日本補綴歯科学会誌
Online ISSN : 1883-6860
Print ISSN : 1883-4426
ISSN-L : 1883-4426
◆企画:第132回学術大会/シンポジウム3「リアルワールドデータの歯科における利活用」
リアルワールドデータを利用した観察研究の利点と欠点
山本 陵平
著者情報
ジャーナル フリー

2024 年 16 巻 1 号 p. 17-21

詳細
抄録

 1990年代以降に普及したevidence-based medicineにおいては,ランダム化比較試験(RCT)によるエビデンスが重要視される.しかしながら,RCTで確認された効能(efficacy)が,リアルワールドにおいても同様に確認されるとは限らないため,大規模なリアルワールドデータ(RWD)を利用した観察研究において,その効果(effectiveness)を確認しなければならない.RWDを利用した観察研究は,さまざまなバイアスの影響を受けやすいため,傾向スコア法や操作変数法等の技術を活用して,適切にバイアスに対処しなければならない.

著者関連情報
© 2024 公益社団法人日本補綴歯科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top