日本接着学会誌
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技術論文
環境負荷低減型RTVシリコーンのフィラー選択による耐熱性改善
長 広明芦田 恭典中村 修平清水 航村上 泰
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2012 年 48 巻 7 号 p. 237-247

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抄録
本論文は高温・高湿下における室温硬化型シリコーンの耐久性に関するもので,機械的強度および接着強度についても論述する。著者らは,EU指令による有機スズ化合物使用規制に則ったスズフリー新規硬化触媒の開発に成功している。新規硬化触媒または従来型硬化触媒を用いて作成されたシリコーンの耐久性と機械的特性を比較すると,前者を用いて作成されたシリコーンは後者より作成されたそれより優れている。新規硬化触媒は,硬化剤としてのチタンアルコキシドと硬化助剤としてのカルボン酸エステルをそれぞれ等モル配合により作成される。新規硬化触媒を用いて作成されたシリコーン複合体は,それとほぼ同等組成である市販シリコーン複合体と同等以上の機械的性質と接着性を示し,チタンキレート硬化触媒で作成されたシリコーンより優れた機械的性質を示す。補強性フィラーであるアエロジルと増堂剤としての粉砕型炭酸カルシウムを選択的に組み合わせて作成したシリコーン複合体は,優れた高温・高湿特性を示す。
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© 2012 一般社団法人 日本接着学会
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