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クエリ検索: "聖書協会共同訳"
33件中 1-20の結果を表示しています
  • ―古代から現代まで―
    長谷川 修一
    通訳翻訳研究
    2019年 19 巻 153-165
    発行日: 2019年
    公開日: 2021/03/03
    ジャーナル フリー
    This paper, consisting of two parts, explores the history of translations of the Hebrew Bible. The first part briefly reviews The Bible: Japan Bible Society Interconfessional Version published in 2018 by the Japan Bible Society. In this study, three questions are considered: 1)Why was a new translation needed? 2)What kind of characters does the new translation have? 3)Which translation theory was adopted for the new translation and why? The second part of the paper presents the history of the Hebrew Bible in antiquity by describing the translations of the Hebrew Bible and highlighting the differences in the story of David and Goliath(1 Samuel 17) between a Hebrew text (the Masoretic Text of the Leningrad Codex) and its ancient Greek translation (the Septuagint). It further attempts to explain why such differences emerged during the transmission history of the Hebrew Bible.
  • 新共同訳から聖書協会共同訳へ
    小友 聡
    日本の神学
    2021年 60 巻 202-208
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー
  • スコポス理論の精密化に向けて
    淺野 淳博
    日本の神学
    2021年 60 巻 196-201
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー
  • 加藤 哲平
    京都ユダヤ思想
    2020年 11 巻 61-63
    発行日: 2020/12/20
    公開日: 2023/04/06
    ジャーナル オープンアクセス
  • 山田 彩加
    頸城野郷土資料室学術研究部研究紀要
    2020年 5 巻 12 号 1-6
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/06/30
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
  • 宮川 創
    日本語の研究
    2023年 19 巻 2 号 37-52
    発行日: 2023/08/01
    公開日: 2024/02/02
    ジャーナル フリー

    本稿の目的は,日本では江戸時代後期,幕末に入る前である1837年にシンガポールで公刊された『約翰福音之傳』(約翰之福音傳:ヨハン子スノ タヨリ ヨロコビ)の翻訳元の言語を特定することである。『約翰福音之傳』は,新約聖書中の四福音書のうち最後の福音書である『ヨハネによる福音書』の日本語訳である。この書は,新約聖書公同書簡中の三つの『ヨハネによる手紙』の日本語訳である『約翰上中下書』とともに,現存する最古の日本語訳聖書であると言われる。これらの書を訳したのは,プロイセン出身の宣教師ギュツラフ(漢名:郭士立あるいは善徳)である。先行研究では,ギュツラフが英語訳あるいはドイツ語訳から『約翰福音之傳』を日本語へ翻訳したと考えられてきた。しかし,本稿では,『約翰福音之傳』の天理図書館所蔵本の翻刻のテキストに出てくる固有名詞を,欽定訳聖書(英語),ルター訳聖書(ドイツ語),Textus Receptus(ギリシア語本文)と比較し,ギュツラフがこれらの人名をギリシア語本文から直接翻訳した可能性が高いことを示す。

  • 加藤 博道
    日本の神学
    2021年 60 巻 209-214
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー
  • 山口 希生
    新約学研究
    2019年 47 巻 74-79
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/09/02
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―ライプニッツ・九鬼・中井の哲学から―
    織田 和明
    未来共創
    2020年 7 巻 29-47
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/15
    ジャーナル フリー
     西洋を中心とする哲学の歴史において創造論は極めて重要な位置を占めるが、共創という概念はあまり論じられてこなかったように思われる。本論では、G. W.ライプニッツと九鬼周造の哲学を創造という観点から検討し、そして中井正一の思想を参考にしながら共創を探求する理由とその方向性について考察する。  ライプニッツは苦しむ人間に配慮することなく最善世界を1人で創造する冷酷な全知全能の神を考えた。九鬼は到来する偶然を受け止めながら神秘の瞬間にマクロコスモスと共鳴するミクロコスモスのはかない美に瞬間的な共同性を求める孤独な人間を描いた。中井は集団的主体のあり方について研究し、そして様々な形で実践した。それは技術を用いて集団において積極的に他者と協力しながら創造していく方法である。より対等なもの同士の関係性の中でなされる創造としての共創に必要なものは中井が研究し、実践したような、人々が各々の能力を存分に発揮し、持続的に発展していく組織である。共創学の課題は共に創造できる機構を組織するための技術を探求することであり、そのための技術こそが我々の求める共創知である。
  • 山口 希生
    新約学研究
    2020年 48 巻 25-44
    発行日: 2020年
    公開日: 2020/09/07
    ジャーナル オープンアクセス
  • 大澤 耕史
    京都ユダヤ思想
    2022年 13 巻 10-20
    発行日: 2022/06/25
    公開日: 2023/06/26
    ジャーナル オープンアクセス
  • 荒木 正純
    英文学研究
    2021年 98 巻 82-87
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/01/30
    ジャーナル オープンアクセス
  • 伊東 寿泰
    日本の神学
    2021年 60 巻 124-129
    発行日: 2021/09/25
    公開日: 2022/10/01
    ジャーナル フリー
  • 焼山 満里子
    日本の神学
    2019年 58 巻 108-113
    発行日: 2019/09/25
    公開日: 2021/08/25
    ジャーナル フリー
  • ―食事の絵の系譜からの題材提案(7段階学習モデル)と作品分析―
    岡田 匡史
    美術教育学研究
    2021年 53 巻 1 号 65-72
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/31
    ジャーナル フリー

    本稿は第57回大学美術教育学会で既発表の読解的鑑賞研究を基とする。ルネサンスと称す美術黄金期に熟した西洋絵画を,日本の学習者に人類の文化遺産として触れて貰い理解を増して欲しいと願う。今回は,名画諸作が犇めくフィレンツェ派を離れ,ゴンドラで有名な水の都,ヴェネツィアに育まれた画派より絵を選定した。本稿を起筆した昨夏は予期しなかったが,洪水や新型コロナ禍で大打撃を受けた,美術の宝庫ヴェネツィアの復興を祈る。鑑賞材選定の際,馴染み易く普遍的でもある主題として食事を設け,祝宴図に注意を向けた。日本で広く知られるのは,レオナルドの「最後の晩餐」だが,作品規模・描写水準・技法的熟達度・主題解読密度等で何ら遜色なき絵として,「ヨハネによる福音書」2章1-12節に準拠しながら,ヴェネツィア的脚色も楽しめる,ヴェロネーゼ「カナの婚宴」を選び,作品読解を機軸とする7段階学習モデルを提起した。

  • 樋口 進
    夙川学院短期大学教育実践研究紀要
    2019年 2019 巻 13 号 3-8
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/10/04
    研究報告書・技術報告書 オープンアクセス
     夙川学院に短期大学が設置されたのは、1965 (昭和40)年1月25日であり、同年4月20日に開学式を挙行して、教育が開始された。このとき、短大の教育理念は特には定められなかったが、戦後夙川学院が教育理念とした「キリスト教精神」は前提であったようである。しかし、礼拝とかキリスト教の授業科目を配置するということはなかった。ただ、入学式や卒業式が礼拝形式で行われ、またクリスマス行事などもあり、ここにわずかに「キリスト教精神」が生きていたと言うことができる。『九十年史』には、二代目学長の高木俊蔵の文として次のように記されている。「夙川学院は古くから宗教的情操教育を重視し、短大も創設以来この伝統を守ってきた1。」そして、短大の「教育理念」としては、1980 (昭和55)年に次のように定められた。すなわち、「愛と誠実」「清新な学識」「清楚にして優雅」である。これは、短期大学 教授の増谷くらの提案をもとにして専門委員会、教授会で検討したものということである2。『百年史』には、次のようにある3。「第一項では女性といわず、人間として基本的に求められる項目が述べられ、第二項では、教養豊かにして、専門とする学識に秀で、技能に熟達した女性が、社会の発展に寄与することを願い、短期大学が教授するものは、諸学•技術の基礎から、現代におけるその展開•応用に至ることを示唆している。そして学生が、自発的に研鑽し、探究心 を深めてくれるように願っているのである。第三項では、本学の学生が歴史と伝統に育まれた夙川学院の構成員としての自覚と誇りを持って、しかも学生らしく清楚であって、言動優雅であることを希求しているのである。」この中で、第一項の「愛と誠実」に関しては、夙川学院が戦後教育理念としたキリスト教思想を反映したものと思われる。イエス•キリストは、最も重要なこととして、「心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい」ということと、「隣人を自分のように愛しなさい」ということを教えた(マタイによる福音書22:37-39、マルコによる福音書12:29-31)。また、イエス•キリストは、「正義、慈悲、誠実を最も重要なこととして行うべきだ」と教えている(マタイによる福音書23:23)。以下、聖書において「愛」と「誠実」がどのように言われているかについて検討したい。
  • 原始エルサレム教会から後二世紀まで
    大貫 隆
    生活大学研究
    2021年 6 巻 1 号 24-43
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/04/21
    ジャーナル フリー
    生前のイエスによるエルサレム神殿倒壊の予言(マルコ14, 58)は,復活信仰成立後間もない原始エルサレム教会の中で再び活性化された.それは使徒言行録と全書6–7章に記されたステファノ殉教事件から読み取られるように,復活のイエスが天上から再び到来するという待望と結びついていた(第I節).その待望は満たされずに終わり,ステファノを含むギリシア語を話すユダヤ人キリスト教徒はエルサレムから離散した.しかし,アラム語を話すユダヤ人キリスト教徒は残留した.やがてペトロに代わって「義人」(主の兄弟)ヤコブが指導権を掌握した.以後その系譜に連なりながら後二世紀までさまざまな分派として存続したパレスチナのユダヤ人キリスト教のことを「ユダヤ主義キリスト教」と呼ぶ.第II節で取り上げる『ヘブル人福音書』の断片は,ユダヤ主義キリスト教のキリスト論が初期の「人の子」キリスト論であったことを推測させる.それは義人ヤコブに顕現する復活のイエスを「人の子」と明示している.第III節では,義人ヤコブの最期に関するヘゲシッポスの報告から,ヤコブとその仲間が「人の子」イエスの再臨を待望していたことが論証される.そこでは,生前のイエスが織り上げていた「神の国」についてのイメージ・ネットワークが,原始エルサレム教会の復活信仰によって補正された上で,継承されていることが証明される.同時に,ヤコブが時の大祭司によって「律法を犯したかどで」処刑されたというユダヤ人歴史家ヨセフスの証言から,ヤコ ブがモーセ律法の中の「供儀」条項を拒否していたと推定される(仮説1).第IV節では,AD 70年のローマ軍によるエルサレム神殿の陥落直前に,原始エルサレム教会がヨルダン川東岸のペラ(Pella)へ脱出したこと,その根拠となったのがキリストによる「天啓」あるいは「命令」であったという証言が取り上げられる.その証言はヘゲシッポス,エウセビオス,エピファニオスという教父たちの他,後二世紀のユダヤ主義キリスト教に属する外典文書『ペテロの宣教集』の中に見出される.そこでも,イエスは「人の子」とされ,二回にわたる到来が語られる.一回目は生前のイエスのことで,彼は「真の預言者」として「供儀の廃止」を予言したと言う.二回目は差し迫った再臨のことで,その時初めて「供儀の廃止」が実現されると言われる.おそらく,ローマ軍によるエルサレム陥落の直前には,生前のイエスによる神殿陥落予言(マルコ14, 58)がまたもや活性化され,それがキリストによる「天啓」あるいは「命令」と解釈されたものと推定される(仮説2).第V節では,皇帝ドミティアヌスがイエスの親族(ひ孫)を直接尋問して,その終末待望について問い質したという,またもやヘゲシッポスの報告が分析される.イエスの親族が語る「神の国」は,「人の子」イエスの再臨によって実現されるという点で,原始教会の復活信仰による補正を経ているが,生前のイエスの「神の国」のイメージ・ネットワークをよく留めている.
  • 山我 哲雄
    日本の神学
    2020年 59 巻 144-153
    発行日: 2020/09/25
    公開日: 2022/03/01
    ジャーナル フリー
  • 大澤 耕史
    京都ユダヤ思想
    2020年 11 巻 140-151
    発行日: 2020/12/20
    公開日: 2023/04/06
    ジャーナル オープンアクセス
  • ―Blighのキアスムス構造を前提として―
    大喜多 紀明
    人間生活文化研究
    2023年 2023 巻 33 号 561-574
    発行日: 2023年
    公開日: 2023/11/24
    ジャーナル フリー

     本稿では,新約聖書に収納された巻であるガラテヤ人への手紙が裏返し構造であるか否かを検証した.その際,当該テキストにおける既知の構造的キアスムスである,Blighが考案した図式を前提に,かかる図式を構成する要素対が対照的な関係であるか否かを確認することによる判別をおこなった.本稿の分析の結果,当該図式を構成するすべての要素対が対照的な関係であることが明らかになったため,テキストは裏返し構造であることがわかった.

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