日本原子力学会 年会・大会予稿集
2012年春の年会
セッションID: J29
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軽水炉被覆管
衝撃荷重を受ける燃料棒の座屈挙動
(3)燃料ペレット強度の影響
*中司 雅文安田 隆芳感本 広文河村 庄造
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抄録
動的有限要素解析コード(LS-DYNA)を用いて、使用済み燃料棒に衝撃荷重が作用したときの被覆管の応力、ひずみおよび変形モードに及ぼす燃料ペレット強度の影響に着目して解析した。   その結果、(1)燃料ペレットについては六面体要素に分割することにより、安定した結果が得られることが分かった。(2)検討範囲内でのギャップ量の差異が座屈挙動に与える影響は小さいことが予測された。(3)ペレット強度が増加すると衝撃荷重も増加するとともに最大荷重持続時間は短くなる。また、ペレット強度が増加すると衝撃荷重が振動する傾向が予測された。(4)衝撃後には、試料の上下端近傍でペレットの圧縮塑性変形によってギャップは埋まり、時間の経過とともにギャップは両端から閉じるものの、中心領域ではペレットが弾性のまま残存し、燃料棒の曲げが顕著な部分にはギャップが生じていることが予測された。
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© 2012 一般社団法人 日本原子力学会
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