正常で,e抗原陽性のHBVキャリアー36例に対して各種HBVマーカーを含む肝機能検査と肝生検を施行した.組織学的には正常肝7例,Chronic persistent hepatitis (CPH) 10例,Chronic aggressive hepatitis-2A (CAH2A) 11例,Chronic aggressive hepatitis-2B (CAH2B) 3例,Liver cirrhosis (LC) 5例であった.
    またLC例では正常例に比しDNAポリメラーゼ(DNA-P)と血小板が有意に低く(p<0.01),年齢が有意に高かった(p<0.01).従来
    無症候性キャリア
    ーとされていた,各種の生化学検査が正常で,e抗原陽性のHBVキャリアーは慢性肝炎やなかにはLCもあり,いわゆるhealthy carrierは比較的少数であった.その鑑別にはDNA-P,血小板,年齢がLCのスクリーニングとして有用であった.
  • 清原 龍夫, 村田 建一郎, 守家 泰一郎, 渡辺 正実, 池田 柊一, 市丸 道人, 板倉 英〓
    Japanese Journal of Tropical Medicine and Hygiene
    1991年 19 巻 1 号 33-38
    発行日: 1991/03/15
    公開日: 2011/05/20
    ジャーナル フリー
    AIDS患者末梢血NK活性が抑制されている事が知られているが, このNK活性の抑制機構を解析した。
    無症候性キャリア
    のNK活性は抑制を受けておらず, その時のキャリアの末梢血のCD4+細胞は0%であった。つぎに, HIVの外殼糖蛋白質gp41の一部で, レトロウイルスに保存されている17個のアミノ酸から成るペプチドと, その類似構造をしたペプチドを3種合成した。これらの合成ペプチドは, 正常コントロールのNK活性も,
    無症候性キャリア
    のNK活性も共に抑制したが, キャリアに対する抑制が著しかった。正常コントロールNK活性に対する合成ペプチドの作用段階は, NK細胞と標的癌細胞の結合にも, 標的細胞によるNK細胞のTriggeringにも合成ペプチドが影響を与えないことから, Triggering以後の段階であると考えられた。一般には, AIDSの発症には, HIVがCD4+細胞に感染し, その機能が損われる事が重要だと考えられており, 多くの研究が為されているが, 以上の結果より,
    無症候性キャリア
    が発症するに至るプロセスには, それ以外のNK等の免疫機能の抑制が何らかの役割を果たしていると考えられた。
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