日本建築学会論文報告集
Online ISSN : 2433-0027
Print ISSN : 0387-1185
ISSN-L : 0387-1185
2087 高張力ボルト摩擦接合に関する研究(構造)
仲 威雄加藤 勉吉本 昌一
著者情報
ジャーナル フリー

1959 年 63.1 巻 p. 581-584

詳細
抄録
高張力ボルト摩擦接合の特徴は、ナットを強く締めつけ高張力ボルトに初張力を与え、締付け板の接触面に生じた摩擦力によつて応力を伝えることにある。したがつて、ボルト初張力の導入と板間摩擦係数の確保がこの工法の基本的な事項であるが、まだバラツキが大きく、一般化の段階にはいま一歩の状態である。ここに報告するのは(1)ボルトの締めつけ機構に関する研究および(2)高張力ボルト摩擦接合部せん断実験である。
著者関連情報
© 1959 一般社団法人日本建築学会
前の記事 次の記事
feedback
Top