抄録
高レベル放射性廃棄物処分に関する問題を自分自身の問題としてとらえ、国民的な活動として展開するためには、一般公衆に理解して考えるための基礎や動機付けが重要になる。そこで本研究ではデジタルデバイスを用いたツールを開発し、中学校、大学、一般公衆に対して実践を試みた。若い世代では、ゲーム感覚で問題意識を共有するという点で本ツールのメリットが示された。また、一般公衆にたいしては「きっかけ」としての動機付けという観点ではよいと考える方もいる反面、難しいと考える人も多く、本ゲームを実施対象に従って難易度を変える等の工夫が必要であることが示唆された。