抄録
発電用加圧型軽水炉に、MOX燃料を炉心の約1/4迄装荷する場合の安全評価については、ウラン炉心に用いている判断基準並びにMOX燃料の特性を適切に取り込んだ安全設計手法、安全評価手法を適用することが妥当とされており、既に設置変更許可申請が許可されている。その後、MOXペレット熱伝導率の燃焼に伴う変化等のデータが得られていることから、これらを反映した感度解析を、安全評価事象のうち燃料温度条件が重要となる「出力運転中の制御棒の異常な引き抜き」及び「原子炉冷却材喪失(LOCA)」を対象として行い、許認可で適用している評価手法の妥当性を確認した。