日本地理学会発表要旨集
2021年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P003
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発表要旨
北海道・常呂川の水質に与える人為的影響(1)
*蓑島 誠小寺 浩二
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抄録

常呂川は北海道オホーツク総合振興局管内に位置しており大雪山系三国山(標高1,541m)に源を発し、置戸町、訓子府町、北見市の1市2町を貫流してオホーツク海に注ぐ、流路延長120km、流域面積1,930㎢の一級河川である。流域人口は1985年の144,828人をピークに2020年の国勢調査では123,066人と人口減少が進んでいる。流域の産業は農林水産業の一次産業が主体である。一方、2020年北海道内一級河川の水質現況によると20河川中BODの値は最下位となっている。そのため常呂川の本川及び支川22地点で毎月定点観測を行い、水環境の悪化の要因を考察した。

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