抄録
本研究の目的は,重度・重複障害児のQOL(QualityofLife)を高める造形活動の授業改善の方策を示すことである。本研究では,仮説版の授業改善モデルを設定し,特別支援学校の重複学級でアクション・リサーチを実施した。ミックス法による量的データと質的データの分析の結果,授業改善モデルには一定の有効性が認められた。また,本研究では4種類の質的データを分析し,実践場面で活用可能な指標である授業改善フローチャート,及び重度・重複障害児のQOL向上に繋がる省察や新たな活動展開を考案,創造するための授業改善チェックリストを開発した。