美術教育学:美術科教育学会誌
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図画工作における記録が創造性に与える影響
-児童の日記における記述と授業体験の関連に着目して-
服部 真也, 淺野 卓司, 大塚 有佳
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2026 年 47 巻 p. 183-194

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抄録
本稿の目的は,児童の発想や構想を含む創造的な表現に至るまでの思考の過程を可視化することである。A児の日記と題材に取り組む様子から思考や感情の変化を,TEM図を用いて分析した。その結果,家族や教師の支援を受けながら,拡散的思考と収束的思考を繰り返すことで創造性が発揮されていた。図の分岐点には,自己目標の達成に関する箇所が多く見られた。日記による振り返りは,児童が思考を整理し次の活動への見通しをもつことや教師が適切な支援のタイミングを把握する手がかりとなる。また,日記への教師のコメントが児童の気付きや意欲を促し,往還的な関わりが継続することで創造性が高まっていくことが考えられた。
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