抄録
非破壊測定法であるイメージングプレート(IP)法により、トリチウムから放出されたβ線によって生じるX線を測定することで、escape depth より深部に分布しているトリチウムが評価可能になる。本研究では、10-18.6keVにK,L殻電子吸収端をもつ各種フォイルをアブソーバーとして用い、IPとバルクの間にフォイルを挿入して取得したPSL(輝尽性発光,Photo-Stimulated Luminescence)減衰曲線がバルク中のトリチウム深度に対して系統的に変化することを利用して深度分布の情報取得を行った。定量評価に向けて、トリチウム濃度、深度分布が連続して変化するときのPSL減衰曲線の変化を実測と計算法により検討した。