日本建築学会論文報告集
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2164 引張ボルト接合の基礎的研究 : 偏心引張力を受けるボルト接合部に関する実験(構造,第1回 日本建築祭 研究発表会 学術講演要旨集)
鷲尾 健三脇山 広三永井 義規巽 昌三
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1964 年 103 巻 p. 220-

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抄録
接合部のプレートが十分に剛性を有しない場合,接合部のボルトはプレートが変形することによって,偏心及びてこ作用による曲げ引張力を受け,特に短いボルトは強度的に不利であるので,フランジ・プレートの厚さの変化及びフィラープレートの挿入で,締付け厚さを変化させること,又,フランジ・プレートをカバープレートでおおい,変形を拘束すると同時に締付け厚さを増すことによって得られる補強の効果を知るために行った実験である。
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© 1964 一般社団法人日本建築学会
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