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45,124件中 1-20の結果を表示しています
  • 中山 沃, 山里 晃弘, 禰屋 俊昭
    日本平滑筋学会雑誌
    1974年 10 巻 4 号 247-256
    発行日: 1974/12/30
    公開日: 2010/07/21
    ジャーナル フリー
    Blue white dolphine (Stenella coaeruleo-albus) lacks the gall bladder and has the biliary duct which consists of the hepatic, common heaptic and hepato-pancreatic ducts. In the adult, the duct from the liver to the junction of the duodenum was about 5 cm long and its length in the duodenal wall was 4 to 5 cm.
    It was demonstrated by maceration method and histological investigation that the muscle layers of the duct consist of four muscle layers, i. e., from the serosa inwards the longitudinal, circular, longitudinal and circular muscle layers, respectively.
    The first longitudinal muscle layer originates from the duodenal circular muscle, surrounds the duct and goes up to the junction of the pancreatic duct. The second circular muscle exists in the total length of the biliary duct and connects with the duodenal circular muscle. The third longitudinal muscle is the proper biliary muscle and is thicker in the orifice of the duct, extends 1 cm out of the duodenal wall and is independent of the duodenal muscle. The fourth circular muscle layer is the submucosal muscle.
    The ganglion cells are located abundantly between every muscle layers of the hepato-pancreatic and in the submucosal layer along the common hepatic and hepatic ducts.
  • 中村 正聡, 元木 貢, 田中 生男, 橋本 知幸, 水谷 澄
    ペストロジー学会誌
    1993年 8 巻 1 号 42-44
    発行日: 1993/10/20
    公開日: 2019/07/11
    ジャーナル フリー

    粘着トラップによる調査はPCOのゴキブリ駆除の施工現場において,日常的に行われている.また,その結果をもとにゴキブリ指数を算出し,ゴキブリの年間管理を行っているところもある(山口ら1989).しかし,その判断の基本となるゴキブリ指数は,トラップの捕獲数に依存しているため,設置場所いかんでは著しい影響を受ける.さらに,チャバネゴキブリの行動範囲が狭いことがさらに大きな影響を及ぼしている.今回,空き家での繁殖実験と平行して,トラップの設置場所と設置数によって捕獲数がどう変動するかについて検討した.その結果,トラップ数が少ないとバラツキが大きくなり,トラップ数を増加させることにより指数は中央の値で安定,捕獲数の大きい上位3箇所に絞ると高い値で安定することがわかった.しかしながら,実際の現場では,かなり狭い潜み場所が点在していることが予想され,これを探す能力により指数が変動するものと思われる.

  • *角坂 照貴, 可知 久代, 鹿野 由紀子, 清島 真理子
    日本衛生動物学会全国大会要旨抄録集
    2011年 63 巻 B11
    発行日: 2011年
    公開日: 2014/12/26
    会議録・要旨集 フリー
    依頼のあった症例は49症例、6種。1.ヤマトマダニIxodes ovatus7
    (岩手4
    1)、栃木1
    、長野1
    、岐阜1
    )2.ホロサイクルスマダニIxodes holocyclus 1
    (オーストラリア1
    :輸入症例)3.ヒトツトゲマダニIxode monospinosus1
    (岐阜1
    )4.フタトゲチマダニ Haemaphysalis longicornis 6
    、4若虫、1幼虫 (栃木1
    、静岡1幼虫 2若虫 3
    、岐阜1若虫 2
    、愛知1若虫) 5.キチマダニ Haemaphysalis flava 1
    (島根1
    )6.タカサゴキララマダニAmblyomma testudinarium 1幼虫、21若虫、6
    (静岡1若虫、岐阜1幼虫 18若虫 3
    1雄、愛知1若虫 1
    、岡山1
    、長崎1若虫)1)長谷川ら(2007);衛生動物,58(2),118 研究協力者;記野秀人、石井 明(浜松医大)、千種雄一(獨協医大)、春原晶代(聖霊病院)、前田 学(県立岐阜病院)、前野芳正(保健衛生大)、長谷川豊(県立遠野病院)、飯島亜由子、村瀬由美(中京病院)、木村 桂(県立千厩病院)、榊原 均(海士診療所)、玉木光子(いしどりや眼科)、藤広満知子(揖斐厚生病院)、鵜殿雅子(うどの皮膚科)、古川卓也、大口亮子(名市大)
  • 小曽根 惠子, 金山 彰宏, 小曽根 努
    ペストロジー学会誌
    1995年 10 巻 1 号 32-36
    発行日: 1995/10/31
    公開日: 2019/07/11
    ジャーナル フリー

    雑居ビル地階の食室内に生息するゴキブリを用いて放逐実験を行い,実地におけるチャバネゴキブリ成虫の移動範囲を調査した.

    横浜市内の和風食堂(9.7×7.0m2)において,生け捕り式トラップに捕獲されたチャバネゴキブリ成虫にマーキングをして放逐,再捕獲を行った.再捕獲には粘着式トラップを用いた.

    雄および未抱卵雌を採集地点と異なる食堂入口付近で放逐した場合,多くの個体が厨房付近で再捕獲された.

    この移動は,エサ・水を求めての移動と思われた.

    雄および未抱卵雌を厨房で放逐し,放逐翌日に殺虫剤処理を行い,ゴキブリの1日の移動範囲を調査したところ,マーク個体は放逐場所のごく周辺で再捕獲された.

    また抱卵雌を食堂の入口および厨房近くの倉庫で放逐したが,いずれも移動範囲は放逐場所のごく周辺に限られ放逐場所の違いによる行動の差は見られなかった.

  • *乾 公正, 永池 美香, 土屋 成一朗, 宮本 沙也佳
    日本毒性学会学術年会
    2013年 40.1 巻 O-24
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/08/14
    会議録・要旨集 フリー
    日本チャールス・リバー社より提供されたCrl:WI(Han)ラット雌雄各50匹を2年間飼育し,背景データを収集した。臨床観察において下顎切歯伸長による不正咬合が雄7例と雌20例に認められた。2年後の生存数は,雄が42/50例(84%),雌は40/50例(80%)でOECD TG451の要求(≧25%)を全うした。主たる死因は,雄では7例中3例が下垂体腫瘍,2例が重度の慢性腎症,雌は20例中6例が下垂体腫瘍であった。109週齢時の平均体重は雄595 g,
    388 g,1日平均摂餌量は雄21 g,
    17 gであった。病理組織学的検査の結果,腫瘍性病変としては下垂体前葉腺腫が雌雄ともに高頻度で認められた(雄19例,
    31例)。また,子宮内膜間質ポリープが雌9例,甲状腺C細胞腺腫が雄8例,
    3例,乳腺線維腺腫が雌6例,乳腺腺腫/腺癌が雌6例,腸間膜血管腫/血管肉腫が雄4例,膵臓島細胞腺腫が雄3例,
    1例,胸腺腫が雌雄ともに2例ずつ,肝臓肝細胞腺腫,中枢神経の顆粒細胞腫と神経膠細胞腫が雄のみにそれぞれ2例ずつに認められた。主な非腫瘍性病変では,心筋症が雄31例,
    13例,慢性腎症が雄37例,
    15例に認められ,雄の方が頻度・程度ともに顕著な傾向を示した。また,肺胞内泡沫細胞集簇が雄27例,
    14例,肝臓変異肝細胞巣(好酸性細胞)が雄35例,
    7例,同(好塩基性細胞)が雄13例,
    4例,同(明細胞)が雄13例,胆管過形成が雄9例,
    19例,腎臓腎盂炎が雄17例,
    2例,腎盂鉱質沈着が雄14例,
    39例,副腎皮質過形成が雄22例,
    10例,副腎皮質ペリオーシスが雌20例,眼球角膜鉱質沈着が雄21例,
    18例,網膜萎縮が雄3例,
    8例,乳腺過形成が雌18例,後肢踵部肉芽腫が雄4例に認められた。以上の結果より,本系統ラットは化学物質の2年間発がん性試験に適するものと考えられる。
  • 関河 武史, 高橋 豊美, 高津 哲也, 桜井 泰憲
    日本水産学会誌
    2003年 69 巻 3 号 380-386
    発行日: 2003/05/15
    公開日: 2008/02/01
    ジャーナル フリー
    1999年6月から2000年5月の間,本古内湾で採集したアイナメ雌(標準体長170~460mm)の卵巣を組織学的に観察し成熟過程と成熟周期を調べた。成熟度は,未成熟期,油球期,卵黄球期,成熟期,産卵期,産卵終了期の6期に区分され,成熟に伴う卵母細胞組成と卵径分布の推移から,本種の卵発達様式は部分同時発生型に属すると判断された。また,成熟度の出現個体数組成の季節変化から,当海域における産卵期は11月から1月で,盛期は11月中旬から12月下旬であると推定された。
  • 猪俣 哲行, 青木 康治, 下 武男, 山崎 光雄
    CHEMOTHERAPY
    1988年 36 巻 Supplement2-Base 号 338-342
    発行日: 1988/06/30
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    新しいピリドンカルボン酸系の合成抗菌剤NY-198の急性毒性をマウスおよびラットを用いて検討し, 次の結果を得た。
    1) LD50値 (mg/kg) はICR系マウスの経口投与で雄1746,
    1608, 静脈内投与で雄253,
    272, 皮下投与で雄1535,
    1248, SD系ラットの経口投与で雄2133,
    2323, 静脈内投与で雄338,
    328, 皮下投与で雄2000以上,
    1637であった。また, ddY系マウスあるいはWistar系ラットの経口投与ではそれぞれ雄1899,
    1770, 雄1556,
    1563であった。
    2) 毒性症状としてマウス, ラットともにいずれの投与経路でも自発運動の低下, 呼吸抑制, 腹臥, 振せん, 痙攣が認められた。
    3) 剖検の結果, マウスおよびラットの非経口投与例で注射局所に炎症や壊死が認められたが, 実質臓器に対する障害はいずれの種, 投与経路の場合にも認められなかった。
    4) 以上のようにマウスおよびラットを用いたNY-198の急性毒性では, 性差, 種差あるいは系統差は認められなかった。
  • 木曾 克裕, 小坂 淳
    水産増殖
    1994年 42 巻 1 号 71-77
    発行日: 1994/03/20
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    河川残留型サクラマスの産卵の回数や生殖周期を知るため, 三陸地方南部の河川で採集した1歳以上の河川残留型雌を用いて, 卵巣組織の観察, 卵母細胞の卵径の計測, 鱗相の観察を行った。
    1歳の夏には卵巣の発達段階は第1次または第2次卵黄球期にあった。産卵直後の卵巣には排卵痕や吸収過程にある大形の卵母細胞のほかに周辺仁後期の卵母細胞が認められた。翌年の3~6月に採集した2・3歳の卵巣には排卵痕のほかに発達中の若い卵母細胞が認められ, 卵母細胞の発達段階や卵径組成は1歳魚 (未産魚) と一致していた。産卵後の河川残留型の鱗には産卵記号が形成されていた。2歳以上の雌には1個または2個の産卵記号を持つ個体が認められた。
    これらのことから, 河川残留型の雌の中には最初の産卵後に斃死しないで生涯に2~3産卵期にわたって産卵する個体があり, 1回産卵の降海型とは異なる繁殖様式を示すと考えられた。
  • 杉山 昇, 町田 克郎, 千歳 健一, 井上 清視
    西日本畜産学会報
    1992年 35 巻 49-53
    発行日: 1992/07/20
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    選抜指数式を用いた閉鎖群育種法によるバークシャー種の系統造成を実施した。集団の大きさは雄10,
    60で, 完成は7世代, 集団の平均血縁係数20%以上を目標とした。
    7世代の能力は, 一日平均体重量が雄655g,
    606g, 背脂肪の厚さが雄1.63cm,
    1.78cm, ロース断面積が雄19.80cm2,
    21.40cm2, ハムの割合が雄29.5%
    30.0%であった。
  • 第1報マウスならびにラットに対する急性毒性
    小枝 武美, 小滝 益三, 久松 充, 佐々木 斉, 横田 正幸, 内田 信吾
    The Japanese Journal of Antibiotics
    1973年 26 巻 3 号 221-227
    発行日: 1973/06/25
    公開日: 2013/05/17
    ジャーナル フリー
    ICR-JCL系マウス, およびWistar系ラットを用いDKBの急性毒性について検討した。
    1) マウス, ラットとも, 他のアミノ配糖体抗生物質投与のばあいと近似した一般状態を示した。
    2) LD50値は, マウスのばあい, iv投与で雄72.3mg/kg,
    62.6mg/kg, ip投与で雄604.7mg/kg,
    430.9mg/kg, im投与で雄430.9mg/kg,
    396.2mg/kg, sc投与で雄528.2mg/kg,
    521.3mg/kg, po投与で雄, 雌とも6,950mg/kg以上, ラットのばあい, iv投与で雄177.2mg/kg,
    140.4mg/kg, ip投与で雄799.3mg/kg,
    1,014.7mg/kg, im投与で雄559.5mg/kg,
    576.9mg/kg, sc投与で雄1,668.0mg/kg,
    1,376.1mg/kg, po投与で雄,雌とも6,950mg/kg以上であつた。
    3) マウス, ラットとも,各投与経路において腎の尿細管上皮細胞における軽度の障害をみたが, その他の諸臓器に影響はみとめられなかつた。
  • 真板 敬三, 松沼 尚史, 増田 裕, 鈴木 善雄
    Experimental Animals
    1979年 28 巻 4 号 555-560
    発行日: 1979/10/30
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    Wistar今道ラット雄320,
    354例における自然発生腫瘍の頻度と種類を130週齢まで経時的に検索した。
    検索期間中に認められた担腫瘍動物は雄170,
    269例で, 53週から78週齢の間に急激に増加した。また, 雄62,
    115例には複数の腫瘍が認められた。最も頻発した腫瘍は下垂体 (雄69:
    224) , 乳腺 (29: 99) , 精巣 (雄74) , および副腎 (26: 21) に見出された。このうち下垂体と雄の精巣の腫瘍は加齢とともに発生頓度が増加した。そのほか腫瘍は卵巣・子宮・腟 (
    27) , 甲状腺・上皮小体 (13・12) , 皮ふ (8: 8) , 脾・リンパ節 (8: 7) , 膵 (9: 5) , 肝 (3: 7) に, また, 肺 (3: 3) , 胸腺 (1: 4) , 大網・腸間膜 (2: 3) , 胃・小腸 (2: 2) , 腎・膀胱 (1: 2) , に認められ, さらに, 右大腿骨 (
    1) と大脳 (
    1) にも観察されたが, これらの多くは観察期間の後期に発生した。
  • *坂口 靖江, 坂本 憲吾, 大谷 光嗣, 若狭 芳男, 森川 裕司, 宮崎 博子, 植松 敦史, 杉山 篤, 野村 護
    日本トキシコロジー学会学術年会
    2010年 37 巻 W2-6
    発行日: 2010年
    公開日: 2010/08/18
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】AVBサルに,モキシフロキサシン(MFLX)を投与し,血中濃度とQT延長・TdP発生の因果関係,雌雄差,TdPの自然停止の頻 度等を検討した。
    【方法】カニクイザルを用いてAVBモデルを作成した(Sugiyama A. Br J Pharmacol; 154: 1528-1537, 2008)。MFLX 60mg/kg[
    雄差検討用:雄8頭(59~108ヵ月齢,術後22~39ヵ月),
    10頭(57~93ヵ月齢,術後20~37ヵ月)]及び120mg/kg[自然停止頻度 検討用:雄2頭,
    1頭の計3頭(60~75ヵ月齢,術後20~22ヵ月)]を静脈内に2時間で持続投与し,QT延長作用及びTdPの発生をホ ルター心電計で評価し,血漿中濃度をHPLC法で測定した。
    【結果】MFLX 60mg/kg投与後の最大QTcFは,雄448±43ms,
    482±50sで,TdPの発生は雄0頭,
    4頭と性差が認められた。
    の最大QTcFは,TdPを発生した4頭で530±41ms(501~591ms),発生しなかった6頭で451±21ms(429~479ms)であった。Cmaxは, 雄20.2±3.2μg/mL,
    22.5±2.6μg/mLで臨床有効血中濃度(4μg/mL)の約5倍以上であった。MFLX 120mg/kgでは,顕著なTdPの 発生と重篤な衰弱(失神・痙攣等)を示し致死量であると判明した。この時のCmaxは臨床有効血中濃度の約10倍の40μg/mLを超えていた。
    【考察】AVBサルモデルは,ヒト類似の薬物感受性の性差を検出でき,また,致死量以下の用量設定により再利用が可能であり,用量・ 作用相関性の検討や市販品・競合開発品等との作用強度比較の検討が同一個体でできるので,有用なモデルと考えられた。
  • 久保田 善二郎
    日本水産学会誌
    1953年 18 巻 11 号 623-628
    発行日: 1953/03/25
    公開日: 2008/02/29
    ジャーナル フリー
  • 益子 正巳, 高山 文雄, 岡田 光弘, 加藤 良忠
    日本養豚研究会誌
    1965年 2 巻 1 号 25-27
    発行日: 1965/10/30
    公開日: 2011/06/08
    ジャーナル フリー
    1 千葉県畜産試験場において実施した昭和38年度産肉能力検定豚のうち雌20頭, 去勢19頭の大腿骨長, 大腿骨骨端軟骨接合間長, 脛骨長とハム重量および背腰長IIの間の相関関係を調査した。
    2 調査対象とした5形質の測定値には,
    ・去勢の間に有意な差は認められなかった。
    3 大腿骨長, 大腿骨骨端軟骨接合間長, 脛骨長とハム重量との間には,
    ・去勢とも正の相関関係があった。相関係数は大腿骨長 -ハム重量においては去勢r=0.44,
    r=0.55, 大腿骨骨端軟骨接合間長- ハム重量においては去勢r=0.64,
    r=0.38, また脛骨長-ハム重量では去勢r=0.52,
    r=0.39であった。
    4 大腿骨長と脛骨長の間には極めて強い正の相関があり, 相関係数は去勢r=0.86,
    r=0.87であった。
    5 大腿骨長および脛骨長と背腰長IIの間ではハム重量の場合とは著るしく異なり, いずれも去勢では正の相関を, また雌では負の相関を示した。大腿骨長と背腰骨長IIでは去勢r=0.26,
    r=-0.41, 脛骨長と背腰長IIでは去勢r=0.33,
    r=-0.35の相関係数がそれぞれ得られた。
  • 奥田 裕己, 船坂 徳子, 稲森 大樹, 吉岡 基
    日本野生動物医学会誌
    2022年 27 巻 2 号 87-98
    発行日: 2022/09/01
    公開日: 2023/01/01
    ジャーナル フリー

    飼育下の小型ハクジラ類(以下,鯨類)は,新奇飼育環境(新奇の空間,人,餌)に晒されることがあるため,その環境に速やかに馴化させる必要がある。哺乳類や鳥類において,馴化の速さには,性別,年齢,同居個体の有無が影響していることが知られている。鯨類においても,新奇刺激に対する反応には,同様の要因が影響していると考えられているものの,新奇飼育環境への馴化の速さに影響する要因については明らかになっていない。本研究では,野生下から飼育下へ搬入したコビレゴンドウ11頭(雄3,

    8),カズハゴンドウ15頭(雄4,
    11),ハナゴンドウ21頭(雄9,
    12),ハンドウイルカ37頭(雄13,
    24),シワハイルカ10頭(雄2,
    8),及びスジイルカ6頭(雄4,
    2)の6種100個体における新奇飼育環境への30日間の馴化過程を行動観察することで,馴化の速さに影響する要因の検証を行った。検証する要因は,搬入後の日数,対象個体の性別,対象個体の体長,1日の同居個体の数,1日の餌回数,及び強制的な栄養補給回数(強制給餌と温水補給の合計回数)の6項目とした。行動観察の結果,どの種も日数経過に伴い馴化した。さらに,CLMによるモデル解析の結果,餌回数と栄養補給数の影響は不明であったものの,馴化の速さに性差がある種があった。また,体長や同居個体数の数値が大きいほど馴化が速い種と,逆に小さいほど速い種が確認された。

  • 開花日におけるクローン間差異
    高山 芳之助
    日本林学会誌
    1968年 50 巻 4 号 103-108
    発行日: 1968年
    公開日: 2008/12/18
    ジャーナル フリー
    アカマツつぎきクローン間の開花日の差異に関する実態を明らかにするために,9~10年生,および13~14年生に達したときの表霞本系18クローンを用いて測定を行ない,次の結果を得た。
    1) クローン間には,
    ・雄花とも,花芽の出現日順や開花日順の存在することが確認された。
    2) 花芽の出現日における田数差の最大は,雌花間で11.5日,雄花闇で10.6日であり,
    ・雄花閤では12.9属であった。
    3) 開花日における旧数差の最大は,雌花間で4.2日,雄花間で5.5日であり,
    ・雄花間では7.2日であった。
    4) クローン内の開花日の分散値は,花芽の出現日の場合にrrべると,
    ・雄花ともかなり小さかった。
    5) 岡じクローンでは,雄花に比べると雌花の開花が幾分早い傾向がみられた。
  • III.雌-雌つがい
    北川 珠樹
    日本鳥学会誌
    1988年 37 巻 2 号 63-67
    発行日: 1988/12/25
    公開日: 2007/09/28
    ジャーナル フリー
    1) 市川市行徳鳥獣保護区内に1988年5月から6月にかけてセイタカシギHimantopus himantopus himantopus 25個体が現れ,そのうち正常つがい8組と5羽3組の雌同士のつがいが形成された.
    2) 雌一雌つがいの一つがい目は初回の産卵で8卵,ヘビによる捕食後の再営巣で7卵を産んだ.
    3) 雌一雌つがいの二つがい目は途中でつがいの相手の変更が生じ,その結果,新しく形成された雌一雌つがいの三つがい目はその後4卵を産んだ.
    4) 雌一雌つがいの産んだ19卵のうち3卵は未受精であることが確認されたが,残りについては外敵の捕食により未確認となった.
    5) 関与した三つがいのうち,3羽は雄的に,2羽は雌的に行動した.
    6) 性比が雌に偏った時の,雌同士の番いの意義について触れた.
  • 石川 明, 並河 鷹夫
    Experimental Animals
    1991年 40 巻 2 号 223-230
    発行日: 1991/04/01
    公開日: 2010/08/25
    ジャーナル フリー
    我々は, 以前に, バングラデシュ産大型スンクス (Suncus nurinus) を起源とするBAN系統と長崎産小型スンクスを起源とするNAG系統間の出生後における体重成長を比較し, 両系統間の120日齢成体体重差 (BAN雄135.3g,
    82.0g; NAG雄52.9g,
    34.2g) の主因がBAN系統のNAG系統よりも約2.5倍長い直線体重増加期間およびこの期間の約1.5倍大きい成長速度によることを報告した。そこで, 両系統間から得られたF1雑種の生後5日齢から120日齢までの体重成長を調査し, 上述した両親系統のそれらと比較した。これらスンクスの成長曲線として, 一次回帰直線と一分子反応曲線を組み合わせたものを用いた。F1雑種の成長曲線は雌雄共に両親系統のおよそ中間に位置し, 120日齢平均成体体重は雄86.0g,
    51.7gであった。F1雑種の成長期間は両親系統のそれとほぼ一致し, 雄約60日間, 雌約40日間であった。しかし, F1雑種の直線体重増加期間 (雄29.8日間,
    19.0日間) は雌雄共に両親系統のおよそ中間 (BAN雄33.4日間,
    26.1日間; NAG雄18.8日間,
    13.9日間) であった。同様に, F1雑種の直線体重増加期間における成長速度 (雄2.1g/day,
    1.8g/day) も両親系統のおよそ中間 (BAN雄3.2g/day,
    2.2g/day; NAG雄1.6g/day,
    1.5g/day) あった。F1雑種と両親系統における合計6つの雌雄別群のうち4群において, この成長速度と体重成長曲線の極大値との間に正の相関関係がみられた。したがって, 直線体重増加期間およびこの期間における成長速度がスンクスの成長パターンの遺伝的差異を表していることは明らかである。
  • 大野 広忠, 稲毛 富士郎, 赤羽 浩一, 相原 清, 吉田 貢由, 小野寺 威
    CHEMOTHERAPY
    1984年 32 巻 Supplement1 号 1084-1090
    発行日: 1984/02/25
    公開日: 2011/08/04
    ジャーナル フリー
    合成抗菌剤であるDL-8280の急性毒性をマウス。ラット, イヌおよびサルを用いて検討し。次の結果を得た。
    LD50値 (mg/kg) は, 経口投与時においてマウス雄5,450,
    5,290, ラット雄3,590,
    3,750, イヌ200以上, サル500~1,000, 静注時においてマウス雄208,
    233, ラット雄273,
    276, 皮下注時においてマウス雌雄10,000以上, ラット雄7, 070,
    9,000であった。このように, DL-8280の急性毒性には, 性差はなかったが種差が認められ, サルおよびイヌではマウス, ラットよりも強い毒性を示した。
    毒性症状としては, 経口投与の場合マウス, ラット. サルでは自発運動低下, 眼瞼下垂。呼吸抑制, 痙攣, 振せんが, またイヌでは嘔吐が認められた。静注ではマウス, ラット, イヌともに虚脱, 痙攣, 呼吸困難がみられた。
    剖検では, 種および経路に関係なく, 死亡例に肺のうっ血が認められた。
    死因は症状経過および剖検所見からいずれも呼吸抑制と考えられた。
  • *岡本 武三, 三田 功二, 丸山 剛, 柴北 健佑, 里本 健輔, 嶋本 敬介, 黒岩 有一
    日本毒性学会学術年会
    2021年 48.1 巻 P-82
    発行日: 2021年
    公開日: 2021/08/12
    会議録・要旨集 フリー

    動物試験において、使用する実験動物の特徴や背景病変を把握することは、試験結果の評価を行ううえで極めて重要である。今回、ICRマウスの偶発死亡の発生状況について調査を行ったため、その結果を報告する。調査対象とした試験は、2009年4月~2020年3月に当施設において実施されたICRマウス(Crl:CD1及びCrlj:CD1)試験(2、4、13及び26週間毒性試験及びがん原性試験の31週齢までのデータ:全29試験)である。

    これらの試験の対照群(雄:1200匹、

    :1200匹、計:2400匹)において、雄4例(0.34%)及び雌12例(1.00%)が31週齢までに死亡又は瀕死期剖検された。推定死因は、ヒアリン糸球体症(
    1例)、糸球体腎炎(雌雄各1例)、表皮剥離(
    1例)、骨肉腫(雄1例)、悪性リンパ腫(雄1例、
    3例)、子宮ポリープ出血(
    1例)、貧血(
    1例)であり、その他の例は、病理検査でも死因と考えられる変化がみられない死因不明の死亡であった(雄1例、
    4例)。悪性リンパ腫は本系統の老齢マウスで高頻度にみられる自然発生腫瘍であるが、骨肉腫と同様に比較的若い週齢から発生していた。また、糸球体起因の腎障害による死亡が若週齢(8週齢)からみられることは、本系統のマウスの特徴の一つと考えられた。今回の調査結果が、被験物質投与群で偶発死亡が発生した場合の解釈に有用な情報提供となることを期待する。

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