画像電子学会年次大会予稿集
Online ISSN : 2436-4398
Print ISSN : 2436-4371
Visual Computing グラフィクスとCAD 合同シンポジウム2005
セッションID: 05-2
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9:00-10:30 座長:栗原 恒弥(日立製作所)
物理指向補間による弾性体アニメーションの制御手法
*近藤 亮金井 崇安生 健一
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抄録
自然な変形物のアニメーションを得るためには,物理シミュレーションなどの手法が用いられる。しかしながら,ユーザの意図する動きをシミュレーションを用いて得るためには,複雑な初期パラメータの調整が必要であり,実際の映像制作に活かされることは少なかった。そこで本論文では,ユーザが形状を制御することのできる弾性体のアニメーション手法を提案する。キーフレームで指定された形状情報を用い,物理法則に基づいた物体の変形を制御することができる。また,これを実現するために有限要素法を用いた新たな形状補間手法を開発した。これらの制御手法により,自由度の高い自然なアニメーションを生成することが可能である。
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© 2005 一般社団法人 画像電子学会
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