2022 年 14 巻 4 号 p. 447-450
症例の概要:患者は70歳男性.上顎ブリッジの動揺・多数歯欠損による咀嚼障害のため来院した.プロビジョナルブリッジおよび治療用義歯による咬合挙上とモチベーション維持のための患者指導を行った後,最終補綴装置を装着した.
考察:外科的前処置や補綴的前処置が最終補綴への重要なステップであるとともに,患者との良好な信頼関係を構築する大きなきっかけとなった.さらに,内発的動機付けを行うことにより,患者自身の治療のモチベーションも継続させることができた.
結論:効果的な前処置および内発的動機付けにより,補綴治療を行い良好な経過を得た.