日本原子力学会 年会・大会予稿集
2007年秋の大会
セッションID: B42
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γ線計測と応用
4πβ-γ同時計数におけるスピンコーティングによる検出非効率変化法
*佐藤 泰原野 英樹松本 哲郎山田 崇裕海野 泰裕畑 寿起森山 健太郎柚木 彰桧野 良穂工藤 勝久河田 燕
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抄録
4πβ-γ同時計数において、スピンコーティングを用いて検出非効率を変化させ、試料の放射能絶対値を測定した。4πβ-γ同時計数法は、放射能を絶対測定する方法であり、見かけの放射能と検出非効率の測定値の組を複数得て、見かけの放射能を検出非効率の関数として効率外挿を行い、検出非効率が0即ち検出効率が100%の点の見かけの放射能を放射能絶対値とする方法である。これは、β線検出器で転換電子やγ線を検出してしまうことの補正を行うことに相当する。測定試料としては放射化した金箔を用いた。金箔中の198Auはβ崩壊核種であり、我々は、金箔に導電性インクをスピンコートすることを繰り返すことにより、β線の導電性インクに吸収される数を増やして検出非効率を段階的に変化させることを考案した。実際に本方法により測定を行ない、金箔中の198Auの放射能を求めることができた。さらに、得られた放射能について、従来法で得られた放射能と比較検討を行った。
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© 2007 一般社団法人 日本原子力学会
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