日本接着学会誌
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研究論文
接着接合した金属薄板の塑性曲げ加工に及ぼす被着体厚さと接着層厚さの影響
瀧口 三千弘吉田 哲哉舟木 弥夫吉田 総仁
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2012 年 48 巻 12 号 p. 430-435

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抄録
アクリル系の高延性接着剤を用いて接着接合した金属薄板の塑性曲げ加工(V曲げ加工)に及ぼす被着体厚さと接着層厚さの違いによる影響について,実験と数値解析により検討した。とりわけ,接着板に生じる形状不良(カモメ折れ現象)と,接着層に生じるせん断変形(せん断ひずみ)に注目した。被着体厚さの違いによる影響を調べるために,板厚が.8mm,1.2mm,1.6mmのアルミニウム合金板A5052Pを,接着層厚さの違いによる影響を調べるために,板厚が1.0mmのアルミニウム合金板A5083P-Oを用いた。V曲げ試験は三点曲げとし,押し込み速度1mm/min,加工温度23℃,押し込み量8mmで行った。その結果,次のことがわかった。被着体の厚さについては,厚さが厚くなるほど接着板に生じるカモメ折れと接着層に生じるせん断ひずみが大きくなる。接着層の厚さについては,厚さが厚くなるほど接着板に生じるカモメ折れは大きくなるが,接着層に生じるせん断ひずみは逆に小さくなる。
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© 2012 一般社団法人 日本接着学会
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