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クエリ検索: "風食"
1,251件中 1-20の結果を表示しています
  • 有森 正浩, 遠藤 泰, 小林 孝至
    農業農村工学会論文集
    2009年 77 巻 5 号 475-481
    発行日: 2009/10/25
    公開日: 2010/12/28
    ジャーナル フリー
    風食
    を防止するには灌水によって表層の土壌水分を保つ方法がある.しかし具体的な方法は計画基準などでも明確にされていない.このため気象条件や灌水にともなう土壌表面の水分変動を予測できるモデルを用い,岩手県奥中山高原を事例として,いくつかの灌水方法についてシミュレーションを行った.その結果,間断灌漑では短い間断日数になるため灌水回数が著しく多くなり必要水量も増え現実的ではないことが分かった.これに対し乾燥が進んだときだけ十分な灌水を行う方が灌水労力の効率性などから有利であることが分かった.この方法については,灌漑施設容量が確保できれば,散水が強風の影響を受けることを考慮した場合でも実用可能であることが示された.また
    風食
    防止を計画に加えると,水源量よりもファームポンド及び送配水系の施設容量の増加率が大きくなることが分かった.
  • *小山 拓志, 天井澤 暁裕, 増沢 武弘
    日本地理学会発表要旨集
    2009年 2009s 巻 P0902
    発行日: 2009年
    公開日: 2009/06/22
    会議録・要旨集 フリー
    1,はじめに 日本の高山の風衝側斜面で普遍的に認められるパッチ状裸地(原田・小泉,1997)は,密生したスゲ類や矮性低木群落などの根系が主として
    風食
    を受けて形成された裸地であり,その風下側縁辺部にみられる小さな崖は,
    風食
    ノッチ(小泉,1984;福井・小泉,2001)あるいは単に小崖(原田・小泉,1997)と呼ばれている.日本の高山では,パッチ状裸地や
    風食
    ノッチの形成が,風衝斜面での地形形成や植物群落の分布に大きな役割を果たしていると考えられ(小泉,1984),
    風食
    ノッチの形成プロセスや形成速度を明らかにすることは重要である.そこで本研究では,南アルプス南部,悪沢岳周辺において,
    風食
    ノッチの年間後退距離を測定したので報告する. 2,調査地域と測定方法  調査地は,悪沢岳(3141 m)東方の丸山(3020 m)と赤石岳(3120 m)北方の大聖寺平(2800 m)で,地質は主に砂岩・泥岩の互層からなる.
    風食
    ノッチの年間後退距離の測定は,丸山の南向き斜面の5箇所および大聖寺平の南西向き斜面の16箇所でおこなった.
    風食
    ノッチの形態を把握するため,丸山では5 m×5 m,大聖寺平では最大傾斜方向3 m×水平方向2 mの範囲で平面図を作成し,さらに同範囲に分布する
    風食
    ノッチの縦断面図を作成した.なお
    風食
    ノッチの年間後退距離の測定方法は,原田・小泉(1997)に従った.すなわち長さ15 cmのアルミ製の棒を
    風食
    ノッチの中央部に根元まで打ち込み,1年後に露出した部分の長さを
    風食
    ノッチの年間後退距離として測定した.打ち込みは,丸山で2005年7月24日,大聖寺平で2006年8月14日,測定は丸山で2006年8月16日,2007年8月29日,2008年9月9日(抜け落ちのため欠測あり;第1図:
    風食
    ノッチ番号4),大聖寺平で2008年9月12日におこなった. 3,
    風食
    ノッチの形態と植生 丸山に分布する
    風食
    ノッチは,比高(地表面から庇頂部まで)が10 cm~20 cm程度で,深さ(奥行き)が平均4.5 cmの明瞭なノッチの形態を呈する.庇頂部にはクロマメノキなどの矮性低木群落やミヤマキンバイ,スゲ類などの草本植物が生育しており,庇からそれらの根系が垂れ下がっている場合が多い. 大聖寺平に分布する
    風食
    ノッチは,深さが平均10.4 cmあり,丸山に比べ掘り込みが大きい.庇頂部にはガンコウランやイワウメなどの矮性低木群落やハイマツの生育がみられ,根系が
    風食
    ノッチの庇から垂れ下がっている. 4,測定結果と考察 丸山:測定をおこなった5箇所の
    風食
    ノッチは,年間で平均1.8 cm後退していることが確認された(第1図).最も後退した
    風食
    ノッチで,年間4.2 cm(2006~2007年)と年間5.1 cm(2007~2008年)であった.また2006年には存在していた
    風食
    ノッチの庇が,2007年には崩壊しかけているものや,すでに崩壊しているものが存在した.そのような場所では,庇直下に崩壊起源と考えられる崩積土や,頂部に生育していたと考えられる植物の遺体が点在していた. 大聖寺平:測定をおこなった16箇所の
    風食
    ノッチは,2年間で平均2.4 cm後退していた(第2図).2006年~2008年で最も後退した
    風食
    ノッチでは,13 cmの後退がみられた.大聖寺平においても庇の崩壊が一部で確認できたが,年間後退距離の大きい
    風食
    ノッチでは,庇を植被するイワウメの剥離やガンコウランの枯死が多くみられた. 大聖寺平に分布する
    風食
    ノッチの年間後退距離の値が,丸山に分布するものと比べ大きいことから,少なくとも大聖寺平は丸山よりも風衝度が高いことが推測される.
  • - 岩手県奥中山高原地区の火山灰性土壌畑における事例 -
    有森 正浩, 遠藤 泰, 小林 孝至
    農業農村工学会論文集
    2009年 77 巻 2 号 129-136
    発行日: 2009/04/25
    公開日: 2010/11/01
    ジャーナル フリー
    岩手県北部に位置する奥中山高原では4~5月の風が特に強く,
    風食
    により高原野菜などの被害が生じている.
    風食
    の実態を把握するため2005~2007年の3年間,現地の圃場において4~5月の飛土量,風速,土壌水分の観測を行った.その結果,土壌表面の含水比が28 % 以下となり,日最大風速が8 m・s-1 以上となる日には,耕地や作物に被害を与えるような規模の
    風食
    が生じ,そして3日程度の連続干天で土壌表面の含水比は28 % 近くに低下することが分かった.これらをもとに過去30年間の4~5月の気象データから,連続干天期間とその間の風速を調べ,過去の
    風食
    の発生状況を推定した.その結果,この地域で
    風食
    はほぼ毎年生じる現象であり特に4月中旬から5月上旬に起こり易く,1日のうちで飛土量が多くなるのは午前11時から午後3時で,朝・夕・夜間には起こりにくいことが示された.
  • 小松崎 将一, 鈴木 光太郎
    農作業研究
    2009年 44 巻 4 号 189-199
    発行日: 2009/12/20
    公開日: 2010/06/20
    ジャーナル フリー
    土壌
    風食
    抑制技術として効果的なカバークロップ利用手法を明らかにするため,カバークロップの種類,播種時期および播種量とカバークロップの乾物重および土壌
    風食
    抑制効果を検討した.圃場実験は茨城大学農学部附属フィールドサイエンス教育研究センターにて2005年から2007年に実施した.実験の要因として播種時期を2水準(10月,11月),カバークロップの種類を4水準とし(ライムギ,エンバク,ヘアリーベッチ,無処理区),カバークロップの播種量を3水準(密,標準,疎)とし3反復で行った.
    その結果,10月に播種する条件であれば播種量は慣行量の半分でも地表面の風速を70%以下に減少させることができ,土壌
    風食
    抑制に対して一定の効果が期待できるものと考える.また,ライムギおよびエンバクでは11月以降に播種を行い,播種量を密に播種することにより土壌
    風食
    を抑制することが認められた.しかし,ヘアリーベッチでは播種時期が11月以降では乾物重が小さく播種量を増加しても抑風効果が期待できなかった.
    これらのデータをもとにカバークロップの乾物重と相対風速の関係から線形モデルを作成した.その結果,カバークロップの乾物重が約50g/m2程度確保することにより,風速10m/sの時,地表面の風速を3m/s以下となった.このことから,土壌
    風食
    を抑制するためにカバークロップを作付する場合には,当該地域において
    風食
    被害の激しい時期に一定の地上部バイオマス(乾物重)を確保する播種時期,播種量およびカバークロップ種の選択を行う必要がある.
  • 西 隆一郎, 宇多 高明, 佐藤 道郎, 牟田神 宗征, 中村 俊一
    海岸工学論文集
    2000年 47 巻 581-585
    発行日: 2000/10/20
    公開日: 2010/03/17
    ジャーナル フリー
  • 西 隆一郎, 水川 隆太
    海岸工学論文集
    2001年 48 巻 591-595
    発行日: 2001/10/20
    公開日: 2010/03/17
    ジャーナル フリー
  • ノードストローム カール, 堀田 新太郎
    地球環境シンポジウム講演論文集
    2002年 10 巻 289-298
    発行日: 2002/07/16
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    This paper provides a review of the recent literature on wind erosion on agricultural land in the USA, focusing on: 1) the amounts of soil removed; 2) the temporal and spatial scales of dust production; 3) the sources of dust; 4) methods of predicting aeolian sediment transport and losses; 5) impacts of blowing dust on biota and human health; 6) methods of controlling sediment loss from fields; and 7) government incentives to encourage better farm management practices. The review concentrates on literature from the past 5 years, supplemented by selected earlier studies that are frequently-cited or provide perspective on past conditions. Attention is focused on peer-reviewed journals because these sources are readily accessible for follow-up studies.
  • 星川 和俊, 鈴木 純, 吉村 伸一
    農業農村工学会誌
    2012年 80 巻 5 号 349-352,a1
    発行日: 2012年
    公開日: 2020/01/10
    ジャーナル フリー

    松本盆地南西部の畑地域では,春先の強風により飛土・

    風食
    が発生し,農地保全や地域環境への影響が懸念されている。強風が吹きやすい上に,大型農機利用のための圃場拡大,冬作物の休閑などの営農変化が,
    風食
    問題を深刻にしている。ここでは,最初に飛土・
    風食
    実態の調査結果にもとづき,
    風食
    発生の時期,頻度,規模などの実態と特徴をまとめる。続いて,対象地の地形・土地利用について,畑地開発前(大正初期),畑地開発後の現代(平成13年)の地形改変と土地利用変化を定性的・定量的に推定した結果に基づき,地形改変や土地利用変化が,飛土・
    風食
    に及ぼした影響と,今後の
    風食
    軽減のための地形改変や土地利用のあり方について検討する。

  • 高橋 悟, 田中 弥寿男, 矢橋 晨吾
    農業土木学会誌
    1990年 58 巻 12 号 1169-1175,a1
    発行日: 1990/12/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    網走地域は全国でも有数の
    風食
    地域である。しかし, これまで
    風食
    に対してこの地域の土壌面からの検討はあまり行われていなかった。この地域の
    風食
    発生原因について, 気象特性を踏まえた後, 土壌の面から他の
    風食
    発生地域土壌と対比しながら検討を行った。
    網走地域の土壌は非常に未熟で軽い, 軽石状の多孔質粒子からなる火山灰土壌であり, 団粒化がほとんど認められず, 保水性も低く, 5m/s前後の風速により
    風食
    を生ずる受食性の非常に高い土壌であることが明らかとなった。
  • 遠藤 孝夫, 柴崎 亮介
    地球環境シンポジウム講演集
    1995年 3 巻 193-198
    発行日: 1995/07/06
    公開日: 2011/06/27
    ジャーナル フリー
    Authors have studied on global land use planning for the sustainable use of global environmental resources.Through the researches, it is recognized that soil erosion possibility is necessary factor to evaluate suitability of reforestation and sustainable productivity in potential agricultural land. In this analysis, important soil erosion factors including climate, topography, soil, land cover and cultivation conditions are identified and relative weights are determined in the evaluation process based on the statistical analysis on spatial patterns of water/wind erosion severity reported by global data set on soil degradation (“GLASOD”; UNEP/GRID, 1990). As the result of the analysis, reasonable tendency and statistical significance are found with almost all factors. The possibility of water/wind erosion are estimated by using the formulas which are obtained through the analysis. For further study, investigating the relationship between soil erosion possibility and ease of forest conservation/reforestation, agricultural development/management or environmental impact due to land development will be focused to evaluate suitability of forest and agricultural land for the sustainable use at the global scale.
  • 大河原砂質土地域の風食を例として
    高橋 悟
    農業土木学会誌
    1980年 48 巻 2 号 111-115,a1
    発行日: 1980/02/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    宮城県大河原町の
    風食
    を例にとり実際に飛散する土壌を採取して, 飛散土壌の物理性から
    風食
    を研究した。その結果, 本地域の
    風食
    発生は雨の少ない乾燥した西風の強い3, 4, 5月に起り, 自然的要因に大きく作用される。飛散した土壌は採取高さごとに特徴ある物理性を示し, 飛散された土壌側から見た場合も
    風食
    土の移動機構は地表転動, 跳躍飛動, 浮遊の3つの経路により移動する。
  • 虞 毅, 奥村 武信
    日本緑化工学会誌
    2000年 26 巻 3 号 223-233
    発行日: 2001/02/28
    公開日: 2011/02/09
    ジャーナル フリー
    草本根系が砂地の
    風食
    に対してもつ影響を, 小型の風洞実験で確かめた。模型砂層に形態の異なる根系をもつ2種の草を6種の密度で列条播種育成し, この根系のみを含む砂層を3種の風速に間欠的に10分間曝し, 適時に砂面低下量と損失砂量を計測し,
    風食
    強度を評価した。
    風食
    の様相を相互に比較し, 根系無しの場合に比して根系ありの砂層では
    風食開始の早い時期から風食
    量が減少すること,
    風食
    面を狭い間隔に分断する列条数が多いほど
    風食
    深さが浅いこと, 直根系の草種よりひげ根系の草種で
    風食
    防止の効果が大きいこと, 風速が大きいほど根系の影響が強いことを見出した。また, 2草種のデータを一括しての重回帰分析の結果を総括し, 根系の特性値を
    風食
    防止効果の観点から, 単位砂層当たりの根の数または長さ>草株の間隔>単位面積当たりの根重量, と順序付けた。
  • 和気 三男, 光崎 研一, 光崎 龍子, 豊瀬 恵美子, 渡辺 満利子, 金子 精一, 武原 文三郎
    獣医科学と統計利用
    1983年 1983 巻 10 号 18-24
    発行日: 1983/06/30
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    かなり良いといわれる現在の日本人の栄養状況も, 各種の社会生態学による集団としてみると, 各々の食事構造には差があるものと考え, 本研究を行なった。対象は某短期大学生とその家族466名, 1978年10月中の3日間の食物摂取量を18食品類ごとに調査し, 各食品類の1人1日摂取量を求めた。社会生態学的要因は年令・性とし, 青年男子・青年女子・成人男子・成人女子の4集団とした。18食品類の摂取量を変量として, 集団全体の主成分分析を行ない, この集団の食事を決定する要因として和
    風食対洋風食
    , 軽い食事対重い食事の2つの主成分を抽出した。ついで各人の主成分値を4集団ごとに検討した結果, 4集団相互に主成分値の平均値に有意差がみられ, 年令・性による食事構造のちがいを明らかにできた。
  • 農業土木学会誌
    1985年 53 巻 8 号 plate1-plate2
    発行日: 1985/08/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
  • 小木曽 秀紀, 藤永 真史, 小松 和彦, 吉田 清志, 中山 尊登
    関東東山病害虫研究会報
    2001年 2001 巻 48 号 27-31
    発行日: 2001/11/01
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
    長野県においてレタス根腐病の発生面積は拡大しつつあり, 特に1産地で発生面積が急速に増加している。その原因を検討するため, レタス根腐病菌 (Fusarium oxysporum f. sp. lactucae) の伝播要因について調査した。根腐病発生農家の育苗施設において, 育苗トレイを置床する床土の病原菌汚染の有無を調査したところ, 4棟の施設の内2棟から本病菌が検出された。また, 春季強風により飛散する土壌から本病菌が検出された。したがって, これらによる病原菌伝播が生じていると考えられた。さらにトラクターに付着した汚染土壌の殺菌法について検討したところ, 熱水による方法が有効であった。
  • 小松崎 将一, 鈴木 光太郎
    農作業研究
    2008年 43 巻 4 号 187-197
    発行日: 2008/12/25
    公開日: 2009/06/25
    ジャーナル フリー
    本研究では,冬季乾燥期における秋冬野菜収穫地での土壌
    風食
    を防止するためにカバークロップを利用し,生産性と土壌・環境保全の調和した農作業システムを検討することを目的とした.ここでは,ハクサイ生育期間中の畝間にカバークロップを播種する体系を検討した.実験の要因として播種時期を3水準(10月および11月上旬,11月中下旬,および12月),カバークロップの種類を3水準(ライムギ,エンバク,無処理区)とし,3反復で行った.実験は,2004年8月から2005年4月までおよび2005年8月から2006年4月まで実施した.結果の大要は以下のとおりである.
    1) ハクサイの収量は,カバークロップ利用条件下でカバークロップの種類および播種時期の違いによる差異は認められなかった.
    2)カバークロップの草丈および乾物重はいずれの調査時期においても10月中旬および11月上旬播種区ではエンバクに比べライムギが大きく,播種時期が遅れるにしたがって,乾物重は小さくなった.
    3)風洞を用いた風速分布をみると,10月中旬および11月上旬播種区ではライムギ,エンバクともに地上5cmの高さでの風速が土壌
    風食
    の発生風速である3m/s以下に抑制された.
    4)カバークロップの乾物重と相対風速を累乗近似した結果,有意な相関関係が示された.カバークロップの乾物重が約50~100g/m2程度であれば今回用いたカバークロップ草種において風速を3m/s以下にすることが可能であり土壌
    風食
    を抑制すると考えられた.
    5) 以上の結果から,秋野菜栽培の畝間にイネ科のカバークロップを播種し,秋野菜収穫後それらの植生が地面の風速を抑制する農作業技術は,地域における持続的な農業確立のために一定の貢献する可能性がある.
  • 高橋 悟, 田中 弥寿男
    農業土木学会誌
    1991年 59 巻 2 号 157-162,a2
    発行日: 1991/02/01
    公開日: 2011/08/11
    ジャーナル フリー
    風食
    常襲地域である北海道網走地域に畑地潅漑施設が設置され, 各圃場で潅漑水が得やすい条件が生まれたことに着目し, 各種溶液散布による土壌面被覆による
    風食
    防止を考えた。今回はその一環として, 古くから畑地に使用されているベントナイトを地表面にミルク状に散布し, その
    風食
    防止効果を圃場調査から検討した。
    その結果, このベントナイトミルク散布による方法は飛散土量を減少させ, 土壌表面を適度に硬化させ, さらには雑草抑制にも寄与するなど
    風食
    防止効果ならびに圃場管理の省力化にも役立つといったいくつかのプラス面が明らかになった。
  • 萩野 裕章
    水利科学
    2012年 56 巻 2 号 41-49
    発行日: 2012/06/01
    公開日: 2017/07/12
    ジャーナル フリー
  • 一前 宣正, 福永 博文, 倉持 仁志, 近内 誠登
    植物化学調節学会 研究発表記録集
    1992年 27 巻 86-87
    発行日: 1992/10/22
    公開日: 2018/02/15
    ジャーナル フリー
  • 山城 雄一郎
    順天堂医学
    1999年 45 巻 2 号 210-215
    発行日: 1999/09/13
    公開日: 2014/11/18
    ジャーナル フリー
    赤ちゃん (1歳頃まで) の肥満は心配ないが, 幼児期以降の肥満は大人の肥満につながる可能性が高い. 小学校1年生の肥満の約半数は高校生まで, 中学1年生の肥満は約2/3が高校生でも肥満で, その多くは大人まで持ち越す. 素直な小学生の時期に肥満を直しておかないと, その後は治療に難渋することが多い. 小児の肥満も高脂血症・糖尿病・高血圧・脂肪肝・高尿酸血症を伴い, 生活習慣病の確実な予備群を構成する. 日本の学童の7-8%は肥満で, 増加傾向にある. その原因はエネルギーの摂り過ぎ, つまり洋風の, 脂肪分が多くカロリーも多い食事の食べ過ぎと, 運動不足である. 食事は和風にして, 身長1cm当たり10kcal-15kcal (身長150cmだと1,500kcal-2,250kcal) を目安に, 成長と運動量を加味し摂取量を考えることが望ましい. バランスよく1日30品目を摂り, 脂肪の量が摂取エネルギー量の30%を超えないようにする. 母親は食事の内容を考え, 父親は運動の仕方を教えてあげて, 一家で肥満解消に取り組むことが大切である.
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