小売業者が商品の販売時に品名・数量・金額などを収集するPOSデータは,売上管理などに広く利用されている.一方で, POSデータを用いて小売業者の需要を予測する研究は多く挙げられるが,サプライチェーンの上流における製造業者の需要を予測する研究は十分行われていない.本研究では,LSTM(Long Short Term Memory)を用いて,POSデータに基づき製造業者の受注量を予測する手法を検討する.
本研究では,生鮮食品のPOS(Point Of Sales: