日本補綴歯科学会誌
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◆企画:第132回学術大会/臨床リレーセッション3「現代補綴の到達点:支台歯形成から補綴装置装着までのステップ」
現代補綴の到達点:支台歯形成・プロビジョナルレストレーション・印象採得・補綴装置装着まで プロビジョナルレストレーションの役割と臨床応用
伊藤 雄策
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2024 年 16 巻 3 号 p. 349-353

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抄録

 『PROVISIONAL』という言葉は,ラテン語の「Pro - Video」が語源とされている.1926年にはMcCollumとStallardを中心としたメンバー等が「California Gnathology Society」を設立し,“ナソロジカル・コンセプト”なるものを提唱し,その中で「ゴールドプロビジョナルレストレーションを長期間仮着し,治療の効果を確認する.」としている3).1940年『PROVISIONAL RESTORATION』として論文で紹介したのがHarold-R.-Stanleyである.1970年Herbie Colemanらは,すでにPROVISIONAL RESTORATIONという用語を用いており,1974年Morton Amsterdamは,著書の中で,PROVISIONAL RESTORATIONを用いて予後の観察を行うことの重要性を述べている.このように50年以上前からプロビジョナルレストレーションは,臨床の中に根付いてきたものと思われる.

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