日本接着学会誌
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研究論文
DMSi-PPO/DGEBA系硬化物の接着界面の相構造と化学組成の関連性
岡松 隆裕三田 真己越智 光一
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2004 年 40 巻 9 号 p. 385-393

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抄録
 ビスフェノールA型エポキシ樹脂(DGEBA)と末端に反応性シリル基をもつポリプロピレンオキサイド(DMSi-PPO)のブレンド系を異なる表面自由エネルギー(γs)をもつ被着体に接着し,その界面の化学組成をFT-IR ATRを用いて調べた。この結果γsの大きなアルミニウム,ポリビニルアルコール(PVA)およびUV照射させたポリエチレン(PEuv)では,本系硬化物の表面にはDGEBAが多く存在し,表面から0.48μmの深さまで組成勾配を有していることが示された。一方γsの小さなポリテトラフルオロエチレン(PTFE)やポリプロピレン(PP)との界面では,DMSi-PPOが多く存在し,その濃度勾配が内部0.24μmの深さまで存在した。これら,バルクとは異なる組成比をもつ接着界面においては,バルクとは異なった相分離過程を経て硬化物中の相構造が形成されていることが示された。
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© 2004 一般社団法人 日本接着学会
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