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Open URL

Open URLとは、利用者へのAppropriate Copyの提供を実現する手段として2000年に提唱された、ソース・リゾルバ・ターゲットといった情報サービスのサーバの間でやり取りするメタデータの記述方法(書誌情報によるURL組み立ての標準規格)です。提唱者Van de Sompelらによるver.0.1が欧米の大学図書館やベンダーを中心に普及し、2005年春に大幅な拡張性を持たせたver.1.0がANSI/NISO規格(Z39.88-2004)(外部サイト)(外部サイト)として承認されました。

リンク方法

J-STAGEはOpenURL(ver.1.0)による外部からのリンクを受け取り、記事の書誌画面(和文・英文)を表示します(ターゲットとして対応)。

書式

Base URL: https://japanlinkcenter.org/openurl? に対し、以下のメタデータ(タグ=値のセット)をURLエンコードしてGETまたはPOSTで送付してください。

メタデータの種類
項番 引数名 パラメータ 必須 内容 備考
1 ISSN rft.issn ※1 冊子体ISSNを設定する。 XXXX-XXXX形式
2 電子版ISSN rft.eissn ※1 電子版ISSNを設定する。 XXXX-XXXX形式
3 CODEN rft.coden ※1 CODENを設定する。
4 資料タイトル rft.jtitle ※1 資料タイトルを設定する。
5 発行日(年) rft.date ※2 発行日(年)を設定する。 YYYY形式
6 rft.volume ※2 巻を設定する。
7 rft.issue 号を設定する。 省略可
8 ページ範囲 rft.pages ※3 ページ範囲を設定する。 開始ページと終了ページをハイフンでつなぐ。
AAA(開始ページ)-BBB(終了ページ)形式で記述するものとし、"AAA-"(開始ページ部分)は必須とする。
9 開始ページ rft.spage ※3 開始ページを設定する。
10 終了ページ rft.epage 終了ページを設定する。 省略可
11 問い合わせ元(ベンダー、サービス)名称 res_id 多数の方が利用する情報サービスサイト等で利用する場合は、サービスを表す文字列を指定してください。使用する文字列はJSTにご連絡ください。個人利用の場合は省略しても構いません。
  1. ※1 

    これらのうち少なくとも一つを指定してください(資料タイトルよりもISSNおよびCODENが優先的に検索されます)

  2. ※2 

    これらのうち少なくとも一つを指定してください

  3. ※3 

    これらのうち少なくとも一つを指定してください

サンプル
ISSNでの指定の例:
https://japanlinkcenter.org/openurl?rft.issn=0021-7298&rft.volume=49&rft.spage=69&res_id=sample
英文の資料タイトルでの指定の例:
https://japanlinkcenter.org/openurl?rft.jtitle=Biological%20and%20Pharmaceutical%20Bulletin&rft.volume=29&rft.spage=1319
[URLエンコード前:https://japanlinkcenter.org/openurl?rft.jtitle=Biological and Pharmaceutical Bulletin&rft.volume=29&rft.spage=1319]
和文の資料タイトルでの指定の例:
https://japanlinkcenter.org/openurl?rft.jtitle=%E6%83%85%E5%A0%B1%E7%AE%A1%E7%90%86&rft.date=2006&rft.pages=123-131
[URLエンコード前:https://japanlinkcenter.org/openurl?rft.jtitle=情報管理&rft.date=2006&rft.pages=123-131]
注意
  • 日本語の資料タイトルで指定するときは、UTF-8 でエンコードしてください。

  • 1つの記事に特定できないときはエラーとなりますが、J-STAGEに登載されている資料の場合は資料トップページへのリンクが表示されます。

  • リンク率向上のため、お手元のメタデータを全て用いることをおすすめします。

  • 一部の資料は対応していません。

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