主催: 画像電子学会
共催: 東邦大学, 東京電機大学, 日本大学, 千葉工業大学, 社団法人 情報処理学会
近代以前の西洋絵画においては,網膜像的に描かれた絵画が主流であったのに対し,近代以降では視覚的な抽象的絵画が描かれるようになった.この変化の要因として,網膜像的な手法では表現できない人にとってのリアルさの追求がある.本論文では,この背景の中,近代の絵画の分析を元にして,形態視,空間視,色彩視といった視覚認知のプロセスのモデル化について提案する.また,そのモデルに基づき,入力した視覚対象モデルについてパラメトリックに変換を行う手法の提案,およびパラメータ変換を実装した対話的画像変換システムの作成を目的とする.