日本地理学会発表要旨集
2022年度日本地理学会秋季学術大会
セッションID: P011
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発表要旨
AMeDAS府中(東京)における2009年以降の年間降水時間
~生活に密着した気候値を追究して~
*千葉 晃
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抄録

本研究では,1年間のうちに降水現象が観測される時間がどれだけなのか調査した.都内にあるアメダス府中を解析対象とした.降水のデータは,気象庁ホームページの気象統計情報のアメダス1時間値を使用する.解析対象期間は2009年~2021年までの13カ年と設定した.そこでの年間降水時間数は581時間(2013年)~811(2015年)時間であった.これらを百分率に換算すると年間8760時間(閏(うるう)年は8784時間)のうち6.63%~9.26%の範囲であった.午前7時と8時に注目してみる.1年間で午前7時に0.5mm以上の降水が確認できた回数は,25~34回,同様に8時は25~38回で総じて年間30回ほどであることがわかった.

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© 2022 公益社団法人 日本地理学会
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