2021 年 13 巻 2 号 p. 166-169
症例の概要:50歳の女性.右下臼歯部の欠損と左下臼歯部の咬合時疼痛に起因する咀嚼困難を主訴として来院した.保存困難な歯を抜去した結果,下顎両側遊離端欠損となった.欠損部に対してインプラント治療を行い,良好な経過を得たので報告する.
考察:暫間補綴装置の咬合調整,形態修正を重ねクロスマウントを行うことにより暫間補綴装置の咬合・形態を最終補綴装置に反映させることができた.
結論:下顎臼歯部遊離端欠損症例に対してインプラント補綴は咀嚼機能・審美性の回復に有効であり口腔関連Quality of Life(QoL)が向上することが示された.