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クエリ検索: "藤井亮"
466件中 1-20の結果を表示しています
  • 鶴丸 豊広, 筒井 泉,
    藤井亮
    素粒子論研究
    2001年 103 巻 5 号 E144-
    発行日: 2001/08/20
    公開日: 2017/10/02
    ジャーナル フリー
  • 蛯子 慶三, 木村 容子, 髙田 久実子, 水野 公恵, 辻 恭子, 母袋 信太郎, 溝口 香絵, 高橋 海人, 森永 明倫, 津嶋 伸彦, 伊藤 隆, 佐藤 弘
    日本東洋医学雑誌
    2024年 75 巻 4 号 321-327
    発行日: 2024年
    公開日: 2025/07/04
    ジャーナル フリー

    1992年3月~2022年2月までの30年間に当研究所鍼灸外来を受診した顔面神経麻痺患者867例の受療行動を調査した。その結果,医療機関からの紹介452例(52.1%),Web 閲覧294例(33.9%),知人からの紹介70例(8.1%),その他51例(5.9%)であった。Web 閲覧が受療行動に繋がった例を2003年3月~2013年2月(10年)と2013年3月~2022年2月(9年)で比較すると,前者9例,後者285例と31.7倍に増加した。2013年に当研究所 Web サイトに,自著論文に基づく顔面神経麻痺の鍼治療方針を掲載したことが,この増加の主な要因と考えられた。また,当研究所 Web サイトへの掲載は,学外の医療機関からの紹介患者の増加にも影響を与えたことが示唆された。今後,学術論文に基づく情報発信ならびに医療連携の構築が望まれる。

  • - 需給の現状と業者の年収を中心に -
    藤井 亮輔, 矢野 忠, 近藤 宏, 福島 正也
    日本東洋医学系物理療法学会誌
    2017年 42 巻 2 号 87-95
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/07/07
    ジャーナル オープンアクセス
    【目的】あん摩マッサ-ジ指圧業の実態を需給の現状と業者の年収を中心に考察し当該行政の政策 検討の基礎資料に資する。
    【対象】全国から収集した鍼灸マッサージ業者102,831件から抽出した20,000件を調査の客体とし た。
    【方法】収集した業者名簿102,831件(施術所76,505件、出張専門業者26,326件)から層化二段 無作為法で抽出した施術所17,000件、出張専門業者3,000件に無記名式質問紙調査票を2016年10 月末に送付し同年11月18日までの回答を依頼した。
    【結果】未着票(21.0%)を除く 15,793 通が有効に着信し 4,605 人(29.2%)から回答を得たが、 うち769人(16.7%)は休業中か廃業していた。この未着率、 休業廃業率や取扱患者数等の結果から、 営業中のあん摩マッサージ指圧(以下、あマ指という)業者は44,040件、同業者が2016年10月 に扱った延べ患者総数は3,822,000人(雇用者を含む)、実働あマ指師総数は88,900人が算出され、 同月にあマ指師1人が扱った延べ患者数は43人(営業24日/月換算で1日1.8人)と推計された。 また、前年分年収(中央値)は視覚障害者の128万円に対し晴眼者は400万円で、前者の42%が 100万円以下の階層に集中していた。
    【考察】国民一世帯当たりの所得額の中央値を標準とすると2015年の同所得額(4,270,000円)は 月間90~120人分の施術料収入に相当する。この人数を充たすには概算で1日4~5人分の売り 上げが必要となるが、この格差(1.8人との差)は実働あマ指師の供給力余力の大きさを示す目安 と考えられる。一方、接骨院等の急増であマ指市場は供給超過にあり生活難に陥る視覚障害者が 急増している。よって、あん摩マッサージ指圧師、はり師、きゆう師等に関する法律(以下、あ はき師法という)の第19条1項による職業選択の自由の制限は必要かつ合理的範囲内であり需給 の現状からも許容されると考える。
    【結論】本研究により、あマ指師の供給力の余力幅が十分な規模にある実態と、晴眼者と比べて生 活難に陥る視覚障害業者が急速に増えつつある現状が明らかとなった。
  • 藤井 亮輔
    日本東洋医学系物理療法学会誌
    2016年 41 巻 2 号 17-25
    発行日: 2016年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル フリー
    明治期の富岡兵吉に始まるわが国の病院マッサージ師は一貫して数を増やしたが、マッサージ診療報酬の引き下げ(1981年)で潮目が変わり、直近の統計でピーク期(1990年、7,040人)の4分の1を割り込んだ。EBM隆盛の医療界で医療マッサージの消滅を免れるには関連のエビデンスの構築が欠かせない。本稿は、その研究推進策の基調として昨年度の学術大会で企画された表題の講演に筆を加えたものである。  エビデンスは治療法等の有効性・安全性を示す客観的証拠とされ、その質は臨床研究のデザイン、すなわち、症例報告、ケースシリーズ、症例対照研究、コホート研究、ランダム化比較試験(RCT)、メタアナリシスの順で高くなるとされる。中でも、ランダム化された2群間の効果の有無を統計学的に比較するRCTは有効性の証明に威力を発揮する。  1980年代、優れた研究デザインの開発や医学情報の電子データベース化が進む中、「治療法を選ぶ際の根拠は正しい方法論に基づいた観察や実験に求めるべき」とのSackettらの主張を端緒にEBM(Evidence-based Medicine)の流れが形成され90年代後半以降の潮流となった。その理念は、①患者の問題を見極め、②その解決に必要な情報を探し、③得られた情報を吟味し、④どの情報を選ぶかを患者と共に考え、⑤その結果を評価するという行動指針である。EBMを実践する過程で患者に提供する医学情報は一般にRCTによる論文が推奨される。  この観点から筆者らは、1983年〜2015年までの医中誌Webに掲載されたマッサージ関連論文のレビューを行った結果をWebに公開し、良質の論文をA4紙1枚の構造化抄録(SA)にまとめて提供してきた。しかし、1万件を超える候補書誌のうちSAに採用された論文は30件、そのうち適切にランダム化されていたRCTは12件にとどまった。さらに、これらの論文の掲載誌情報から、当該研究の担い手の過半数が看護の領域に関わる人たちである可能性が高い。  このように、わが国ではマッサージ関連の質の高いエビデンスと研究の担い手が著しく不足している。その裾野を広げるため、斯界には日常臨床における症例観察の構築と臨床研究教育の普及を図るための戦略的な取り組みが求められる。
  • 藤井 亮輔, 末武 良太, 山崎 紘照, 萩野谷 泰朗, 鶴田 理絵, 及川 真理子, 坂本 裕和
    日本東洋医学系物理療法学会誌
    2015年 40 巻 2 号 73-79
    発行日: 2015年
    公開日: 2020/05/20
    ジャーナル オープンアクセス
    【目的】坐骨神経の起始部に高い確率で刺激することが可能な刺鍼点を検討する。
    【方法】剖検(坐骨神経起始部の体表投影部位を推定するための剖検)と、臨床試験(同部位の刺鍼点としての妥当性を検証するための低周波鍼通電試験)で構成する。<剖検<東京医科歯科大学解剖学実習体 3 体(男性)の殿部 6 側を用い上後腸骨棘等の指標物と梨状筋下の坐骨神経起始部との位置関係を観察した。<臨床試験>健康成人 15 名の左右殿部 30 側を対象に解剖所見で推定した梨状筋下刺鍼点に刺入した 90mm・24 号鍼の有効刺激率を、坐骨神経支配筋の収縮と下肢への放散感の有無で評価した。また、有効刺激となる最少刺鍼深度(消退深度)を計測した。有害事象は試験直後における坐骨神経の機能脱落症状の有無で評価した。梨状筋下刺鍼点の触察と鍼施術者は固定した。
    【結果】梨状筋下刺鍼点を「上後腸骨棘から尾側方向に引いた垂線(3 ~ 4 横指幅)が大坐骨孔に進入する地点の仙骨外縁陥凹部」と仮定した。この点と上後腸骨棘間の距離は 65mm± 11mmだった。同点に直刺した鍼に通電した結果 29 側に坐骨神経支配筋の収縮(大腿二頭筋 20 側など)を認めたので有効刺激率は 96.7%だった。下肢放散感の自覚例は 22 側(足底 13 側など)だった消退深度は男 65.3 ± 5.3mm、女 78.6 ± 8.3mmで男女間に有意差を認めた(p<0.05)。また、女性ではBMI と殿囲との相関性を認めた(BMI:r=0.75、殿囲:r=0.77)。有害事象は確認されなかった。
    【考察】梨状筋下刺鍼点に刺入した鍼の坐骨神経刺激率が高率であったことは、同点が容易に触知できる指標物に依拠していたためと考えられる。有害事象を認めなかったことも考慮すると同点の坐骨神経刺激点としての有用性が示唆された。
    【結論】上後腸骨棘から尾側方向に引いた垂線が大坐骨孔に進入する地点(上後腸骨棘から約 65mm)の仙骨外縁陥凹部に刺入した鍼が直進することを前提として推論すると、男は 65mm前後、女は 79mm前後の深度で坐骨神経起始部を安全かつ高い確率で刺激する。
  • 平成14年衛生行政報告例隔年第63表及び第64表の検証
    藤井 亮輔, 山下 仁, 岩本 光弘
    全日本鍼灸学会雑誌
    2005年 55 巻 4 号 566-573
    発行日: 2005/08/01
    公開日: 2011/08/17
    ジャーナル フリー
    【背景】あん摩業、鍼灸業に係る施術所数及び同施術所に従事する就業者数は衛生行政報告で公表される。しかし、業の停止を届け出ない業者が相当数いる可能性があること、各免許を複数所持する業者の実態が明らかでないことから、業の実勢を示す統計データとしては疑問がある。
    【目的】平成14年衛生行政報告で公表されたあん摩業・鍼灸業の施術所数および就業者数の信頼性を検証する。
    【方法】1都4県下の12保健所を抽出し、同管内の名簿に登録されている業者3,084件全数を対象に、届出住所地での営業実態と所持免許別構成割合に関する質問紙を郵送して調査した。
    【結果】名簿に登録されている施術所のうち26.5%の施術所に営業実態がなかった。また、あん摩マッサージ指圧師の52.5%がはり師ときゅう師免許を併有していた。
    【考察・結語】得られた数値から平成14年の施術所数及び就業者数を推計すると、あん摩施術所41,500件、鍼灸施術所10,300件、就業あん摩マッサージ指圧師71,500人、就業はり師54,400人という概数が得られる。このことから、同年衛生行政報告例隔年第63表及び第64表は下方修正する必要性が示唆された。
  • 大竹 剛, 真島 恵吾, 合志 清一, 藤井 亮介, 伊藤 浩, 鈴木 光義, 高井 重典, 寛座 武智
    映像情報メディア学会誌
    2008年 62 巻 8 号 1292-1300
    発行日: 2008/08/01
    公開日: 2010/05/01
    ジャーナル フリー
    As digital broadcasting has become widespread and the available bandwidth for Internet access has become wider, more high-quality digital content has been distributed to users, making illegal copying a critical issue in the content business. New technology for identifying illegally distributed content is necessary to deter it. We developed two methods for identifying video content: the extraction of characteristic information from video and the use of phase-only correlation. A system was developed to apply these methods to digital TV programs. Experiments on four weeks of broadcast content gave good results, which suggests that a combination of the two methods would enable us to identify video content distributed illegally over the Internet precisely and quickly.
  • 寺内 喜男, 藤井 亮, 穂藤 尚男
    日本機械学会論文集 C編
    1980年 46 巻 406 号 675-684
    発行日: 1980/06/25
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    インダクタンス形振動計を用いて,かさ歯車の直交三方向の変位を測定し,検討した.これらの検討の結果,歯車軸や軸受の剛性度が直交三方向変位に大きく影響していること,三方向変位は歯車装置系のねじり固有振動数や歯車軸の曲げ固有振動数に大きな影響を受けること,かさ歯車の軸方向変位には 2fz, 3fz, 4fz などの高い周波数の振動が現れていること,低周波成分の振動には軸受の剛性度が大きく影響を与えることがわかった.
  • 近藤 宏, 藤井 亮輔, 栗原 勝美, 田中 秀樹, 黒岩 聡, 半田 美徳
    全日本鍼灸学会雑誌
    2012年 62 巻 1 号 47-54
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/07/05
    ジャーナル フリー
     【目的】鍼灸マッサージ師の雇用希望のある診療所の状況や鍼灸マッサージ師の業務実態について分析し、 今後の診療所における鍼灸師およびマッサージ師の就業開拓の基礎資料とすることを目的とした。
    【方法】診療所に従事する鍼灸マッサージ師の業務実態と今後の雇用ニーズ等に関する調査において鍼灸師またはマッサージ師の雇用希望があると回答した52施設を対象とした。 免許別に鍼灸師雇用希望施設 (n=5)、 鍼灸師およびあん摩マッサージ指圧師雇用希望施設 (n=25)、 あん摩マッサージ指圧師雇用希望施設 (n=22) の3群に分けて診療所の状況や業務実態について分析を行った。
    【結果】産婦人科や婦人科のある診療所で雇用希望のあるのは鍼灸師のみであった。 整形外科やリハビリテーション科のある診療所では、 鍼灸師およびあん摩マッサージ指圧師のいずれも雇用希望が多い。 鍼灸師およびあん摩マッサージ指圧師の雇用満足度は、 費用対効果より患者ニーズからみた満足度の方が高い。
    【結論】鍼灸師およびあん摩マッサージ指圧師の雇用ニーズのある診療所の特徴を分析することができ、 医療機関への就業の促進の一助となるものと考える。
  • 制定の背景および基準の概要
    小池 峻太, 小山田 賢治, 岸川 義明, 藤井 亮, 畑山 和博, 佐藤 裕文
    安全工学
    2025年 64 巻 1 号 39-44
    発行日: 2025/02/15
    公開日: 2025/02/15
    ジャーナル 認証あり

    水素の利活用の多様化及び拡大に伴い , 再生可能エネルギーを利用して水素を製造することができる水 電解装置は , 様々な分野での活用が期待されている . 水電解装置の安全確保に関する国際規格には , ISO,ASME などがあり , 各国で活用されている . 一方 , 日本では水電解装置の安全確保に関する規格が 定められていなかった . そこで , 特別民間法人高圧ガス保安協会 ( 以下 , 「 KHK 」という ) は , 国際規格 との調和を考慮しつつ , 圧力機器の構造並びに発生したガスによる火災及び爆発の防止に関する最低限の 要求事項を定めた規格として水電解装置に関する基準 KHKS 0871 を制定した . ここでは , その制定の背 景及び基準の概要を紹介する .

  • 渡邊 健, 鮎澤 聡
    全日本鍼灸学会雑誌
    2021年 71 巻 1 号 21-31
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/10/28
    ジャーナル フリー
    【目的】坐骨神経鍼通電療法とは、殿部あるいは下肢において鍼を経皮的に刺入して坐骨神経に電気刺激を行う方法である。一定の治療効果が報告されているが、体表の指標を目安にブラインド下に鍼を刺入するため、血管等組織損傷の可能性が常に存在する。これまでに、安全性を目的とし、かつ生体を用いた殿部における鍼刺入路の画像解剖学的検討はなされていない。本研究では、殿部の生体画像を用いて、殿部刺鍼点およびその鍼刺入路周囲部における解剖学的構造物(骨盤腔内臓器・血管・骨格筋)の解析を行い、より安全性の高い刺鍼部位について検討を行った。 【対象と方法】殿部における代表的な刺鍼点3点(a:傍仙骨部・b:梨状筋下孔部・c:坐骨結節-大転子間部)を取り上げ、各鍼刺入路周囲部をそれぞれA、B、Cゾーンとし、各ゾーンに存在する構造物について既存のCT画像(男5症例・女7症例)を用いて解析を行い、安全性について検討した。 【結果】内腸骨動脈から分枝する上殿動脈・下殿動脈の分枝パターンと走行は多様ではあるが、Aの頭側には太い上殿動脈、AおよびBには太い下殿動脈が存在することが確認された。坐骨神経内側に伴行する下殿動脈はCにも存在するが、血管径は末梢に向かうほど細くなるため、太い動脈はほとんど確認できなかった。また、AおよびBの腹側では全例で骨盤腔、約半例で腸管等臓器への接触が確認された。Cでは深部であっても臓器そのものが存在していないため、臓器損傷リスクは皆無であり、刺入路の先は筋または骨のみであった。 【結論】A・Bでは鍼先が深部・内側に向くと骨盤腔内臓器損傷の可能性がある。Aでは上殿動脈、A・B・Cでは下殿動脈への血管損傷の可能性はあるが、Cでは血管径が細いため刺鍼に伴う出血のリスクは低いと考えられる。坐骨結節-大腿骨間(C)における刺鍼が最も安全性が高いことが示唆された。
  • - 解剖立脚型標準術式(試案)の提示 -
    藤井 亮輔
    日本東洋医学系物理療法学会誌
    2022年 47 巻 2 号 23-34
    発行日: 2022年
    公開日: 2023/06/28
    ジャーナル オープンアクセス
    目的:医療マッサージの普及・発展を目的に頸椎症に応用できる頸肩部を対象とした解剖立脚型の標準術式(試案)を提示する。
    背景:頸椎症に対する信頼性の高い治療法の情報収集は、診療ガイドラインが刊行されている頸 椎症性脊髄症を除き難しい。マッサージ療法もその例外ではなく、有効性を検証した報告は国内 では見当たらない。無論、首や肩のこり感等の愁訴にマッサージ療法が奏功することは疑う余地 のない事実である。しかし、EBM(Evidence-Based Medicine:根拠に基づく医療)が隆盛の医療 界においてマッサージ療法の価値を発信していくためには、有訴率や有病率の高い愁訴・疾患に ついて質の高い臨床試験によるエビデンスを構築する作業が欠かせない。手技療法界において臨床試験が低調である理由は、医療機関に従事するマッサージ師の数が激減していることの影響もあるが、臨床試験の設計に欠かせないマッサージ療法の標準術式を確立してこなかったことも要因の一つに挙げられるだろう。標準術式とは、誰が施行しても類似の生体反応と治療効果が期待 される施術の方法である。そのような一定の再現性が担保された術式は、誰もが共有できる医学 的な言葉や文章で説明したり、画像で伝えたり、できるものでなければならない。
    方法:この認識の下、解剖学に立脚した組織選択的な方法論に基づく標準術式(試案)を作成した。本術式は全症例に施行する「基本術式」と症状に応じて施行する「追加術式」で構成される。 前者は仰臥位で左右同時性に行う点に特徴があり、1頸椎椎間関節のモビライゼーション、2マッサージ施術、3運動療法の3類から成る。術式の核をなす「マッサージ施術」は頸肩部の筋組織 を中心とした 15 工程で構成される。所要時間は約 15 分である。
    結語:開発途上の段階であり臨床家諸氏の批判を得ながら改良に努めたい。頸椎症に対する臨床 試験の術式とマッサージ教育改善の一石に資するところがあれば幸いである。
  • -はり・きゅう業者の患者数、 施術料金、 年収-
    福島 正也, 藤井 亮輔, 近藤 宏, 矢野 忠
    全日本鍼灸学会雑誌
    2019年 69 巻 3 号 176-184
    発行日: 2019年
    公開日: 2020/07/13
    ジャーナル フリー
    【緒言】平成28年までの10年間で、 はり及びきゅうを行う施術所が59%増加している。 これまでに全国規模のあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう業に関する業態調査が実施されているが、 はり・きゅう業を中心に業態を分析した報告はみられない。 今後のはり・きゅう業の在り方を検討するためには、 はり・きゅう業の経営実態に関する調査が必要である。 そこで、 今回我々が実施した全国規模のあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう業の業態調査から、 はり・きゅう業者の患者数、 施術料金、 年収に焦点を当てて報告する。 【方法】全国のあん摩マッサージ指圧・はり・きゅう業者を対象に、 層化系統抽出法による、 個人施術所15,000件、 法人施術所2,000件、 出張専門業者3,000件の計20,000件を抽出標本とする調査を実施した。 調査は郵送法で、 平成28年10月末に発送し同年11月18日までの投函を依頼した。 回収した調査票から、 営業中かつはり師・きゅう師免許を所持する業者を集計対象とし、 月間患者数、 施術料金、 年収について、 全体の集計と営業形態、 所持免許 (はり師・きゅう師免許、 あん摩マッサージ指圧師免許、 柔道整復師免許)、 性別、 年代の別による集計を行った。 集計値は、 実数値とパーセンタイル、 または、 中央値と四分位範囲で表記した。 【主な結果と考察】回収した調査票4,605票の内、 3,117票が集計対象であった。 はり・きゅう業者の標準的な経営実態として、 月間患者数98人、 施術料金3,000円、 年収324万円という数値が示された。 月間患者数、 施術料金、 年収の分布には大きなばらつきがみられ、 年収では低額層と高額層の極端な二極分化が認められた。 主な背景として、 はり・きゅう業の受療率の低さ及び柔道整復療養費の支給対象外疾患への支出が影響していると推測された。 はり・きゅう業の経営実態を明らかにするためには、 さらなるデータの解析が必要である。
  • 鶴丸 豊広, 筒井 泉, 藤井 亮
    素粒子論研究
    2000年 102 巻 3 号 C46-
    発行日: 2000/12/20
    公開日: 2017/10/02
    ジャーナル フリー
  • 寺内 喜男, 藤井 亮, 大畠 陽二郎
    日本機械学会論文集 C編
    1981年 47 巻 424 号 1663-1671
    発行日: 1981/12/01
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    新たに試作した予圧量検出器を用い軸受の予圧量を変化させ、伝達歯面荷重一定で、運転中の予圧量の変化、動荷重、直交三方向の変位を測定し、検討した。これらの結果によると、軸受、歯のかみあい、潤滑油のかくはんに起因する発生熱によってかさ歯車軸の熱変形が生じる。これによって、かさ歯車の歯当たりが変わり、動荷重比がかなりの影響を受ける。また、軸受予圧量が増すと、かさ歯車の変位の振動成分は小さくなることがわかった。
  • 日高 照晃, 寺内 喜男, 長嶋 光雄, 藤井 亮
    日本機械学會論文集
    1973年 39 巻 328 号 3820-3828
    発行日: 1973/12/25
    公開日: 2008/03/28
    ジャーナル フリー
  • 藤井 亮, 長嵜 羊一, 野原 稔
    日本機械学会論文集 C編
    1997年 63 巻 613 号 3229-3234
    発行日: 1997/09/25
    公開日: 2008/02/26
    ジャーナル フリー
    In this study, using two kinds of bevel gears (straight and skew) with a power-circulating-type bevel-gear testing machine, the fillet strains. the torsional and bending vibrations of the gear shaft and the vibrating displacement in the axial direction are measured under a constant transmitted torque. In comparison with these measured data, the difference in dynamic behavior between straight and skew bevel gears is investigated The conclusions are described as follows. When the mesh frequency increases, the fillet stress ratio of the straight bevel gears increases markedly, but that of the skew bevel gears increases in small increments. The amplitudes of the components of the torsional and bending vibrations of the gear shaft, and the vibrating displacement along the axial direction on a skew bevel gear are smaller than those of the straight bevel gears. The components of the higher frequency zone. such as 3 fz, and 4 fz, scarcely appear in the displacement of the skew bevel gear along the axial direction.
  • *藤井 亮, 諏訪 晴彦, 村上 浩二, 野中 良哲
    精密工学会学術講演会講演論文集
    2021年 2021S 巻
    発行日: 2021/03/03
    公開日: 2021/09/03
    会議録・要旨集 フリー

    ドリル加工における工具の利用可能状態から、正常でない状態に至るまでの変化を検知することに対して、本研究では確率生成モデルに基づくデータ分析アプローチの有用性を検討する。ここでは、ワイヤレス工具ホルダシステムから取得できる工具刃先近傍の温度データを用いて、変分自己符号花器(VAE)の有用性を検証し、確率生成モデルによる工具の変化検知技術の確立を目的とする。

  • 寺内 喜男, 宮尾 義治, 藤井 亮, 佐川 浩二
    日本機械学会論文集 C編
    1979年 45 巻 393 号 566-574
    発行日: 1979/05/25
    公開日: 2008/02/21
    ジャーナル フリー
    一定トルクで回転数を変え,かさ歯車歯面動荷重,軸のトルク変動と曲げ振動を測定し,検討した.これらの検討の結果,回転数が高くなると動荷重比が歯すじ位置によって異なること,かさ歯車の歯の内端部,中央部の動荷重比は,外端部のそれに比べて歯車軸のトルク変動と曲げの変動の影響を受けやすいこと,歯車対の円周方向振動の固有振動数の影響が動荷重比,歯車軸のトルク変動と曲げ変動に現れることなどがわかった.
  • 文田 達也, 大西 宏征, 藤井 亮, 長嵜 羊一
    中国四国支部総会・講演会 講演論文集
    2010年 2010.48 巻 515
    発行日: 2010/02/24
    公開日: 2017/06/19
    会議録・要旨集 フリー
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