日本原子力学会 年会・大会予稿集
2004年秋の大会
セッションID: E48
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中性子計測
中性子イメージング用輝尽性蛍光体の開発 (3)
CaBPO5:Ce3+ + CaF2の輝尽性蛍光出力特性
*坂佐井 馨片桐 政樹松林 政仁中村 龍也近藤 泰洋
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抄録
ガンマ線感度の低い中性子イメージング用輝尽性蛍光体としてCaBPO5:Ce3+ + CaF2蛍光体を見出し、その特性を調べた。紫外線による発光スペクトルは、添加するCaF2の量を増加するにつれ発光量は増大し、CaBPO5:Ce3+とCaF2のモル比が1:1.5程度の場合に最大の発光量があることがわかった。また、CaBPO5:Ce3+にCaF2を添加することにより輝尽性蛍光出力が一桁以上増大することがわかった。また、α線照射の場合はCaBPO5:Ce3+とCaF2のモル比が1:1から1.5程度で、中性子照射の場合は、1:1程度で最大の輝尽性蛍光量があることがわかった。しかし、α線照射の場合に比べて中性子照射の場合の増大率は小さい。これはSrBPO5:Ce3+ + SrF2の場合と同様、CaF2の添加量が増大すると中性子有感物質であるホウ素の量が相対的に減少するためである。
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© 2004 一般社団法人 日本原子力学会
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