2024 年 16 巻 3 号 p. 354-359
支台築造は,歯質欠損を補い,歯冠修復装置を装着するために適正な支台歯形態に回復することから,その臨床的意義は高い.レジン支台築造は,金属鋳造による支台築造に比較して有利な点が多い.過去の臨床研究から接着を前提として,歯冠部残存歯質量から根管処置歯の支台築造に関する臨床的ガイドラインを作成した.臨床的ガイドラインは,残存歯質量からクラスⅠ〜Ⅴに分類した.その結果,ポスト形成が必要なクラス(残存歯質量)が示された.また,レジン支台築造ならびにファイバーポストの有用性が示された.