詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "首長"
10,542件中 1-20の結果を表示しています
  • 宮崎 広和
    民族學研究
    1992年 57 巻 2 号 197-221
    発行日: 1992/09/30
    公開日: 2018/03/27
    ジャーナル フリー
    19世紀フィジーにおける
    首長
    によるヨーロッパ人への土地売却の問題に対する植民地政府の対応は,
    首長
    には, 土地所有者の承認をえずに, 土地を売却する権利はないという原則によって特徴づけられる。19世紀のヨーロッパ人の間では, フィジーの
    首長
    制はヨーロッパ人との接触によって専制的になったと理解されていたが,
    首長
    による土地売却もその結果であると考えられた。こうした専制的な
    首長
    のイメージは, 土地売却の正当性をめぐる審理の結果にも反映し, 土地を売却した
    首長
    が主張した土地処分権は慣習的なものとして認められなかった。他方, 植民地政府は, フィジー人の土地を非フィジー人へ賃貸する際に生ずる地代を, 植民地体制において
    首長
    に付与された官職の段階に応じて分配する体系を作り上げた。このように, 土地に対する
    首長
    の権利は, 植民地統治を経て, まったく別の新しい序列のなかに再定義されたといえる。
  • 鷲見 英司
    公共選択
    2017年 2017 巻 68 号 85-102
    発行日: 2017年
    公開日: 2023/03/29
    ジャーナル フリー

     Uncontested local mayoral elections have been common for at least 20 years in Japan. These days, about 25% of the City mayors was elected without a vote. This paper examines the determinant factor of uncontested local mayoral elections from 2010 to 2014 empirically. The main conclusions of the study are as follows: First, the probability of uncontested mayoral elections is unlikely to be higher, when the ruling and opposition party support the same candidate. Second, the probability of uncontested mayoral elections is likely to be higher, when incumbents run for a second term or more to a forth term or less. Third, this study found that four-year average uncontested mayoral elections rate in the prefecture significantly explains the prefectural-level differences of uncontested mayoral elections using multilevel analysis.

  • 横田 博実
    熱帯農業
    1990年 34 巻 3 号 202-208
    発行日: 1990/09/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
    アラブ
    首長
    国連邦 (UAE) はアブダビ, ドバイ, シャルジャ, アジュマン, ウムアルカイワイン, ラスアルハイマ, フジャイラの7
    首長
    国からなる連邦であり, アラビア湾の東南部に位置している (図1) .その国土面積は約80, 000km2である.気候的には亜熱帯乾燥地に属し, 石油産出によって成り立っている国であるが, 国の政策として砂漠の緑化や農業振興に力を入れている.このため農業生産は増加し, 野菜などの自給率は向上したが, それに伴って乾燥地域の農業に共通の問題である土壌の塩類集積, 灌漑水の汲み上げによる地下水位の低下, さらに季節的な野菜の過剰生産などが問題となっている.ここではUAEの主要な農業地域の一つであるアルアイン地域を中心にして同国の農業の現状について報告する.
  • ―特に水管理対策について―
    三好 弘
    熱帯農業
    1997年 41 巻 2 号 93-98
    発行日: 1997/06/01
    公開日: 2010/03/19
    ジャーナル フリー
  • 村尾 るみこ
    アフリカレポート
    2023年 61 巻 58-70
    発行日: 2023/11/21
    公開日: 2023/11/21
    ジャーナル フリー HTML

    アンゴラ東部では、かつては慣習的に土地分配をする伝統的

    首長
    による統治が行われていたが、独立解放闘争および独立後の内戦と2002年の停戦合意までの40年の間にその伝統的
    首長
    を含め、住民らの多くがザンビアへ逃れた。本稿は、紛争後のアンゴラ東部のモシコ州において伝統的
    首長
    のもとで持続的な帰還を果たしているンブンダの事例に着目し、伝統的
    首長
    が再び土地を分配することによって復権するプロセスを明らかとすることを目的とした。ンブンダの伝統的
    首長
    は従軍経験をもとに政府関係者と良好な関係を積極的に構築し、パラマウント・チーフを頂点とする伝統的政治体制のもと、帰還したンブンダの人びとを招き入れ土地を分配することを通じて村の再建に貢献した。また伝統的
    首長
    は、従来の居住集団の構成を変えることを要請してさらに多くの帰還したンブンダに土地を分配した。アンゴラ東部へのンブンダの持続的な帰還は、伝統的権威を発揮する対象となる住民を伝統的
    首長
    自身で増やすことによって進んだものであった。

  • ツバル・ナヌメア環礁における首長制をめぐる「真実」とその「証明」
    小林 誠
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2013年 2013 巻 C03
    発行日: 2013年
    公開日: 2013/05/27
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、ツバル・ナヌメア環礁における
    首長
    制をめぐる「真実」の探求について報告する。具体的には、自ら
    首長
    となることで何が「正しい」
    首長
    制であるのかを明らかにしようとしたライナ・テウエアという男性年長者の探求について明らかにしていく。彼の探求を特徴づけるのは
    首長
    制をめぐる真実をまさに「証明」しようとした点である。本発表では、ライナの証明をナヌメアにおける真実概念を基に考察していく。
  • 切岩 祥和, 小澤 晃一, 横田 博実, 財津 吉寿, 三好 洋, 大石 惇
    日本土壌肥料学雑誌
    1998年 69 巻 4 号 348-354
    発行日: 1998/08/05
    公開日: 2017/06/28
    ジャーナル フリー
    The United Arab Emirates (UAE) is located southeast of the Arabian Peninsula, and the harsh climate is not suitable for agriculture. However, agriculture has been encouraged and the cultivation area has considerably increased. The main problem of agriculture in the UAE is the shortage and high salinity of groundwater resources for irrigation. In this study, the present condition of irrigation water salinty and the effect of irrigation water quality on salt accumulation in soil and mineral contents of alfalfa was investigated. The results are summarized as follows: 1) Agricultural areas were divided into 8 sections and irrigation water quality was compared. The mean EC values of irrigation water in these areas were considerably different and were between 1.34-9.72 dS m^<-1> The EC of irrigation water was lower in areas near the mountains in the northeast region. There was a tendency of the EC values of irrigation water in 1992 and 1993 to be higher than those in 1978. 2) Soil samples were collected from farms with basin and drip irrigation methods. The EC values of saturated soil extracts increased with the increase of EC in the irrigation water, and this tendency was higher in soil from farms with drip irrigation as compared to basin irrigation. Seventy-five percent of the soil samples from farms using basin irrigation showed EC values below 5 dS m^<-1>. 3) Obvious differences were not observed in mean, maximum and minimum EC values of irrigation water from the farms cultivating dates, egg plant, tomatoes, cabbage or alfalfa. The mean EC values of irrigation water for cabbage and egg plant were slightly higher than those for date palms, alfalfa and tomatoes. 4) Na, Ca, Mg, Fe and Zn contents in alfalfa leaves were siginificantly affected by EC or cations in irrigation water or saturated soil extract.
  • ポリネシア・ツバルからみる首長のマナの現在
    小林 誠
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2016年 2016 巻
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    これまで、ポリネシアの諸社会において、
    首長
    のマナは島の豊穣性と関係づけられて論じられてきた。ところが、本発表が対象とするツバル・ナヌメアの事例では、
    首長
    のカタが島の豊穣性として現れるのか、島の「幸福」として現れるのかをめぐって争われていた。本発表では、ナヌメアを取り巻く政治経済的な状況の変化に位置付けながら
    首長
    のカタの新たなとらえ方を検討し、オセアニアにおける
    首長
    のマナの現状を描き出す。
  • 普通投票選挙制導入後の20年
    山本 真鳥
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2012年 2012 巻 A07
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/03/28
    会議録・要旨集 フリー
    サモア独立国は、1962年の独立に際し、
    首長
    制に基づくサモア的民主主義の実現を図る目的で、
    首長
    称号保持者にのみ参政権を与えることとした。しかし、選挙に勝利するために、
    首長
    称号の乱発を行うことが横行するようになり、1990年に被選挙権は
    首長
    称号保持者にのみ限りながら、普通投票選挙制を導入する結果となった。この発表では、その後20年を経過して、制度改変のサモア的民主主義に与えた影響を考察してみたい。
  • 大杉 覚
    年報行政研究
    2017年 52 巻 48-68
    発行日: 2017年
    公開日: 2020/03/24
    ジャーナル フリー
  • キャリアパスと政治的資源
    辻 由希
    選挙研究
    2013年 29 巻 2 号 90-102
    発行日: 2013年
    公開日: 2017/12/06
    ジャーナル オープンアクセス
    日本における女性の過少代表性はつとに指摘されてきたが,近年,国会・地方議員に加えて
    首長
    にも女性が進出している。そこで本稿では,女性
    首長
    の増加の要因を明らかにするため,戦後全女性
    首長
    の経歴調査と現役女性市長の事例分析を行う。女性
    首長
    の経歴調査からは,女性を周辺化してきた労働市場構造を反映し,二つのキャリアパス(公務員・資格職と,地方議員)を経た女性たちが
    首長
    となっていることが明らかになった。とくに市町村では地方議員出身の女性
    首長
    が多い。また現役女性市長の事例からは,当選の背景に旧来の地方政治行政への批判があったこと,当選後はケアサービスの供給拡大と財政健全化という今日の地方政府が共通に直面する課題への対応がみられることが分かった。以上から本稿は日本における政治経済レジームの再編,すなわちケアの社会化と地方分権とが女性
    首長
    の登場を促していると主張する。
  • 河野 正治
    文化人類学
    2015年 80 巻 2 号 150-171
    発行日: 2015/09/30
    公開日: 2017/04/03
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は、ミクロネシア連邦ポーンペイの
    首長
    制に見られる住民の両義的な態度に焦点を当て、いわゆる伝統的権威がどのように人々の目に見えているのか、その「見え方」がいかなる関係から構成されているのかを明らかにすることにある。現代ポーンペイにおける両義的な
    首長
    の「見え方」を捉えるうえで、
    首長
    の「位置」を焦点とする先行研究の議論は、当事者の多様性や権威の不確実性を注視しない点で不十分である。本稿ではその点を踏まえ、
    首長
    の権威が働く儀礼的な場面として親族の協働を取り上げ、異なる立場や利害や関係性を持つ当事者のあいだで
    首長
    の権威がいかに現れるのかを検討する。親族が物財を供出するという協働は、
    首長
    が祭宴や葬式に参加するうえで不可欠である。現代ポーンペイにおいて法的に現金収入を保障されていない
    首長
    は必ずしも財力を持つと限らないために周囲の助けが必要であり、
    首長の親族には見返りを期待せず物財を供出して首長
    を「助ける」ことが期待される。ところが実際は、親族のあいだで
    首長
    を「助ける」度合いや頻度に差があり、
    首長
    を「助ける」時もあれば「助け」ない時もある。本稿の事例において親族が互いに協力する場面では、称号を待つ「村人」が「助け」なければならない人物という、
    首長
    の「見え方」が成立していた。しかし、彼らはつねに
    首長
    に協力するわけではない。むしろ
    首長
    を「助ける」という活動の有無や程度は、物財を供出すべき場面に関する認識の差や、当事者間の財力の差異を背景とした貸借関係など、当事者の個別的な立場や利害や関係性に左右される。本稿では、これらの民族誌的検討から、現代ポーンペイにおいて両義的に見える
    首長
    の権威が、現代の政治経済的条件において、実践を通じた当事者間の関係性の括弧入れとあふれ出しをとおして動態的に生起すると論じる。
  • 宮入 小夜子
    日本橋学館大学紀要
    2014年 13 巻 13-35
    発行日: 2014/03/01
    公開日: 2018/02/07
    ジャーナル フリー
    本稿は、就任1 年未満の
    首長
    を対象に2010年に行った「行政組織の変革に関する調査」と2012年にその後の追調査を実施した柏市の結果を比較し、どのような要因が
    首長
    がマニフェストに掲げたビジョンを実現するための行政組織および職員意識の変革に影響を与えるのかについて検討した。その結果、新たに就任した
    首長
    が、1年目はビジョンを繰り返し語り、課題を提示することは、個人レベルのビジョン理解・実現行動に影響を与えるが、職場ごとの共感・理解や
    首長
    ビジョンの実現に向かう意識や行動に影響を与えるのは、管理職のマネジメント行動が鍵となることが示唆された。また、事業仕分けの対象となった部署の方が
    首長
    ビジョンへの共感が低く、自発的な職員意識や行動の改革にはつながりにくいことがうかがえた。行政組織においては、
    首長
    ビジョンの実現においても、組織の職制を通し、総合計画等のしくみとの連動により達成されていくものであることが考えられ、管理職層に対する
    首長
    のリーダーシップが重要であることが示唆された。
  • 負債の人類学からのリーダーシップ論再考
    *河野 正治
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2022年 2022 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/13
    会議録・要旨集 フリー
    「権威ある
    首長
    」と「権威なき
    首長
    」という類型は、オセアニア地域研究を超えて、負債という概念から政治的リーダーシップと権力のあり方を見通すアプローチを提供している。本報告では、ミクロネシア連邦ポーンペイ島における
    首長
    制と称号を事例として取り上げ、ステレオタイプ的な類型論に陥ることなく、現実に生起するリーダーシップのあり方を負債の証しという観点から明らかにすることを目的とする。
  • 台湾原住民族ルカイにおける「伝統文化」の復興と首長制
    *尤 驍
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2022年 2022 巻
    発行日: 2022年
    公開日: 2022/09/13
    会議録・要旨集 フリー
    本発表では、台湾原住民族ルカイにおいて、影響力を有した
    首長
    の死去に際して、人々が彼を記念するためにかつてなかった大規模な葬儀を考案して実行した経緯を事例とする。葬儀の場において、
    首長
    のイメージがいかなる論理に基づいて表象されるのかについて考察する。それを通して、台湾原住民運動を契機として復興されたルカイの「伝統文化」と、在来の
    首長
    制との間の相互関係を明らかにすることを目指す。
  • ミクロネシア連邦ポーンペイの首長制を事例として
    河野 正治
    日本文化人類学会研究大会発表要旨集
    2015年 2015 巻
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/05/13
    会議録・要旨集 フリー
    オセアニアの一部では、いわゆる
    首長
    制にかかわる再分配が現在も実践されている。本発表では、「再分配を通じた集団の生成」という分科会テーマに即し、ミクロネシア連邦ポーンペイにおいて、再分配の実践がいかに「集団」を生みだすのかを示していく。これは、
    首長
    を中心とする集団のあり方を所与とせず、再分配の実践こそが「集団」の境界やあり方、ひいては
    首長
    を取り巻く関係性を様々に作り出す点を明らかにする試みである。
  • 沖田 哲也, 中邨 章
    年報行政研究
    1979年 1979 巻 14 号 141-185
    発行日: 1979/03/31
    公開日: 2012/09/24
    ジャーナル フリー
  • 宮﨑 恭一
    日本禁煙学会雑誌
    2015年 10 巻 3 号 43-47
    発行日: 2015/08/10
    公開日: 2015/08/26
    ジャーナル フリー
    【期 間】 2015年3月17日~21日
    【場 所】 アラブ
    首長
    国連邦アブダビ
    【参加者数】 2,000人(2,500人の申し込み)
  • スコット マーク
    音声研究
    2013年 17 巻 3 号 1-9
    発行日: 2013/12/30
    公開日: 2017/08/31
    ジャーナル フリー
    内言は人の心的世界の中心的課題であるものの研究の俎上にのることは少なかった。そこで本研究では内言と選択的順応の交互作用を調べた。選択的順応とはある音の繰返し提示後にその音の範疇知覚境界が変化する現象である。内言が随伴発射(Corollary Discharge,自分の行動に対する感覚反応を減少させる神経信号)によって構成されるという最近の研究成果に基づき,随伴発射による感覚反応の減少が感覚疲労を防ぎ選択的順応を減少させると仮定して研究を進めた。実験の結果,選択的順応は有意に生起したものの,自発構音運動の効果は有意でなかった。この結果は選択的順応が感覚疲労による現象ではないか,あるいはこれらの過程が異なる神経情報処理レベルで遂行されるか,いずれかを示唆すると考えられる。このような結果は内言と随伴発射の役割が認識され始めた音声科学においても重要である。
  • 佐藤 たまき
    化石
    2009年 85 巻 69-71
    発行日: 2009/03/31
    公開日: 2017/10/03
    ジャーナル フリー
feedback
Top