詳細検索結果
以下の条件での結果を表示する: 検索条件を変更
クエリ検索: "高橋龍介"
14件中 1-14の結果を表示しています
  • Yukihiro Yoshida
    日大医学雑誌
    2018年 77 巻 4 号 213
    発行日: 2018年
    公開日: 2018/10/02
    ジャーナル フリー
  • 高橋 龍介, 山中 梨央, 比護 幸宏
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 O-MT-09-4
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    変形性膝関節症(以下膝OA)は,高齢者において最も頻度の高い膝関節疾患であり,超高齢社会のわが国において,医療経済の観点からも重大な問題となっている。内反膝OAにおける膝関節運動力学的負荷の指標としてLateral Thrust(以下LT)があり,発症や進行との関連性が示唆されている。また,LTの関連因子として,膝OA gradeの程度,FTAの大きさ,膝関節伸展制限,膝関節伸展筋力低下の減少が報告されている。しかし,LTを視診にて評価している報告が多く,LTの程度を検討した報告は少ない。そこで今回は,三軸加速度計を使用して膝OAの歩行を評価し,FTAの大きさとLTの相関について検討したため報告する。

    【方法】

    対象は,両側膝OA16名32肢(膝OA gradeIV,年齢74.9±6.4,全例女性,身長147.9±6.0cm,体重60.0±11.0kg,FTA188.2±4.8°)とした。三軸加速度計は,両側の腓骨頭に専用ベルトにて装着した。課題は助走路と減速路2mずつ設けた14m直線歩行路を独歩にて快適速度で行った。歩行中の加速度データは,加速期と減速期の影響を考慮して,歩き始めの2歩と終わりの2歩を除いた。三軸加速度計から得られたデータよりInitial Contact後の膝外側動揺性であるLTを示す膝外側加速度ピーク値(以下ピーク値)(G),歩行の安定性を示す歩行周期変動(以下CV)(%),歩行周期中の動揺性を示すRoot Mean Square(以下RMS)(m/s2)を算出し,FTAとの相関係数と有意差を求めた。統計学的有意水準は5%未満とした。

    【結果】

    ピーク値は0.68±0.27,r=0.246,CVは2.72±1.03,r=0.123,RMSの左右方向では0.25±0.14,r=0.206,前後方向では0.37±0.15,r=0.031,上下方向では0.37±0.15,r=0.182であり,有意差は認められなかった。

    【結論】

    Mundermannらは膝OA gradeに分けて検討し,末期膝OAであるgradeIII,IVでは初期膝OAであるgradeI,IIに比べて内反モーメントのピーク値が大きい事を示している。また,松尾らは三次元動作分析装置を使用してLT量を測定し,膝OAの進行に伴って増加したことを示している。しかし,本研究結果からでは,FTAの増大に伴うLTの程度を示すピーク値と左右方向でのRMSとの相関は認められなかった。当院にて行った健常成人との比較では有意に増加を認めたが,関節構成要素が破綻している膝OA gradeIVでは個体差が大きいため,先行研究とは相反する結果になったと考える。今後は症例の幅を膝OA gradeI~IIIなども含め,膝OAの発症や進行の予防だけでなく,手術療法後の介入にも繋がる根拠に基づく理学療法を提供するために,より詳細な動作様式を把握する必要がある。

  • 山中 梨央, 高橋 龍介
    理学療法学Supplement
    2017年 2016 巻 P-MT-13-2
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/04/24
    会議録・要旨集 フリー

    【はじめに,目的】

    変形性膝関節症(以下,膝OA)の発症のリスクファクターとして,年齢,女性,肥満,大腿脛骨角(femoro-tibal angle:FTA)及び歩行時のlateral thrust(以下LT)を挙げている。我が国において変形が高度に進行した者に対して人工膝関節置換術(以下TKA)は治療のひとつとして選択されることが多い。しかし,短縮された入院期間の中でどの程度歩行能力が獲得されているかは明らかではない。そこで今回,両側膝OAを罹患し,両側同時人工膝関節置換術(以下Bil-TKA)を施行した患者に対し,三軸加速度計を用いて術前後での歩行を評価した。これらについて比較・検討したため報告する。

    【方法】

    対象は,両内側型膝OAを呈し,Bil-TKAを施行した15症例30膝とした。三軸加速度計は,両側の腓骨頭に専用ベルトにて装着した。測定は,手術前日と,術後は退院前日(術後平均約17日)に行った。課題は助走路と減速路2mずつ設けた14m直線歩行路を快適速度にて独歩で行った。三軸加速度計から得られたデータより膝外側加速度ピーク値(以下ピーク値),連続する1歩行周期時間から平均,標準偏差を求め算出した歩行周期変動(以下CV),Root Mean Square(以下RMS)と歩行速度を求めた。RMSは歩行速度の2乗で除した。歩行中の加速度データは,加速期と減速期の影響を考慮して,歩き始めの2歩と終わりの2歩を除いた。歩行速度は中間10mの距離にて測定した。得られた値は術前後で対応のあるt検定にて有意差を求めた。統計学的有意水準は5%未満とした。

    【結果】

    術前後において,ピーク値は術前が0.65±0.25G,術後が0.38±0.14Gであり有意に減少していた(P<0.01)。左右RMSは術前が0.37±0.19m/s2,術後が0.29±0.1m/s2であり有意に減少していた(P<0.05)。前後RMSは術前が0.57±0.22m/s2,術後が0.6±0.2m/s2であった。上下RMSは,術前が0.34±0.11m/s2,術後が0.26±0.08m/s2であった。CVは術前が2.69±1.02%,術後が2.89±1.21%であった。歩行速度は,術前が0.83±0.15m/s,術後が0.71±0.15m/sであり有意に減少していた(P<0.05)。

    【結論】

    先行研究により,ピーク値はInitial Contact後の膝外側動揺性すなわちLTを示し,RMSは歩行周期中の動揺性を示し,CVは安定性を示しているとされている。術後,LTと左右の動揺性が改善した。ピーク値が減少したことで,左右RMSも減少したと考えられ,LTは膝の左右動揺性に影響があることが推察された。前後・上下RMS,CVは術前後において有意差は認められなかった。これらにより,術後早期においても術前と同程度の歩行安定性が獲得されていると示唆された。歩行速度は有意に減少した。先行研究により術後早期は歩行速度が低下すると報告されており,本研究においても同様の結果となった。当院では術後2週間を退院目標としているため,今後は術後長期での経時的変化,ROM・FTA・筋力・疼痛などとの相関関係や円滑性や規則性など他の要因を検討する必要があると考える。

  • 高橋 龍介, 山中 梨央
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-YB-16-4
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】歩行補助具である杖は,利便性が高く比較的金額が安価なため使用頻度が高い。しかし,疾患や加齢に伴う機能障がい,形態変化は個人差が大きいにもかかわらず,現在一般的に提供されているT字型杖は高さ調節しかできず,手や腕に疼痛や可動域制限など肢体が不自由な使用者にとって使用しづらいものである。杖を購入しても使い勝手が悪い,手首が痛いなどの理由から日常で利用していない患者も少なくない。装具は症状や機能にあわせて用いることの重要性は知られているが,その具体的な方法を示すまでは至っていない。また,杖を使用しての先行研究の多くは高さや種類の違いを比較するものであって,患者の上肢の関節に合わせて調節した報告は少ない。そこで本研究では,握り部分を個々人に合わせて調整可能な接合部を組み入れた杖(以下改良杖)を開発し,上肢の関節に疼痛や変形を有する患者に対して,従来型の杖と歩行パラメーターを比較し検討することとした。【方法】対象は,上肢の関節に疼痛や変形を有する患者10症例(女性9人,男性1人,年齢67±12.4歳)とした。杖は,普段使用している方の上肢で把持した。測定は,3軸加速度計による歩行周期変動(以下CV値)や体幹加速度の左右方向のRoot Mean Square(以下RMS),歩行速度などの歩行パラメーターを従来型の杖と比較した。3軸加速度計を対象者のヤコビー線上腰背部中央に専用ベルトにて固定し,測定を2回行った。対象者は,助走路と減速路2mずつ設けた14mの直進路を快適速度で歩行し,中間の10mの所要時間を計測した。歩行中の加速度データは,加速期と減速期の影響を考慮して,歩き始めの2歩と終わりの2歩を除いて1歩行周期時間を切り出した。測定したRMS,CV値,歩行速度は対応のあるt検定にて有意差を求めた。【結果】歩行速度は改良杖の方が速かったが有意差は認められなかった。RMSは,概ね同等の結果となり有意差が認められなかった。CV値は,改良杖が有意に低値(p<0.01)を示した。【結論】歩行速度とRMSは有意差は認められなかったが,CV値は改良杖が有意に低値を示した。CV値の低下は,改良杖を使うことで歩行リズムが改善し,安定性が向上したと考えた。しかし,RMSに有意差が認められなかったため,左右方向の動揺性以外での要因で歩行リズムが向上したと考えた。本研究にて作成した杖を使用することで外出機会が増え,生活範囲が拡大し活動量の増加がQOLの維持向上に繋がると考える。本研究の限界として,第一に,1施設における研究であり,症例数も少ないために,今後は多施設における研究が必要である。第二に,測定した歩行距離が10mと短かったため,今後は長時間で使用し,上肢への影響や他の歩行パラメーターなどを引き続き検討する必要がある。なお,本研究は公益財団法人フランスベッド・メディカルホームケア研究・助成財団の助成を受け行った。
  • 山中 梨央, 高橋 龍介
    理学療法学Supplement
    2016年 2015 巻 P-MT-30-5
    発行日: 2016年
    公開日: 2016/04/28
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】歩行補助具である杖は,利便性が高いため使用頻度が高い。しかし加齢や疾患に伴う機能障がい,形態変化は個人差が大きいにもかかわらず,現在一般的に提供されているT字型杖(以下従来杖)は高さ調整のみであり,把持部の角度は調節することが出来ない。そのため,手や腕に疼痛や可動域制限がある者にとって使用しづらいものである。症状や機能にあった装具を用いることの重要性は知られているが,その具体的は方法を示すまでは至っていない。また,杖を使用した先行研究の多くは高さや種類の違いを比較するものであって,患者の上肢の関節に合わせて調節した報告は少ない。そこで本研究では,握り部分の角度を個々人に合わせて調整可能な接合部を組み入れた杖(以下改良杖)を開発し,従来杖と比較し検討することとした。【方法】対象は,上肢の関節に疼痛や変形を有する患者10症例とした。杖は,普段使用している方の上肢で把持した。測定は,3軸加速度計による歩行周期変動(以下CV値)や立脚初期に生じる左右方向への体幹加速度ピーク値(以下ピーク値),歩行速度にて歩行パラメーターを従来型の杖と比較した。3軸加速度計を対象者のヤコビー線上腰背部中央に専用ベルトにて固定し,測定を2回行った。対象者は,助走路と減速路2mずつ設けた14mの直進路を快適速度で歩行し,中間の10mの所要時間を計測した。歩行中の加速度データは,加速期と減速期の影響を考慮して,歩き始めの2歩と終わりの2歩を除いた。測定したCV値,ピーク値,歩行速度は対応のあるt検定にて有意差を求めた。【結果】CV値は,改良杖が6.08±3.43%,従来杖が8.08±4.43%であり,改良杖が有意に低値(p<0.01)を示した。ピーク値は,杖使用側では改良杖が0.257G,従来杖が0.265Gで改良杖が減少傾向にあり,対側では改良杖が0.308G,従来杖が0.285Gで従来杖が減少傾向であったが,いずれも有意差は認められなかった。歩行速度は改良杖が48.5±13.2m/分,従来杖が47.7±14.6m/分であり,従来杖の方が速かったが有意差は認められなかった。【結論】先行研究により,ピーク値はIC後の側方動揺性を表す指標として用いられている。今回,ピーク値では有意差がなかったたが,CV値は改良杖が有意に低値を示した。改良杖を使うことで歩行リズムが改善し,歩行の安定性が向上したが,側方動揺性は歩行安定性における影響は少ないと推察された。患者個人の手関節角度に合わせた杖はさらなる歩行能力の向上や安定性向上による転倒予防,歩行時で上肢への負担軽減も図れる可能性がある。そのため長距離・長時間での歩行においても検討する必要がある。また,パワースペクトラム解析での円滑性やRoot Mean Squareでの動揺性や自己相関分析での規則性など歩行安定性に関わる他の要因を検討する必要があると考える。
  • 重症群と軽症群の比較
    高橋 龍介
    理学療法学Supplement
    2015年 2014 巻 P2-C-0568
    発行日: 2015年
    公開日: 2015/04/30
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】変形性膝関節症患者(以下KOA)に対する歩行分析は多く散見されるが,左右を区別せずに患側と腱側と分けて比較することが多い。しかし,KOAにおいては両側罹患していることが多く,対側の影響は顕著になる。当院では,人工関節置換術を実施する患者を対象に,評価・経過観察の指標とする目的で三次元動作分析装置にて定量解析を行っている。そこで今回,両側KOAで両側同時人工膝関節置換術施行症例(以下重症群)と両側同時人工膝関節単顆置換術施行症例(以下軽症群)の手術前に,歩行パラメータと股,膝関節および足関節角度について測定したため,二群間で比較し特徴変化を把握することを目的とした。【方法】対象は,当院整形外科にて手術を施行し,術前に独歩可能な重症8症例(女性7人,男性1人,年齢74.1±5.0歳,身長149.1±7.2cm,体重65.8±10.9kg,BMI29.5±3.7,FTA右188.9±8.0度,左191.6±8.1度)と軽症8症例(女性5人,男性3人,年齢71.8±9.3歳,身長152.0±8.8cm,体重59.4±5.0kg,BMI25.8±2.6,FTA右181.6±3.1度,左182.1±3.5度)の二群に分けて比較した。1歩行周期中の左右の重複歩距離・時間,歩隔,歩行速度,股,膝関節および足関節角度を三次元動作分析装置(ライブラリー社製GE-60)によって計測した。課題は,裸足にて杖などの歩行補助具は使用せずに,路上における10mの直線自由歩行とし,動作を習熟させるために複数回施行した後に5回測定した。体表面上に直径15mmの反射標点を両側の肩峰,上前腸骨棘,大転子,腓骨頭,外果,第5中足骨,踵骨に貼り付け空間座標データを計測した。歩行が定常化する4歩行周期目以降の位置に,測定域として2m3の補正空間を設定し,空間内を移動する反射標点をサンプリング周波数120Hzで撮影した。解析は,三次元動作解析ソフト(MoveTr32)により,平均的な波形を抽出するために最小二乗法により最適化を行った。1歩行周期を100%として正規化し5歩行周期を平均し小数点2桁目を四捨五入して一人の歩行データとした。測定した値は,二群間の同側での有意差を求めた。有意水準は5%未満とした。【結果】測定した重複歩距離・時間,歩隔,歩行速度の項目は有意差が認められなかった。関節角度では,左膝関節の1~57%,89~100%区間で有意差が認め,右足関節の1~61,77~99%区間で有意差が認められた。両股関節,右膝関節,左足関節では有意差が認められなかった。【考察】本研究結果より,重症群と軽症群ともに立脚期中の膝関節伸展が不十分であった。木藤らは,KOAでは荷重応答期から立脚中期までに起こる膝関節伸展が不十分と報告しており同様の結果が得られた。特に,重症群の左膝関節伸展が立脚期と遊脚後期に有意に低かった。しかし,右膝関節においては,軽症群と有意差は認められなかった。足関節では,重症群が軽症群よりも全歩行周期中の背屈角度が大きかった。特に,重症群の左側の立脚期と遊脚後期が有意に高かった。Kirstenは膝関節の過度の屈曲は同側の重複歩を減少させ,足関節背屈過多は反対側の重複歩距離を減少させると述べている。しかし,有意差が認められた重症群の左膝関節伸展不十分と右足関節背屈過多は左重複歩距離を短縮させる因子となるが,有意差は認められなかった。本研究で測定した項目ではこれらの要因の特定には至らなかったが,Huangらは骨盤の傾斜によって膝関節の動きを代償していると報告しているため,今後は骨盤の動きを含めて検討する必要がある。【理学療法学研究としての意義】本研究では,手術適応となる両側KOAの歩行を,重症群と軽症群に分けて三次元動作分析装置で測定した値を比較した。膝関節と足関節の角度に有意差が認められ,左右で違った動向を示した。両側に罹患しているKOAを測定する場合は左右を考慮する必要性を示唆する所見となった。今後は,更なる詳細な動作様式を把握し,手術後に効率的な後療法を行うために,継続的に評価を行っていくことが重要と考える。
  • 高橋 龍介, 萩原 礼紀
    理学療法学Supplement
    2014年 2013 巻 0871
    発行日: 2014年
    公開日: 2014/05/09
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】当院では,入院期間短縮の必要性など医療経済的,社会的希求により人工膝関節単顆置換術(以下UKA)後2週間での退院プログラムを展開している。最小侵襲手術法(Minimally Invasive Surgery:MIS)での早期リハビリテーションの重要性はますます加速しつつある。そのために,後療法の妥当性を検証するための定量的な評価が重要となっている。今回我々は,当院において今後増加が予想される両側同時UKA患者の歩行を,術前と退院時での評価・経過観察の指標とする目的に三次元動作分析装置で定量的に測定した。その結果を比較・検討したため報告する。【方法】対象は,当院整形外科にて両側同時UKAを施行し,術前より独歩可能な患者8症例(女性5人,男性3人,年齢71.8±9.3歳,身長152.0±8.8cm,体重59.4±5.0kg,BMI25.8±2.6,FTA右181.6±3.1度,左182.1±3.5度)とした。左右の重複歩距離・時間,歩隔,歩行速度,踵接地時の膝関節角度(以下HS角度),膝関節最大屈曲角度(以下屈曲角度)を三次元動作分析装置(ライブラリー社製GE-60)によって計測した。課題は,裸足にて杖などの歩行補助具は使用せずに,路上における10mの直線自由歩行とし,動作を習熟させるために複数回施行した後に5回測定した。体表面上に直径15mmの反射標点を貼り付け空間座標データを計測した。歩行が定常化する4歩行周期目以降の位置に,測定域として2m3の補正空間を設定し,空間内を移動する反射標点をサンプリング周波数120Hzで撮影した。解析は,三次元動作解析ソフト(MoveTr32)により,平均的な波形を抽出するために最小二乗法により最適化を行った。1歩行周期を100%として正規化し5歩行周期を平均し小数点2桁目を四捨五入して一人の歩行データとした。測定は,術前は手術日の前日に行い,術後は退院日(術後17.9±1.1日)の前日に行った。左右脚と術前後での測定値を,ShapiroWilk検定にて正規分布している値は対応のあるt検定を,正規分布していない値はWilcoxonの符号付順位和検定にて有意差を求めた。有意水準は5%未満とした。測定項目は平均±標準偏差で表記した。【説明と同意】主治医同席のもと,本研究の目的および方法について,十分に説明し書面にて同意を得た。なお本研究は,本学医学部の倫理委員会の承認を得て行った。【結果】重複歩距離は術前右93.0±15.4cm,左92.4±14.0cm,術後右88.1±21.8cm,左87.2±22.0cm,重複歩時間は術前右1.2±0.2sec,左1.2±0.2sec,術後右1.3±0.3sec.左1.3±0.3secであった。歩隔は術前8.3±3.0cm,術後8.5±3.3cmであった。歩行速度は術前78.4±19.9cm/sec,術後70.4±22.3cm/secであった。HS角度は術前右171.7±4.8度,左171.8±5.1度,術後右172.1±5.2度,左173.7±4.2度,屈曲角度は術前右54.7±8.9度,左49.4±13.5度,術後右49.3±8.0度,左42.6±12.6度であった。統計解析では,左膝関節の屈曲角度が術前後で有意差(P=0.019)を示した。また,3症例において術後にdouble knee actionが観察された。【考察】術前後での左膝関節の屈曲角度で有意差が認められたが,その他の術前後と左右での優位差は認められなかった。先行研究では,日本人の利き足は70%が右脚と報告されており,今回の検査時も多くが右脚からの踏み出しであったことから,左脚が非利き足のため体重を支える軸足になったためと考察した。また,術後2週間では疼痛の残存と筋力や協調性が十分に回復していないため,残存機能を過剰努力で使用した結果,屈曲角度が低下したと考察した。術後にdouble knee actionが観察された3症例のうち2症例は,計測値が術前より改善していたが,要因の特定までは至らなかった。今回の研究では,筆者の研究と比較して,結果的に個体差が大きく歩行様式の特定には至らなかった。今後は,TKAとの比較も含めて症例数を重ねこれらの要因を追究する必要がある。【理学療法学研究としての意義】両側同時UKA患者を対象とし,術後2週間での歩行を定量的に測定した報告は少ない。今回の研究で行った,術後2週間時点での歩行を定量的に評価・測定することは,入院期間が短縮傾向にある時流において今後も重要になるため,症例数を重ねて継続する意義がある。
  • 高橋 龍介, 萩原 礼紀, 龍嶋 裕二, 角田 亘
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 初期の人工膝関節単顆置換術(UKA)は術後の成績が不安定であったが,近年は術後の成績が安定し手術件数が増加している.今回我々は,当院において今後増加が予想される両側同時UKA患者の歩容を把握する目的で,術前後での変化について比較し検討したので報告する.【対象】 当院整形外科にて両側同時UKAを施行し,術前より独歩可能な患者4例(全例女性,年齢70.3±9.7歳,横浜市大分類全例Grade4,身長150.9±5.1cm,体重59.0±8.9kg,BMI25.8±3.0)とした.【経過・理学療法】 術後の経過は,3日目から離床・CPMを開始,5.5±1.3日目に歩行器歩行を獲得,9.5±1.7日目にT字杖歩行を獲得,13.0±1.8日目に階段昇降を獲得,16.8±1.3日目に退院となった.術前理学療法は術後合併症予防,車椅子の移乗操作などの患者教育に主眼を置いた.術後は疼痛の改善を第一に置き,愛護的に実施した.また筋力強化では筋線維の肥大を主目的とせず,習慣化された筋出力の不均衡と協調性の是正に主眼を置いて行った.歩行練習は,特に膝関節伸展0度を得ることに注意し,術前の不良な歩行様式を持続させないように実施した.【方法】 左右の重複歩距離,歩隔,歩行速度は三次元動作分析装置(ライブラリー社製GE-60)によって計測した.課題は,裸足にて杖などの歩行補助具は使用せずに,路上における10mの直線自由歩行とし,動作を習熟させる為に複数回施行した後に5回測定した.体表面上に直径15mmの反射標点を両側踵骨の2点に貼り付け空間座標データを計測した.歩行が定常化する4歩行周期目以降の位置に,測定域として2m3の補正空間を設定し,空間内を移動する反射標点をサンプリング周波数120Hzで撮影した.解析は,三次元動作解析ソフト(MoveTr32)により,平均的な波形を抽出する為に最小二乗法により最適化を行った.1歩行周期を100%として正規化し5歩行周期を平均し小数点2桁目を四捨五入して一人の歩行データとした.重複歩距離,歩隔,歩行速度は身長から補正した値を用いた.測定は,術前は手術日の前日に行い,術後は退院日の前日に行った.【説明と同意】 本研究の目的および方法について,十分に説明し書面にて同意を得た.なお本研究は,本学医学部の倫理委員会の承認を得て行った.【結果】 FTAは術前右180.5±4.0度,左181.3±4.6度,術後右175.8±0.5度,左176.0±1.4度,膝関節屈曲角度術前右132.5±5.0度,左128.8±7.5度,術後右115.0±9.1度,左111.3±6.3度,伸展角度術前右-6.3±4.8度,左-6.3±6.3度,術後右-2.5±2.9度,左-1.3±2.5度,股・膝関節の屈曲伸展粗大筋力はMMTにて術前右3.8±0.5,左3.5±0.6,術後には著明な変化はみられなかった.JOAは術前右60.0±4.1点,左55.0±10.8点,術後右67.5±2.9点,左67.5±2.9点,Pain On Motion(POM)はNumerical Rating Scale(NRS)にて術前右5.3±0.9,左5.8±1.3,術後右1.8±0.6,左2.1±0.3,重複歩距離は術前右105.0±11.3cm,左104.3±10.3cm,術後右91.0±14.5cm,左90.2±13.7cm,歩隔は術前8.6±3.3cm,術後9.6±4.6cm,歩行速度は術前55.4±10.2m/分,術後40.4±13.3m/分であった.【考察】 諸家の報告では,変形性膝関節症患者に対するUKA施行では術前よりも歩行能力は改善するとされるが,今回著明な改善が認められなかった要因としてPOMが考えられた.術前POMの原因は関節由来のものであったが,術後は手術侵襲の残存による軟部組織痛が発生した結果と考えられた.また人工膝関節置換術(TKA)との比較においては,UKAの方が良好な結果が得られる報告が多いが,我々の先行研究である両側同時TKA施行患者と退院までの経過に著明な相違はなかった.これは術後約2週間という測定時期にも影響を受けていると考えられた.今回は4症例であった為に個体差が大きく,特徴を把握するまで至らなかった.今後は,症例数を増やし経時的に変化を追い,動作様式の特徴を把握できるように検討を継続する必要がある.【理学療法学研究としての意義】 入院期間が短縮している時流において,より効率的な後療法を行う為には,動作様式の特徴を把握することが必要と考える.
  • 角田 亘, 萩原 礼紀, 龍嶋 裕二, 高橋 龍介
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【はじめに】 当院における人工膝関節置換術(以下TKA)施行数は,これまでに延べ約4500関節を数え,1984年からは両側同時TKAが施行されている.今後はTKAの一般的耐用年数の経過,ポリエチレンプレート摩耗,コンポーネント破損により再置換術施行件数の増加が予測される.しかし,再置換術における後療法実施報告で両側を対象としたものは少ない.今回,過用に起因した両側大腿骨コンポーネント破損を呈し,両側同時再置換術を施行した症例の後療法を経験した.当科TKAプロトコルを実施し,当院における両側同時TKA例と遜色ない結果を得たので報告する.【症例】 症例は75歳女性で身長156.8cm,体重75.8kg,BMI30.8,肥満2度であった.主訴は両膝関節周囲の痛みであり,HOPEは歩行時の疼痛消失であった.趣味は卓球とアクアビクスで各1時間程度を合計週4回実施していた.診断名は両側TKA後大腿骨側コンポーネント破損.現病歴は,平成12年に当院にて両変形性膝関節症に対し両側同時TKAを施行した. 平成20年に両膝痛出現にて,当院整形外科を受診し,平成23年に単純X線にて両側大腿骨コンポーネント破損を認め,両側同時人工膝関節再置換術施行となった.使用したコンポーネントは両側共に,ナカシマメディカル社FNK・PS型,セメント固定であった.なお,医師の術中所見では,軟部組織の癒着や靱帯の弛みは認められなかった.【説明と同意】 本発表を含む学術報告に関し主治医を通じ,書面で同意を得た.【経過】 術前評価の膝関節可動域は両側共に屈曲95°伸展0°,筋力は徒手筋力検査法(以下MMT)で上下肢,体幹とも4であった.基本動作やADLは疼痛自制内で自立しており,歩行は独歩にて可能であったが,本症例の希望により病棟内移動は車椅子にて行っていた.疼痛はNumerical Rating Scale(以下NRS)にて,荷重時と運動時で右5左6,腫脹・熱感は両膝全体に認められた.日整会OA膝治療成績判定基準(以下JOA)は両側ともに75点,Knee scoreは右52点 左61点,FTAは右179°左176°であった.理学療法は,当科TKAプロトコルに従い,術前ではオリエンテーション,移乗動作練習,セルフケア指導として大腿四頭筋セッティング,カフパンピング,膝屈筋群のストレッチを中心に行った.術後は翌日からアイシングや疼痛自制内でカフパンピングを行い,4日目から理学療法室にてリラクゼーションやストレッチングを中心に介入した.症例は術後疼痛の訴えが強く,後療法施行に難渋したため,術創部の治癒経過の説明を行い,投薬管理を医師に相談した.それ以外に,疼痛出現時にはRICE処置を行うよう病棟看護師と症例に喚起した.8病日目に歩行器歩行自立,13病日目にT字杖歩行自立,17病日目に階段昇降自立,19病日目に後療法継続を目的に転院となり,当院における両側同時TKA例の動作自立日数と遜色ない経過となった.退院時評価の膝関節可動域は両側共に屈曲120°伸展0°,MMTはいずれも4であった.NRSは歩行時に右5左6と変化はなかったが,腫脹や熱感の消失,生化学データによる炎症所見を示す数値は低下していた.JOAは両側で75点, Knee scoreは右73点 左76点であった.【考察】 治療に際し重要視したのは後療法の阻害因子となる疼痛・腫脹の早期消失であった.リラクゼーションやストレッチング,アイシングを徹底することで,末梢循環の改善による疼痛物質除去,筋の疼痛防御性収縮,関節原性筋抑制の緩和を図った.疼痛の自浄作用の賦活につながったことで,効率的な動作発現の基盤を作ることが可能になり,順調な経過を辿ったと考えられた.また,本症例が破損へと至った動作を詳細かつ具体的に示すことは困難であった.肥満による荷重ストレス増大,スポーツによる衝撃力の作用といった機械的負荷異常が破損の主因であると考えられたため,問診から得られる生活状況をもとに破損原因を検討し症例に説明することは,再発予防と活動における不安感の緩衝という点において有益であると考えた.【理学療法学研究としての意義】 今回,報告が少ない両側同時大腿骨コンポーネント破損症例の報告を行った.また,人工関節を長期使用するために,初回TKA時の段階で十分な患者教育と理学療法士による継続的なフォローアップの必要性が示唆された.
  • ─下肢3関節における角度変化について─
    龍嶋 裕二, 萩原 礼紀, 高橋 龍介
    理学療法学Supplement
    2012年 2011 巻
    発行日: 2012年
    公開日: 2012/08/10
    会議録・要旨集 フリー
    【目的】 近年,人工膝関節置換術(以下TKA)の歩行解析では矢状面での膝関節屈伸機能や前額面での内外反変化の報告は多数散見する.しかし,TKA施行による股関節及び足関節を含めた歩行中の下肢全体に及ぼす影響や検討した報告は少ない.今回,TKA施行前後における立脚期の股,膝関節屈伸及び足関節底背屈角度について定量解析し,特徴変化を把握することを目的とした.【方法】 対象は当院入院中の両側変形性膝関節症(以下KOA)に対して両側同時TKAを施行した女性12名.平均年齢74±6歳,体重63±11kgであった. TKA施行前のROMは膝関節屈曲右118±14°左115±16°,伸展右-10±8°左-10±12°であり,横浜市大分類における変形性膝関節分類(以下OAGrade)4にて独歩可能者を対象とした.課題は10m直線歩行路上における自由歩行を測定課題とし,測定前に複数回の試行を実施した.両側の肩峰,上前腸骨棘,大転子,腓骨頭,外果,踵骨隆起,第5中足骨頭に直径15mmの赤外線反射標点を貼付し,5施行を計測した.測定課題において,実施中の標点位置を三次元動作解析装置(ライブラリー社製)を用いて,サンプリング周波数120Hzにて記録した.1歩行周期を解析ソフトMoveTr32使用し, 一人の平均的波形を抽出するために,最小二乗法により最適化を行い,位相を合わせた.また,画像データからランチョ・ロス・アミーゴ方式にて,立脚期をloading response(以下LR),mid stance(以下MSt), terminal stance(以下TSt),preswing(以下PSw)に分類し,各運動相における左右の股関節,膝関節,足関節角度の平均値と立脚期を100%とした区間時間比率をそれぞれ算出した.更に区間時間比率を術前後にて比較検討するため,対応のあるT検定を用いた.有意水準は5%未満とした.測定日は術前及び術後平均16±3病日に実施した.【説明と同意】 本研究の目的および方法について,十分に説明し書面にて同意を得た.なお本研究は,本学医学部の倫理委員会の承認を得て行った.【結果】 各運動相における各関節の平均角度は右側術前股関節屈曲時LR26.3±9.8度,術後18.2±4.5度,MSt術前22.8±10.9度,術後13.9±4.5度,TSt術前8.7±5.3度,術後9.9±2度,PSw術前10.2±2.8度,術後10.1±2.8度となった.また,右側術前膝関節屈曲はLR20.5±6.7度, 術後11.8±4.5度,MSt術前24.3±6.7度,術後13.6±4.9度,TSt術前26±9.1度,術後13.2±4.2度,PSw術前27.5±9.5度,術後24.4±6.4度となった.足関節底背屈角度は背屈をプラス,底屈をマイナスと表記し, 右側LR術前0.4±3.7度, 術後-1.9±3.6度,MSt術前-0.9±4度,術後1.6±6.7度,TSt術前18.7±4.1度,術後12.4±4.5度,PSw術前12.2±5度,術後3.1±5.1となり,左股関節,膝関節,足関節は右側と同様な傾向を示した.立脚期における運動相の平均区間時間比率は右側術前のLRは8.2%,MSt69.6%,TSt12.1%,PSw10.1%,術後はLR21.8%,MSt60.1%,TSt10%,PSw8.1%と推移し,左側も同様な傾向を示した.また,LRにおける術前後での比較では左右共に有意差を認めた.【考察】 本研究結果より,術前と比較して術後LR時の区間時間が有意に延長していた要因として,主動作筋と拮抗筋の同時収縮により膝屈曲位での関節剛性を高め,関節不安定性に適応する必要がなくなったことが推察された.またこれにより膝伸展可動域が向上したと推察された.一方その他の各運動相の関節可動範囲は,術前後において著名な変化は認められなかった.術前時の関節構成機構の破綻は,TKA施行にて是正されたが,術後16病日での測定では疼痛が残存し,再建された関節機能を使いこなせるほどの運動再学習に至る時間として不足していたため,代償動作の改善までには至らなかったと推察された.また各測定値と術後回復の状況には個人差が大きく,入院期間の短じかい状況では十分な評価を実施することが困難であると推察された.これらから,股関節及び足関節を含めた歩行中の下肢全体に及ぼす影響を検討するには,動作時痛の減少を見ながら術後の経時的かつ継続的な測定を行う必要性が示唆された.【理学療法の意義】 TKA施行後における後療法模索目的にて歩行特性を解明していくことは重要であり,術後早期の歩容を把握することは有用と考える.また,本研究結果では歩容改善には至らず,今後の運動療法及び継続評価の必要性が示唆される内容となった.
  • *山田 士仁, 森岡 大輔
    年次大会
    2020年 2020 巻 J10310
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/03/25
    会議録・要旨集 認証あり

    According to the Japan Statistics Bureau, 35 million people are over 65 years old (28.7% of the country population)(1). To assist ambulation, T-shaped walking sticks are frequently used, since they are easy to get in different kinds of stores. In this paper, the results of usability experiments using T-shaped sticks are reported. Thirteen healthy man (age 21.46±0.50 body weight 56.7±7.3 kg and height 170.7±6.0 cm) participated in this experiment, in which we analyzed relationships between easiness to grip and the stick grip shapes by using sensory evaluation and statistics. As a result of using multiple regression analysis, significant differences were shown for each stick Py length and shaft perimeter. In conclusion, three important points must be considered for designing a T-shaped walking stick: (1) The length of the grip must exceed the width of the hand when grasped, (2) design for a Py/Ny ratio of 1.88, and (3) the circumference of the shaft should not be increased. By applying these rules, we consider that it is possible to design a stick grip shape that is easy to grip.

  • *森岡 大輔, 森川 大誉
    年次大会
    2021年 2021 巻 J151-04
    発行日: 2021年
    公開日: 2022/03/25
    会議録・要旨集 認証あり

    The aim of this study is to increase the easiness to grip the T-shaped walking stick. For this purpose, we developed a measurement system for cane walk, and using this system we measured strain on the cane, and EMG during cane walk, as well as sensory evaluation after walking. In the experiment, seven healthy adults were set to walk using 5 types of grips during walking, with a stride of 30 cm and a tempo of 60 BPM. As a result of the experiment, the strain voltage acting on the grip of the horizontal oval-shape grip was significantly smaller than that of the round-shape and vertical oval-shape. In addition, the horizontal oval-shape had the best evaluation in the sensory evaluation, such as the SD method. This shape reduces the muscle burden of the gripping motion, and even if the wand is held for a long time, it does not get tired easily. We believe that we were able to obtain new knowledge that will lead to development of a walking stick that is less tiring.

  • The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
    2017年 54 巻 Supplement 号 S1233-S1610
    発行日: 2017年
    公開日: 2017/07/07
    ジャーナル フリー
  • The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
    2019年 56 巻 Supplement 号 S967-S1520
    発行日: 2019年
    公開日: 2019/07/20
    ジャーナル フリー
feedback
Top