半導体製造装置企業は,技術革新により今後も微細化・集積化が進むという不確実性の下に
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を実施するため,その意思決定には企業の戦略が深く関与していると考えられる.半導体製造装置企業であるA社の事例を基に,戦略的投資決定のフレームワークを用いて
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意思決定のプロセスを明らかにし,回帰分析による半導体製造装置企業の
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モデルを新たな視点として加えて,半導体製造装置企業における
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意思決定プロセスの提示を試みる.また,管理会計分野で今まで研究されてきた
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の経済性評価技法の問題点を整理したうえで,その方法と回帰分析による
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モデルの相補的利用法を提示する.
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