抄録
ランドスケイプデザインの本義を地理学を生かして追求し、生態学的土地・資源管理に活用すべきことを、2013年秋季学術大会、2014年春季学術大会に続いて提案する。
2002年より2箇年、吉備町 (面積36.37m2、当時の人口14,694人。現有田川町) 都市計画マスタープラン1) を高嶋克宜 (博士、地域経済学。当時株式会社アイ・エヌ・エーに所属) と作成した。筆者は、図1の地形発達史と土地利用変遷史の相関性評価など、土地・資源管理の景観生態学的考察を基本に作業を行った。
今回はその実際について報告する。