日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: J16
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安心・防災
エネルギー概念の形成状況に関する調査
*富岡 立行橋場 隆岡本 正志木船 久雄
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抄録
 エネルギー教育のアプローチには大きく、エネルギー概念の理解を中心した理科的な方法と、資源・エネルギー・環境の関わりの理解を中心とした社会科的方法の二つがある。学校教育において、前者はその名のとおり理科教育で、後者は社会科教育で取り扱われることが多い。しかし、理科教育は、自然の不変の原理、法則、概念等の学習が中心であり、エネルギー概念を主眼にしているわけではないため、人々が卒業後に正しいエネルギー概念を形成できているかどうかは疑問である。このため、関西在住の人々を対象にエネルギー概念の形成状況についてアンケート調査を行った。 この結果、多くの人々がエネルギーとエネルギー資源を混同しており、エネルギーの保存や転化に対しても誤解をしていることがわかった。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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