日本接着学会誌
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研究論文
低温硬化型ポリシロキサン系ハードコート材料の創製
谷口 孝下山 直樹
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2009 年 45 巻 7 号 p. 248-254

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抄録
ポリメチルメタクリレート(PMMA)やポリカーボネート(PC)などの透明プラスチック材料(有機ガラス)は,軽くて割れにくいなどの特長を活かした展開が進められてきた。しかし,これらの有機ガラスは無機ガラスに比べて,表面が傷つきやすいという欠点を有しており,この欠点を改良すべく,筆者らはポリシロキサン系(PS系)からなるハードコート材料(HC材料)の検討を行った。とくに透明性,耐久性に優れたPMMAに適用可能な低温硬化型ポリシロキサン系ハードコート材料(PS系HC材料)として3官能性アルコキシシラン加水分解物と塩基性アルカリ金属塩である酢酸ナトリウムと有機酸である酢酸を有する緩衝溶液型硬化触媒からなる組成物を創製した。得られたPS系HC材料は塗料として安定で,100℃以下の低温で硬化可能,かつ表面硬度,耐熱(水)}性などの諸物性に優れた材料であった。
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© 2009 一般社団法人 日本接着学会
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