日本接着学会誌
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研究論文
ユリア樹脂接着剤に及ぼす添加剤の影響
高谷 政広森井 哲北山 隆岡本 忠
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2002 年 38 巻 2 号 p. 46-49

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抄録
ユリア樹脂接着剤の性能を増進するために加えられた添加剤の影響を検討した。すなわち,ユリア樹脂と添加剤の混合接着剤で作製したパーティクルボードの機械的特性とこれらの接着剤のDSCに よる熱的挙動を測定することによって接着性と硬化に及ぼす添加剤の影響を検討した。添加剤として 繊維状セルロース粉末,アラミド繊維,ブナ爆砕木粉を用いた。その結果,混合接着剤で作製したパーティクルボードは,特に30%の爆砕木粉,30%のセルロース粉末,および10%のアラミド繊維を含有する接着剤において,ユリア樹脂単独で作製したものよりも良い性能を示した。またDSC分析の結果,接着剤の重合による発熱ピークは,爆砕木粉の添加によって高温度側に少し移動したが,爆砕木粉以外の添加剤ではほとんど変化しなかった。
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© 2002 一般社団法人 日本接着学会
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