日本建築学会論文報告集
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2122 鉄筋コンクリート部材の捩り抵抗について : その2・断面辺長比の影響(I)(構造,第1回 日本建築祭 研究発表会 学術講演要旨集)
大野 和男谷 吉雄
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1964 年 103 巻 p. 178-

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抄録
先に鉄筋コンクリート部材の捩り試験について特殊な試験機を必要としない新加力法を提案した。これによれば任意寸法の断面をもつRC部材の純粋捩り試験又は曲げと捩り,曲げ,剪断と捩りの組合せ応力下の試験を簡易に行い得る。本報では同じ加力法を用いて鉄筋コンクリート部材の純粋捩り抵抗に及ぼす断面辺長比の影響を検討するために,軸鉄筋比,コンクリート強度,捩りスパン長,梁巾を一定とし長方形断面の成と幅の比(辺長比)を変化させて行った実験結果を報告する。
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© 1964 一般社団法人日本建築学会
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