日本接着学会誌
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総合論文
天然ゴム複合化による高強度ポリ乳酸樹脂の開発
白石 浩平相良 宗作原田 大杉山 一男矢野 徹阪口 敬子
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2010 年 47 巻 4 号 p. 131-137

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抄録
高植物度の産業用部品の開発を目的に,ポリ (L一乳酸) (PLA) の物性改善を未加硫天然ゴム (NR),エポシキ化天然ゴム (ENR) を主成分として,結晶化促進剤および加水分解抑制剤の添加によって行った。ここに結晶化促進剤は開発したポリ (D一乳酸) とデンプン共重合体 (COPLA-DTM) と加水分解抑制剤としてのポリカルボジイミド (PCDI) を用いた。5%W/W の COPLA-D および3%W/W のPCDI添加で10%W/W の NR/ENR の添加によって,実用化の上で重要となる耐加水分解性を保持し,かつ97%W/W 植物由来の PLA 複合材料でポリプロピレン樹脂レベルの耐衝撃性および耐熱性を示す樹脂を調製することが可能となった。
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© 2010 一般社団法人 日本接着学会
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